私、キレて湯シャンをはじめる

前回、息子(4歳)の湯シャンについて長々語った(記事はこちら)のには理由がある。

私も湯シャンにしようと思い立ってしまったのだ。

とはいえ、2021年5月26日から気まぐれに始めてそんなに日が経っておらず、余裕で挫折する予感もあるので、今回は湯シャンを始めるしかなかった経緯を書きたい。

湯シャンを始めた理由

もし湯シャンするならば、肌断食などやっている関係(肌断食記事はこちら)の理由になるだろうと思っていたが、まさかの「シャンプーの香料がきつすぎ問題」がきっかけになった。

無香料や微香を謳っているものは少なく、オーガニックだのアミノ酸とかで、いきなり値段が跳ね上がるか、赤ちゃんのお肌にも安心とか言い出して洗浄力に欠けてみたりする。あとは石けんシャンプーくらいか。

違う違う違うそうじゃない。ドラッグストアに売っているシャンプーの香料を、3分の1程度に減らしてくれるだけで当方、何ら文句はないのだ。オーガニックとかあまり興味ないんで。

シャンプー・トリートメント・洗濯の石けん・柔軟剤・香水・制汗剤、ぜーーんぶに匂い(しかも統一されていない)がついていて、重ね付けするなど私にはとうてい耐えらない。本当にみんなあの匂いの強さに満足しているのだろうか。

そして「朝摘みフローラルのさわやかな香り」「ロマンチックローズ」とか、何の香りの参考にもならねえ、マンションの建設現場の囲いに書いてあるポエムみたいな表現にも、以前からイラっとしていた。

じゃあ今まではどうしていたのか

そんなわけで、長い間、洗剤や柔軟剤は匂いの少ないものを買い、髪は無香料シャンプー(洗浄力に欠ける系)だけで、リンスもトリートメントもしていなかった。

…が、年齢なのか、洗浄力に欠ける系シャンプーゆえなのか、頭皮のにおいが気になる時が出てくるようになった。キツイ香料が嫌なだけで、私だっていい匂いを漂わせる人間になりたいと思っているので困る。

そこでやむなく他のシャンプーを試そうと、ドラッグストアに100円で置いてある試供品を購入してみた。ネットの口コミによると、「香りは乾かすとすぐに消えるから残念」とか「自然な香り」などと書いてあったのだが…

私が使っただけなのに、家族全員が匂いの強さに咳き込んだ。

息止めてシャンプーするとかどんな拷問やねん。ただただ、香りが少ないだけでええのに、何で無香料のシャンプーは3倍以上の値段するねん。このまま自分に合う香りの商品をあてどもなく探し続けるのは、すごーくムダな時間と出費やんけ。というか、何かめっちゃ…腹が立ってきたぞ…。

……そうだ、湯シャン、しよう

香料に不満なだけでシャンプーを止め、自分を使った人体実験を楽しもうという方向になったのである。

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