【高校演劇】鑑賞感想「PROOF　形に残る思い」静岡県西部高等学校演劇協議会発表会2020年

この記事はYOUTUBE「木田さんの演劇産業革命」チャンネルで公開中の動画
https://youtu.be/-cfuukegiaA
をテキスト化した物です

こんばんは、木田さんの演劇産業革命演劇ニュースの時間です。
この動画では僕が特別講師を担当させていただいた、静岡県西部高等学校演劇協議会発表会の感想をお届けしたいと思います。
今あまり演劇を観れなくてさびしいと言う方もこの動画を見て少しでも現場の空気を感じてもらえたり、演劇ってまだまだ頑張っているんだなって感じてもらえると思います。
では、今日は11校目に鑑賞した浜松啓陽高等学校演劇部さんの「PROOF 形残る思い」について。
まず鑑賞して最初の印象は「男子がメインだ！珍しい！」でしたね。
やっぱり演劇部って女の子が比較的多くて、今回木田さんが鑑賞した高校も殆どが女の子がメインの舞台だったんですね。でもこの浜松啓陽高校演劇部さんは男の子が多い部活なのかな？で台本も男子高生が主役の物語だったので新鮮でしたね。どちらが良いとかではないんですけど、男子が頑張ってる姿を見るとやっぱり同じ男として嬉しくなるし、応援したくなりますよね。
物語はある高校の映画研究部が卒業を期に映画を撮ろうと試行錯誤していく物語でいわゆる青春ものでしたが、分かりやすくて楽しめましたね。
中心となる男子高生が3人いるんですが、3人とも個性豊かで物語を盛り上げてくれました。演技も出来ていて、台詞の無い所での仕草なんかも自然に見せていて、舞台に慣れている印象がありましたね。
女の子も一人出てくるのですが、この子も自然な演技で良かったです。
舞台セットも基本は映画研究部の部室なので一幕劇に近かったのですが、暗転の使い方にもうひと工夫があればもっと良かったかなと思いました。
また物語が、目的は明確でありながら盛り上がりが明確にならなかったので勿体なかったですね。ただ、終わり方は綺麗にまとめられていて良かったです。
全体的に演技もしっかりしていたので、これからの活躍に期待ですね。
男子メインなので名作「ウインズオブゴッド」なんかやってみるのも良いかも知れませんよ。
と言うことで今日は11校目に鑑賞した浜松啓陽高校演劇部さんでした。
最後までありがとうございました。