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変化のはじまり。


数年前の私は、私であり、私でない。

私の殻を被った、私。

数年かけて、少しずつ殻が剥がれ、今の私になりました。


人に嫌われないように。
人に怒られないように。
人の機嫌を損ねないように。

自分を押し殺し、
自分が我慢していることさえ、気づいていませんでした。


でも、当時の私が不幸だったわけではありません。

それが普通。


誰に望まれたわけでもなく、
自らが知らない間にそれを望み、
その通りに生きてきたから…。


いつの間にか、不満を抱えていても、
吐き出すことさえしなければ、
誰に気づかれることもなく、
たとえ、目が笑っていない笑顔でも、
それが私にとっても、周りの人にとっても
普通でした。


今では、とても仲のいい人ですが、
出会った当時のことを振り返ると、
いつも言われることがあります。

『この世の不幸を、全部自分が背負っているような顔をしていて腹が立った。』

その当時、私のことを大嫌いだったそうです。


そういう風に、初めから内面の私に気づいている人は、
初めから近づいては来なかったでしょうね。

だから余計に、我慢している自分に気づかなかったのだと思います。


その私が、変わるきっかけとなったもの。

それは一枚のCDでした。

姉からもらった、CD。
それは、中村文昭さんのCDでした。

一度聞き始めると、途中で止めることができず、
目的地についても、車から降りれませんでした。

それから、何度も何度も聞きました。

『頼まれごとは試されごと』

人から頼まれたこと、
どんな些細なことでも、
全力で、その人の予想を超えてすることで、
喜んでもらえる。

心の中で、『そうなんよ。そうなんよ。』と何度も思いました。

そして、直接聞いてみたいと思い、
検索し、近くで開催された講演会に参加。

なんとそれは『プレ講演会』

その当時は、プレ講演会が、
その講座に入ってもらうためのもの。ということも知らず、

ただ

『もっと聞きたい!』

その思いだけで、申し込んでました。


それが、変化への第一歩だったんでしょうね。





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