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サントス会長、カリーレの違約金「知らなかった」

サントスとカリーレとの契約は最終決定していない。クラブは2024年の監督と発表し、プレゼンテーションまで行ったが、V・ファーレン長崎との契約解除金の支払いをめぐる金銭的な行き詰まりが水面下で話し合われ続けている。ここ数日、長崎側が推定730万レアルの違約金を受け取っていないと発表した後、サントスの法務部門は行動を起こし、支払いの交渉と長崎との良好な関係を再構築するために担当者を派遣することになった。

テイシェイラ会長によれば、カリーレは昨年12月にサントス就任の相談を受けていたという。

交渉中、カリーレとその代理人のパウロ・ピトンベイラ氏も、V・ファーレン長崎との契約解除金についてサントスには伝えていなかった。経済的な制約を知らずに契約を結んだサントスは、その後驚くことになった。

「1月に長崎がカリーレに関するコメントを発表したので、法務部門に確認した。これから書類を査定する。我々はすでに、代表者を日本に派遣する準備をしている。私たちは、カリーレの代理人との間で私たちが何をしたか、その透明性を提供したいと考えている。驚いたことに、こんな結果になるとは思っていなかった。違約金が科せられる可能性があるが、私たちはまだそれを認識していない」今週月曜日、サントス会長は説明した。

先週『ge』の取材に応じた代理人パウロ・ピトンベイラ氏は、事態は解決したとしながらも、サントスとは守秘義務契約を結んでおり、詳しいことは言えないと強調した。そのため、両者の見解は食い違っている。

長崎との合意がなければ、サントスはカリーレとの契約をブラジルサッカー協会(CBF)に登録することができない。そのためには、長崎側がFIFAの移籍市場に手放す必要がある。にもかかわらず、すでにカリーレはサントスで仕事を続け、プレシーズンの活動を指揮し、移籍市場で新しい選手を探す手助けをしている。

行き詰まりはあるものの、サントスはこの話が良い方向に進み、1月21日のパウリスタン開幕戦までにはカリーレを獲得できると確信している。

「サントスはこのプロセスに従い、良好な関係を維持するために日本に滞在するだろう。私たちはいかなる種類の問題も望んでいない。結果が双方にとって有益であることを望んでいる。法務部門チームはサントスに害を及ぼすことなく契約を可能にしようとしている。プロフェッショナルとして、嫌がらせのようなものではない。」とテイシェイラ氏は結論づけた。


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