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お絵描きメモ

2024/08/02時点での描き方をかいていきます。
キャラクターを描く時の流れをメモしておきます。
作業環境
・Wacom Sintiq13HD (液晶タブレット)
・Paint Tool SAI Ver2 (使用ソフト)

1.下描き

個人的には下書きが一番重要だと思っています。
全体のバランスがほぼここで決まります。後の工程全てに影響を与えるのでイケる!と思えるものが描けるまで直します。(ここでの修正、描き直しは比較的簡単ですし)

フォルダ:下書き レイヤー1
まず下書きとしてアタリを描きます。キャラクターのポーズ、位置、最終的に置くエフェクトなどをざっくりと決めます。(色は薄めの青を使用)

フォルダ:下書き レイヤー2
次にキャラクター自体をざくざく描きます。この工程でほぼ完成が見えます。
個人的な描き順としては目、輪郭、髪、体、その他の順に描いています。

2.線画

フォルダ:キャラ名、サブフォルダ:線画、レイヤー:顔、髪、体
下描きで描いた線を確定していきます。基本的には下描きの線をなぞるだけになります。
※長い直線、曲線を描くのが苦手なためベクター線も使っています。
メモ:ベクター線はそのまま使用すると単調な線になるので筆圧変更ツールを使用して太さを変えます。簡単なルールとしては線の端と光の当たる部分は細く、陰になる部分は太くします。

フォルダ:キャラ名、サブフォルダ:線画、レイヤー:太線
線画が一通りかけた後、キャラクター以外(透明)の部分を選択して選択部分を反転します。これでキャラクター部分のみ選択した状態になります。
そこから選択された範囲を拡張します。(今回は5ピクセル分)
拡張した範囲と元の線画の間をバケツツールで塗ります。
これでかなりキャラクターがはっきりします。

が、範囲拡張を行うとはあまり線がきれいになりません。
塗り残し、外周のガサガサした部分、うまく拡張されなかった線を修正します。

選択範囲を使用した太線は外周の線のみとなります。このままだと不自然な線ができてしまうので修正します。
外周から内側に突き抜ける線を太くします(線が長い場合は徐々に元の線の太さにする)

線画の完成です。

3.色置き

フォルダ:キャラ名、サブフォルダ:色、レイヤー:色毎
色を置いていきます。(色塗りと言わないのはバケツツールで色をポンポン置いていくだけだからです)
後で色を変更できるようにレイヤーは原則1色につき1枚作成します。
(色調補正で簡単に変更できるので便利)
塗りはバケツツールを使用します。
太線のところで書いたように細い部分は鉛筆ツールを使用して塗り残しをつぶします。

色が置けたら目、柄などを新規レイヤーで描いていきます。

4.影つけ

フォルダ:キャラ名、サブフォルダ:影、レイヤー:影1 影2 肌
一度色塗りレイヤーを非表示にして影を付けます。
肌は色置きで使用した肌色、それ以外の部分は薄い灰色、濃い灰色の2色で付けます。
影色で線を引き、バケツで塗りつぶします(細い部分の塗り忘れに注意)

サブフォルダの合成モードを「乗算」にします。(フォルダ単位の合成モードがなければレイヤー一枚一枚で設定)
非表示にしていた色を表示します。

5.ハイライト

フォルダ:キャラ名、サブフォルダ:ハイライト、レイヤー:ハイライトカラー毎
ハイライトを付けます。
・目と髪は鉛筆ツールで線を描きバケツ塗り
・その他布、肌はマーカーツールでうっすらいれます


完成!!

やったね!

本来ならば前景や背景など入れるのですが今回は割愛します٩( 'ω' )و

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