デリケートゾーンは特に安全な成分を!経皮吸収率からみる危険性は?

基礎化粧品って顔に使うから、安全でなるべく添加物が少ないものを選びたいですよね。

実は、顔よりもデリケートゾーンの方が、より慎重にならなければいけないんです。

デリケートゾーンの経皮吸収率、肌 人間の皮膚は場所によって角層の厚さが違います。

それにより、化粧品や外用薬の吸収率に差が出ます。

これを数字で表したのが、「経皮吸収率」です。

(日本化粧品検定より)

二の腕を1とした場合、頬は13倍も吸収率が高いのです。

よく、化粧水を手にのせておくと、手に吸収されそうだから早く顔に塗る、と思ったことがある方もいるかもしれませんが、手のひらの経皮吸収率は、二の腕と比較すると、0.83倍なので、どちらかといえば吸収されにくいと言えます。

さて、肝心のデリケートゾーンですが、先ほどの基準でいうと、経皮吸収率はなんと42倍。

デリケートゾーンは角層が最も薄く、化粧水やクリームなどの成分が最も吸収されやすいのです。

なので、デリケートゾーンに使用するものには、無添加でより安全な成分を使ったものでないといけません。

わたしがデリケートゾーンの美白に使っているクリームは、パラベン、合成香料、着色料、アルコール、鉱物油がフリーの無添加処方です。

実際に黒ずみクリームをデリケートゾーンや顔に使っていますが、肌が荒れたりかゆくなったりすることはありませんでした。

もし合わないことも考えて、返金保障があるものを選びましょう。

経皮吸収率に関しては、考えすぎだと思う方もいるかもしれません。

しかし、化学物質の人体へのリスクは過小評価してもいけないし、過大評価してもいけないと考えています。

アメリカでは発がん性の危険性があるとして使用禁止になっている成分が、日本では配合可能の成分になっている、という事実があります。

化粧品には危険の及ばない少量しか配合されていないとはいえ、それがどんどん蓄積していけば副作用を発症するリスクがないとは言い切れません。

特に、口から吸収したものであれば肝臓が分解・排出してくれますが、経皮吸収ではそのフィルターがありません。

わたしはメリットよりもデメリットを重視して、よりリスクの少ないものを選ぶ方が良いと考えます。

余分なものは取り入れないことに越したことはありません。

自分の食べるもの、肌に塗るものがどんなものなのか、自分でチェックしてから判断・納得して使ってほしいですね。

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