VirVox ProjectがA.I.VOICE青山龍星を制作することになったわけ

こんにちは、VirVox Projectです。
さて、ではなぜVOICEVOXが既にあるのにA.I.VOICEの制作をしたのかについてお話しさせていただきたいと思います。

まず、ディープラーニングを使用しているVOICEVOXとは違い、アイボスジュニアは波形合成を使用しております。
それにより、どんな音を合成してもきわめて破綻しにくく、様々な用途に使いやすくなっています。
また、ややロボロボしくなっているため従来の音声合成ソフトユーザにとって馴染みやすく、既存のキャラクターとも絡ませやすくなるのではないかも思っております。
アイボスジュニア青山龍星は、AITalkにおいては今までにないタイプの声質をしている音源だと思うので、色々な方法で楽しんでいただけると幸いです。

加えて、以前から特に青山龍星を歌わせたいというVirVox及びVOICEVOX青山龍星のファンの方からの声がありました。
個人的な感想になってしまいますが、AITalkエンジンはリアルさとロボロボしさの揺らぎが魅力で、その魅力が際立つのが「歌うアイボス」と思っております。青山龍星のような特徴的な声で歌うアイボスをやると、どのような歌声になるのかとても興味があったというのも動機の1つです。

最後に、VirVoxは活動初期に色々な齟齬が重なった結果、信用に影響するような出来事が起こりました。そのときの汚名を返上するため、商業音源の騒動で負った傷は商業音源で挽回すべきだと思いました。
そこでエーアイ様に連絡したところ、親身になって相談に応じていただき、A.I.VOICEを制作することが決定しました。

VOICEVOXについてですが、今後も新キャラ・感情スタイルの追加などは意欲的に行っていく予定です。こちらについてもお楽しみ頂けますと幸いです。

VirVoxがここまで辿り着けるまでの間、VirVoxのファンの方にVirVoxキャラの音源を届け、クリエイターの方にコンテンツを制作していただくことができたのもヒホ様をはじめとする関係者の方々と、平素から応援してくださっている皆様のおかげです。この場を借りてお礼申し上げます。

至らぬ点も多々ございますが、今後もより一層精進を重ねつつ、更なる飛躍を目指していきたいと思っております。
これからも、なにとぞよろしくお願いいたします。

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