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ドリルの問題の世知辛さに泣く

Nintendo Switchのプレイ時間と引き換えにするために、プリントやドリル・問題集をこなしていく息子が、どうしても答えが書けないといってあるプリントを持ってきた。

息子「この問題なんだけど、答え書けない。」

私「0って薄く書いてあるところなぞるだけじゃん。」

息子「うさぎさんは2個輪投げ入ってて、クマさんは1個入ってる。たぬきさんが入ってない。たぬきさんが・・・泣いてる・・・。」

私「1個も入らんかったら悲しいやろねぇ。」

息子「どうしても1個入れてあげたい。」

私「問題やしなぁ。」

息子「たぬきさんかわいそう・・・。」

で、大泣き。一旦落ち着くと、

息子「じゃあ、このプリントやってくる。」

と、ひとりごちて、引き返していった。

その後、「丸付けして。」と持ってきたプリントの「薄いゼロ」はなぞってあったものの、たぬきの輪投げの棒に、1本輪投げが書き足してあった。

問題は問題として、これも人としては正解なのだろうなと思ったので、Switchのプレイ時間は優しさボーナスで1.5倍した。

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