[未亡人の十年]_005 「で、即死だったの?」友人たちの反応に驚いた話。
ごきげんよう、ある未亡人です。
シリーズ[未亡人の十年]を投稿します。
あいだにspecial編が入りましたので、
今回が第5話になります。
すこし話をすすめます。
それでは、はじめさせていただきます。
ここまでのあらすじ
「愛が完結した」
義妹との電話を終えた時点で、約束まで2時間ほどの時間が生まれた。
必死に整理しながらも、ふたたびアタマがぼんやりしてきた。
義妹との電話から数分経っただけのような気もするが、いまどこに自分がいるのかさえわからなくなる。