路はひとつじゃない


初めまして。閲覧ありがとうございます。
この度QuizKnockが主催するQKREPORTへ参加させていただきました。
まずQuizKnockとQKREPORTとは?から書いていきます。
初めて記事を書くので稚拙だと思いますが、温かい目で読んでいただければ幸いです。

QuizKnockとは?

QuizKnock(クイズノック)は、東大クイズ王・伊沢拓司が中心となって運営する、エンタメと知を融合させたメディアです。「楽しいから始まる学び」をコンセプトに、何かを「知る」きっかけとなるような記事や動画を毎日発信中。現在、全国の小・中学校、自治体での講演活動も積極的に行っています。YouTube(https://www.youtube.com/c/QuizKnock)チャンネル登録者数は184万人を突破。(2022年5月時点)


QK REPORTとは?

QuizKnockをより多くの人に知ってもらい、「楽しいから始まる学び」というコンセプトをより身近に感じてもらうことを目的にQuizKnockが学生(高校生・大学生)記者の取材に応えるプロジェクト。学校新聞部枠と個人ブログ枠があり、私は後者で参加させていただきました。



参加への経緯


四月に入り、大学受験と向き合うことになり、先生や塾の講師は挙って「自分で決めなさい」と言いました。そこで私は困ってしまったのです。今までの道はいつも母に選んでもらっていました。学校の選び方もわからない。とりあえず自分の好きな歴史学の道を進みたいと思ったけれど、母には反対されてしまいました。母の正解と自分の思いのはざまで揺れているとき、QuizKnockが主催する学生記者発表会「QK REPORT」があることを知りました。楽しいを学びに、学びを楽しんでいる彼らなら正解を持っているとおもったのをきっかけに応募しました。応募するだけならだれでもできる、そんな軽い気持ちだったので、まさか通るだなんて思いもしませんでした。


QKREPORTに参加

若干の緊張を胸に抱えながら参加したQKREPORTは、いつも通り元気な伊沢さんの「学生記者発表会QK REPORTー!」という声から始まり、その声で心が落ち着いていた。

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どんな質問にも笑顔で、しかし真摯に向き合ってくれたお二方。有意義な時間を過ごすことができました!


代表者質問を終え、一問一答形式でのインタビューに。「安定した職業」への考えが変わったのでぜひ読んでほしいです。

伊沢)「『嫌な言い方をしてしまいますが、皆さんならもっと安定した職と企業に就くことができたと思います。それでもQuizKnockを選んだのはクイズが好きだからというだけでしょうか』ということなんですけど、これね、僕はねQuizKnockを安定した仕事だと思ってるんですね、なんとなんと。安定って、多分これ収入の安定のことだと思うんですけど、収入とかね、仕事を続けられるかみたいな。結構そういうのがどの企業でも分かんない時代になってきてるなというのが最近のトレンドかなというのと。あともしかしたら、僕はクイズというスキルを大学まで遊びでやって、その延長線上で仕事をしているだけだから、新しい挑戦をしてない。めちゃくちゃ安定を選んでるんじゃないかなという見方もできちゃうわけですよね。だって商社に行ったらさ、いろんなこと新しく学び直さなきゃいけないわけ。それに比べたら俺、新しく学んでいること少ないわけ。元々持ってるスキルで仕事してるから。なので、やっぱり意外と収入以外の要素も大事で、居心地とか就活大変じゃないとか。作っちゃったから大変じゃなかっただったわけで。そもそも須貝さんもクイズで入ったわけじゃないっていうのもあるわけで。なかなかやっぱ見えてくるものというのは、そういう収入とか仕事が続く安定感だけじゃない部分っていっぱいあるのかなと思います。なので、是非 皆さんにもそういった視野を持っていただけるように、こういうイベントがあったりしてというところなので、お仕事選択の時はそういった考え方を持っていただけると、意外と安定って何が安定しいることなんだ?みたいなことにも繋がってくるかなと思います。はいそんなところです。」

よく母に「安定した職に就くことが幸せ」、と言われてきたので伊沢さんの考えにハッとしました。今は「収入」より「働きやすさ」を求める人の方が多いのです。前時代的な価値観に囚われていましたが、最近は些細なことでも「ハラスメント」と言われ、上に立つのも一苦労な世の中です。もっとも、最近はリモートワークなども増え、働き方が多様化していることも原因の一つだと考えられます。「お金持ちが幸せ」なのではなく、「お金を持つことは幸せの選択肢の一つ」なのだと気づかされました。



もう一つ。むしろここからが本題と言ってもいいです。

須貝)ちょっと長いのではしょると 、「何年もかけて超伝導研究しようと思ったきっかけをお聞きしたい」と。この方もなんかこう研究者になりたいなって、小さい頃からずっと今も思ってるのかな?でも不安になると。で、「なんで須貝さんはそんなことができたんですか?」という質問なんですけど、感動したからですね。超伝導だったのはこれは運なんですけど、学部3年生の時に、超伝導を見てすごい感動した。現象自体に。劇的な現象で。超伝導について分かってないのおかしいなと僕は思っていたっていうことと、先に研究者になるぞって思ってたかもしれない。みんなも何ていうのかな、大学卒業したらサラリーマンになるぞとか、会社員、いわゆる社会人ですか?なんかお金稼ぐ人になるぞと、こう思っているでしょう。そういう感じですね。サラリーマンになるぞってみんな思ってるかもしれないけど、研究者になるぞって思ってたんですよね。だから研究者になって、テーマはたまたま超伝導で。もしかしたら適当でいいのかもしれなくて。でも逆に、今歴史がどうしてもやりたい、歴史の研究者になるぞと思ってたのであれば、絶対やった方がいいと思います。なれます。そういうのはなんか、あんまりくよくよしてもしょうがない。(だめだったら)やめたらいいんですよ途中で。(一部省略)

身体に雷が落ちるような衝撃でした。私は「研究者」になったらもうやめられない、そう思っていました。一方通行の道で、もう戻ってこれないと思っていました。だからこそずっと悩んでいました。でも確かに、会社が嫌になったらやめる人だっています。入社がゴールじゃないんです。私たちのゴールはいつか訪れる”死”のみで、それすらゴールとは限らないのだと、当たり前のことを再確認しました。歴史が嫌になったらやめて、法の道を歩くことだって私たちにはできるんです。生きてれば出来てしまうんですね。勝手に一つしか選べないと思っていました。

自分の足元しか見えていなかった世界が、今回のQK REPORTのおかげで開けたような気がします。それでもまだまだ狭いかもしれませんが、母の提示する正解が世間一般のスタンダードではないと知れたことは私にとって大きな変革になりました。

参加することができて本当に良かったと思います。


ここまで読んでいただきありがとうございます!
私の拙い文章でQuizKnockの皆さんの魅力が伝わっているでしょうか。
百聞は一見に如かず。ぜひYouTubeチャンネルを見ていただきたいです!
私オススメの動画を一本。

人生で何度も100点をとってきた高学歴お兄さんたちが人生最高得点を目指す動画です。まだ未視聴の方がいるなら羨ましいです。直球から変化球まで勢ぞろい!ぜひ!

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