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「書く人あれば読む人あり」~自分の“あたりまえ”に注意~

※〈ちょこっと倶楽部・エディターコース〉メンバー向けの限定記事です
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主宰するエッセイ講座で受講生の作品を読んでいてよく感じることがある。

自分の“あたりまえ”が、他人の“あたりまえ”になっていないか?

もちろん受講生の作品は、それぞれによく練られているし、全体としてよくできている。
毎月何名もの作品を添削しているが、一人としてこれはちょっと…という受講生がいないのは、さすがnoteという場ゆえなのだろう。

しかし、細かな部分で気になる箇所はたくさんある。
本当に読む人のことを考えたのだろうか、手書きでもこれと同じ書き方する? などなど。

そう思わせる箇所は結構たくさんあって、それらを総称して「自分の“あたりまえ”」と呼ばせてもらった。
その“あたりまえ”が災いして読みづらさを増しているのだとすれば、それほどもったいないことはない。

過去にも「書く人あれば読む人あり」で指摘したものも含むが、特に多い3つの問題に絞って紹介しよう。

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