『短編小説』 出逢い (1000字の小説)
その日は、5月の大雨の日だった。
私は、友人に誘われて、同年代が集まる朝10時からのお茶会に参加した。
そこには、男性が2人に女性が私を含めて4人の参加だった。
旦那と別れて、数年が経っていた。
この数年間に何人かの男性に言い寄られた。
時には、ラインや電話が毎日くるようなアプローチも受けたが、どれもその気になれず、未だに独り身だ。でも、不思議と寂しくはなかった。
今はまだこの自由の時間を満喫したいという気持ちが大きいのと、元旦那とは価値観が合わなすぎたのに直ぐに別れるこ