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ひまそらあかね(2)火喰い鳥とcolabo問題

私は漫画が好きだがオタクではない
新しい物語に出会うのが好きないっちょかみ人間だ
私にとってオタク・マニア・専門家はリスペクトの対象である
自分がそれになれないのはとことん向き合えないからだと暇空茜さんが教えてくれた

暇空茜さんは私が見つけたYouTube内の物語の1つだ
暇空茜さん物語と並行していくつもの物語があった
それこそ、とことん向き合えない私はそのたびに色んな物語に熱中しては冷めた

暇空茜さんはその中で珍しく追い続けた人
その理由はいくつかある

まずはColabo問題を取り上げたから
私は人が支え合って協力し合って生きることは大事だと思っている
弱い人や困っている人の味方がいる世の中は良い世の中だと思っている
だからNPOの活動をしている人が他者に対して「キモい」を連発していることが不快だった

あらゆる人に尊厳がある
あらゆる人に人権がある

せめて弱き者の手助けをする人には、それを理解していて欲しかった
自浄作用を働かせて欲しかった
なぜ同じ活動をしている人たちが「それはおかしい」と公に指摘しないのか不思議だった
私はツイッターをしていなかったから見えていなかったのかも知れない
でも長々と、嬉々として、シリーズになるほど「キモい」は続いていた

対する暇空茜さんも口汚く煽っていた
そっちは良いのかと思うだろう
良くはない
だからその当時はどっちもどっち、鬼が出るか蛇が出るかという思いで眺めていた

暇空茜さんはそのうち会計の曖昧さにたどり着いた
彼は叫んでいるだけの人ではない
罵っているだけの人でもない
情報を精査するまでの間、あらゆる角度から疑問に思うことに向き合っているのだと気づき始めた

この大騒ぎしている人は火喰い鳥なのではないか
この人はアクティブフェーズやアグレッシブフェーズを行って、認知プロファイリングに結びつけているのではないか

そう仮定すると彼の言動はむしろ興味深く思えた
白鳥圭輔が実在するなら火の粉の飛んでこない範囲で見ておこうと決めた







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