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【配信画面カテゴリー】ステージ一覧


今回のテーマは「ステージ一覧」です。必須級では無いものの何かと作っておくと便利な画面であるのと同時に、デザインに幅があり作っていて楽しい画面です。

私は普段AREA CUP(エリア杯)の配信とカメラマンをしているものです。
詳しい実績などは以前の記事に書いておりますので良かったらご覧ください。

画面構成

私が作る際は

・「使用ステージ」テキスト
・ステージ画像(大会で使用する分)
・ステージ名

が基本構成です。

ステージ一覧の使い所

大会配信冒頭の大会のルール説明の際に使います。大会によってはステージを絞って行われるものもあるため、全ステージ採用の大会であっても必ず出します。また、エリア杯の準決勝・決勝ではカウンターステージ制(前のセットを落としたチームがステージ選択権があるルール)を採用しているため、実況解説が「どのステージが選ばれそうか」という話題の際に映したりしています。

いろんな大会の画面レイアウト

エリア杯系列、みも杯、STS

全ステージ採用のレイアウト

参照したレイアウトはエリア杯。全ステージを採用する大会の殆どはこんな感じのレイアウトになります。(挙げた大会は全て私が担当しているので似るのは当たり前ですが…)最近はステージが多いため情報量が多くなり各ステージが占める面積が小さくなりがちです。なので、スマホ視聴の視聴者にとっては見づらく感じてしまうかもしれないですが、のちほど書きますが私はそうゆう問題に関してはある程度割り切っています。

リプロ系列

ステージを限定するレイアウト

参照したレイアウトはINK WAVE。リプロ系列の大会はステージを限定したルールが採用される傾向にあるため、レイアウトや画面構成に無理がないです。各ステージ画像を少し上下にずらすのが、大会のイメージであるスポーティーさと相性がいいです。そういった工夫が入れやすいのが情報量が少なくなるステージ限定ルールのメリットです。

Ban/Pickルール採用大会

参照したレイアウトはMimo cup 5th. -4K/custom-。こちらは運営の都合で配信化できなかったのですが、STSがXへの投稿物として素材提供した大会です。スプラ界隈ではBan/Pickのルールは浸透していませんので、ちゃんとしたルール説明画面が必要でした。ですからルール説明画面の性質も持ち合わせた画面になります。余談ですが、こちらのBan/Pickのルールですが私が助言して決定したルールになっています。スマブラの大会を参考にしています。

伝えたいことの優先順位を考える

全ステージを採用するような大会のステージ一覧は情報量が多くなりがちで、正直ステージ画像とステージ名をどちらもみやすくおしゃれにレイアウトを考えることは難しいです。スマホ視聴のことも考慮するとなればなおさらです。全てが無理であるなら各情報に優先順位を設けましょう。ステージ一覧であれば優先するべきものはステージ画像です。ステージ名はモニターのフルスクリーンでみる実況解説がしっかり読めればいいかなという気持ちで配置しています。画像は伝えることにおいてはとてもコスパがいいです。また見栄えがよくなる傾向にあるため、私は優先順位という考え方を使います。

ステージ画像の選定

ステージ一覧を作るうえで意外と苦戦するのが、ステージ画像の選定だったりします。画像の条件として画質が良いこととひと目見て「このステージだ」と認識できる必要があります。なので基本的に公式のスケジュールに使われる画像を採用しますが、画像にもレイアウトの重心という概念があります。

例えばCanvasCupでナメロウ金属のステージ画像を作ろうと考えた際に公式のスケジュールに使われる画像を採用すると左の画像のようになってしまいます。

この画像は画像のメインとなる場所が左側にあるので「重心が左に寄っている」という表現を私はしています。ですのでわざわざ重心が右に寄っている画像を選定して右のような実際にCanvas Cupに使用している画像を採用しています。

またもう一つエリア杯でのバイガイ亭。公式のスケジュールに使われる画像を採用すると左の画像のようになります。

重心とはあまり関係ないですが、問題はメインとなるオブジェクトのサイズです。悪くは無いけどちょっとバランスが悪い気がします。少なくとも私はあまり好みではないので、右の画像に差し替えて使用しています。

以上の2つのようにステージ画像を選定するときは画像をはめる際の形によって求められる画像の重心や構図を分析しましょう。

まとめ

私が以前投稿した「大会配信で最低限用意するべき画面4選」では選んでいない画面ですが、必須級でないものの中では作り得な画面だと思います。何より作っていて楽しい画面ですの是非作ってみてください。

こちらの記事は私の記事の中でも特に伸びている記事ですので是非お読みください。


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