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長崎サポのための予備知識『下平隆宏』編


Mr.SHIMOTAIRAを知るための雑記

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柏を率いた2018年も低迷した後、立て直せずに5月12日に解任されているので「ドツボに嵌ったときにチームを立て直す能力は高くない。」というのも間違いないがチーム作りが上手な監督であることは確か。

「過去2年間の実績」、「監督としての能力」、「ようやくスタイルがチームに根付きつつある状況」などを考えるともう少し我慢したいところ。

下平監督を斬った場合は現実的なサッカーを取り入れる監督にバトンタッチされる可能性は高いが(短期的には結果が出るかもしれないが)長い目で考えるとクラブにとってはマイナスである。「若手を抜擢しつつ、チームに確固たるスタイルを根付かせることができる監督」というのは少ない。


「プレー強度と縦に速いスタイルをもたらした。(チームが)次のフェーズに行けたことは間違いない」と西山GMは評価する。それでも来季の契約に至らなかったのは「軽い失点が多く、勝ち点に結びつかなかった。それが最後まで改善できなかったこと」に尽きる。

最後の4試合で自分の色を出せた。就任当初に理想であった433を試したが、うまくいかず、結果につながりませんでした。そこから試行錯誤し、選手に合った戦い方を選びながらやってた。結果を出さなければいけないことにこだわり過ぎた部分があった。1年かけて土台をしっかりつくるべきだったと反省しています。
今思えば最後の4試合で見せたものを、もっと早い段階で提示し、我慢しながら落とし込んでいたら良かったなと思います。ただ、結果を優先しなければいけない中で時間がなかったのも事実。


「紙一重なんですけど、(下平監督は)とにかく決断が速い。選んだものを正解にする強さもあるだろうし、やっぱり、下さんは選手個人のことをよく観察しているんだと思います。普段の練習は、いつも撮影していますが、下さんは、その練習映像を何度も見返しています。だからわかるんだと思いますね、選手のことが。あとは選手を本当に信頼しています」


※ 試合後の監督、選手の言葉。特にラスト4試合に注目

第39節 △ vs 栃木 1 - 1
https://www.oita-trinita.co.jp/toriten/fight/202310105497/
第40節 ○ vs 秋田 2 - 1
https://www.oita-trinita.co.jp/toriten/fight/202310105839/
第41節 △ vs 金沢 2 - 2
https://www.oita-trinita.co.jp/toriten/fight/202311106003/
第42節 ○ vs 群馬 2 - 1
https://www.oita-trinita.co.jp/toriten/fight/202311106334/


動画

松原良香との対談、第5弾まで。

2023シーズン最終節の解説。現時点で最も参考になるかも。

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