見出し画像

STORY #9 れいかの「舞台で輝く最高の一日」—VIVITA ARTISAN CLOTHES PROJECT in 二子玉川 Powered by 東急

このプロジェクトについて

2021年の春、9名の子どもデザイナーが、第一線で活躍するアルチザンやクリエイターと共創する「VIVITA ARTISAN CLOTHES PROJECT in 二子玉川 Powered by 東急(株)」に参加しました。

子どもたちがいつか叶えたい「最高の一日」をモチーフにして、誰もが「特別な日」に着たくなる「特別な一着」をデザインしました。ひとつひとつの作品が生まれたストーリーを、子どもデザイナーと一緒に活動したクリエイター/クルーのレポートでご紹介します。

デザイナー紹介

れいか

れいか
キラキラしたものが大好き。
将来はサックスのプロプレイヤーになって、世界中をツアーして回りたい!

れいかの「特別な一着」

れいかサンプル

商品名:舞台で輝く最高の一日

コンセプト:鮮やかに、私を輝かせる。
ステージに立つ、あらゆる人に着てほしい。プレイヤーを輝かせ、観客の心がおどるような華やさを追求しました。

メッセージ:
10年後の誕生日、サックスのプロプレイヤーになったわたしは、世界ツアーで大好きなアーティストと共演!それがわたしの「最高の1日」です。「ステージに立つ、あらゆる人に着て欲しい」、「演奏といっしょに、ステージ衣装も楽しんでほしい」という願いを込めてデザインしました。

特徴:
大きな舞台でも目立つ鮮やかなピンクの生地とブルーのパイピングと、アルゼンチンをイメージした背中のプリントが特徴です。オーソドックスなシャツにフォーマルな燕尾服のスタイルを採用しました。

れいかディテール

「舞台で輝く最高の一日」が完成するまで

画像4

・自分自身を観察し、マインドマップをつくって分解してみる
れいかの好きなもの、興味があること、面白いと思うものをピックアップして話し合いながらつくりました。(みっく)
マインドマップを作っているときに、いま気になることは何?と聞いたら「宿題が終わるか心配!」と言っていたのが印象的でした。(りえち)

画像5

れいか_マインドマップ

・「最高の1日」をイメージして、言葉にしてみる
れいかはやりたいことや夢がはっきりとしていて、具体的なイメージが湧きやすかったです。(みっく)

画像8

・「最高の1日」のマインドマップをつくる
最初につくったマインドマップを掘り下げました。れいかの「最高の一日」がより具体的で分かりやすいものになりました。(みっく)

れいか_最高の1日_マインドマップ

画像9

・モチーフを集めてムードボードづくりに挑戦する
ネイルやデコレーション素材などのキラキラしたものや、ピンク色の画像を配置。スタイルがはっきりと視覚化されて、仕上がりイメージがはっきりしました。(みっく)

画像10

画像11

・ムードボードからカラーやテイストを決め、デザインを考える
背中の柄を手書きの絵にすることで、れいかちゃんがアルゼンチンを好きなことがより伝わり、素晴らしいなぁと思いました。手書きの絵は躍動感もあって、素敵です。(ゆうこ)

画像12

画像13

・実現に向けて、シタテルとの交渉
背中にグラフィックをプリントするために、中心に入っていたタックを左右に振り分け。また、パイピング部分に使いたいキラキラした素材については、シタテル廣瀬さんに探してもらうことになりました。(りえち)

画像14

・素材を選ぶ
キラキラした副資材を使いたかったけれど見つからず妥協案になりましたが、キラキラしていなくても、れいかの好きなもののスタイルが出るように工夫をしました。(みっく)

画像15

・スタイル画/仕様書

れいか仕様書

・世界観を言葉にして、プレゼンテーションの準備
もともと、れいかは自分の好きなことがハッキリしていて迷いがなかったので、世界観を言葉にするのも難しくありませんでした。「派手にデコるのが好き」なれいかのために、派手なフリー画像探しをがんばりました。(りえち)

画像17

・完成したサンプルと対面
他のチームのシャツとは違い、色鮮やかなピンクがとても目立っていて良かったと思います。れいか本人が試着したら、とても似合っていました。(みっく)

画像18

画像19

・プレゼンテーションに挑む
とても緊張していたけれど、堂々と説明ができていました。メモやモニターをあまり見ないで喋ることが出来ていましたね。(みっく)

画像20

画像21

れいかとの道のり

選んでいる生地の色彩が美しいです。ステージ映えもすると思います。前からちらりと見える裾がオシャレです。元気な色彩は見ているこちらも元気にしてくれますね。れいかちゃんがステージに立つ日が楽しみです(ゆうこ)

れいかには憧れているタンゴ歌手がいて、その人と共演するのが夢。タンゴのオーソドックスなバンド編成にはサックスが含まれないので、新しいタンゴ音楽→YouTubeでバズる→情熱大陸→ニューヨークタイムスに載る!というストーリーをいっしょに妄想したのが楽しかったです。れいかがこだわった鮮やかなピンクが本当に似合っていました。このまま、自分の「好き」を極めてくださいね!(りえち)

れいかの「舞台で輝く最高の一日」はこちらで購入できます!

画像22

れいか & みっく(右)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?