
香り纏う•ヒストリー2
〜第ニ章〜 『思い』
地(わたし)は
思いを馳せながら…
天(あなた)を
いつも見上げている…
前回の偶然の出逢いから
人類はどのようにして「香り」の
ヒストリーを織りなしていくのか…
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◆古代エジプト◆
世界最初の調香師は、
エジプトの神官
(当時の医師のような存在)であり、
その香りを神に捧げていたと
言われています。
その為、当時の神官たちは
薫香(くんこう)の知識を
大切な技とみなしていました。
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🖍薫香(くんこう)とは🖍
焚く芳香製品のこと素材としては、
⚫︎ミルラ(没薬 もつやく)
⚫︎フランキンセンス(乳香 にゅうこう)
⚫︎サンダルウッド(白檀 びゃくだん)
⚫︎シナモン(肉桂 にっけい)
⚫︎ムスク(麝香 じゃこう)など
では、何故「香り」を神に捧げていたのか??
当時の古代エジプトでは「香り」は、
天と地上の住人を結びつけると
考えていたからです。
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今も昔も「天」に、
人類は思いを馳せてしまう。
「地」に住む人類は
手が届かないからこそ、香りを使って
「天」と繋がっていたかったのです。
皆さんは、
どんな太陽の光、
どんな月の形、
どんな空色、
どんな雲の表情が好きですか?
ちなみに私は秋の夕暮れの
空が大好きです。
ピンクとムラサキと水色の水彩画のような
なんとも言えぬ混じり合いが好きです💕