仲間内で好きなゲーム音楽について語り合う生放送をやった話

12/4(日)にニコニコ生放送で、「好きなゲーム音楽プレゼン」という放送をグループでやりました。
真夜中ビアガーデンという4人グループなんですが、まあこのグループ名になった理由とかは割愛します。
なんでこの放送をやることになったかはもう曖昧ですが、
「そういう話とかやったら楽しそうだよね~」「じゃあやるか~!」
くらいだと思います。放送日を決めたら後は各自だいたい10曲くらい選出して持ち時間15分くらいになるように資料準備してね!って感じで、フォーマットも特にないので、思い思いに準備してました。
さすがに1曲1分できっちり喋る自信は皆無だったし放送者が大変なので、動画にして10分の尺+5分のフリートークでいいかな~って準備してたら、案外他の3人も大体似たような構成になりました。
でも放送数日前に全部準備し終わったの自分だけでしたけどね!
当日に!作業を!するな~~~~~!

実際に放送中に私が紹介した曲を10位から順番に載せていきます。画像はその時使用した動画から切り抜きしました。コメントはある程度そこに載っているので、喋り切れなかったことをここで書き残しておこうかと思います。
ちなみにあくまで便宜上順位をつけただけで、最後まで順番は悩んだので基本的には横一線です。
なお、その曲が流れるゲームのネタバレを含んでいる場合がありますので、そういうのを気にされる方はご容赦ください。ほとんどがそれなりに古いゲームですが……。
あ、放送自体はタイムシフトが一週間だけあります。


10位

Desparate Battle
Tales of Rebirth

あんまり楽器のことわからないで言うのも申し訳ないんですが、パーカッションというかドラム?の音が好きなんですよね、この曲。裏箔というか……。
後半から一気に加速して焦燥感を煽られるのもいいですよね。でもあれだけ追い立てておきながら減速したり、また加速したりと感情の波が襲ってくるようでかえってワクワクしていました。
当時まだ中学生で剣道部だったので(しかも初心者)、上級者と戦う時はやっぱりこういう曲を思い出しながら「あんたが強かろうがただではやられねえぞ」という気分だったと思います。中二病かなw

正月にゲーム屋の広告が入ってたりするじゃないですか、新聞に。あれで広告に載っているPS2のソフト2本でいくら、みたいな正月セールが書いてあって。そこに載ってたソフトのうちの1本がこの「テイルズオブリバース」でした。
12月中旬発売だったのでほとんど新作みたいなもんですよね。で、放送中だとPS2版の「ドラゴンクエストⅤ」とこれを一緒に買った、って言ったんですけど、若干記憶違いでした。一緒に買ったのは「ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジー in いただきストリートSpecial」の方でした……すみません。ドラクエは合ってたんだけど発売日的にはいたストSPです。

他のテイルズってレベルが250くらいまで上がったりするらしいんですけど、リバースは何故か100止まりで、すごく残念だった記憶があります。何周もやって、あの超絶鬼畜難易度の夢のフォルスのミニゲームも全部クリアしたし、サイグローグの館も踏破したなぁ、と。
ノベライズがスーパーダッシュ文庫とファミ通文庫の2種類あったんですけど、問答無用で両方揃えたり、アンソロジーを買いまくったのもこれが原点だったかもしれないですね。
スーパーダッシュ文庫の方は旅の途中の食事で、フォルス制御の練習にとヴェイグが氷のフォルスで肉を凍らせてるっていうシーンがあるのが好きでした。ゲームじゃ描かれない、小説だからこその表現だなあと思ったし、何よりリバースの特徴的な能力であるフォルスを生活に活用しているっていうのが良かったんですよね。

一番好きなキャラはユージーン……と思いきやマオでした。当時はマオの(見た目)年齢と同じくらいだったんですが、やっぱりキャラクターの設定が好きだったんだと思います。ガジュマ化とか聖獣化とかしたら面白かったのに
これが好きすぎたせいか、テイルズシリーズはお祭りゲー以外触れていませんでした。やったことあるのはレディアントマイソロジー1,2とバーサス、アスタリアとレイズですね……クレストリアは配信開始してすぐにちょっとやったけど数日で止めたかも。
PS2を酷使し過ぎて遊べなくなってしまい、PSP版も買ったはいいものの気の毒な\ギュイギュイ/というディスク音が気になって再プレイができていないけど……中学生の頃にハマったゲームとしては一番だったなあと思います。

9位

Alma Mater
GOD EATER2 / GOD EATER2 RAGE BURST

画像内にある通り、黒の一閃とAlma Materで最後まで悩みました。黒の一閃を専用BGMにもつオロチというアラガミは、確かDLCだったか初回特典だったの記憶があるので、それだったらストーリー中で印象に残った方が良いなというのと、レゾナントオプスのボウショク編でアレンジが流れた時にすごく懐かしくて嬉しかったのでAlma Materに軍配があがりました。
とはいえ、ゴッドイーターの曲は1~3のどれもオーケストラ調というか、迫力があってカッコいいです。

その中でもこの曲はラケルとの決別というのも含まれている気がしました。イントロから前半は優しく包む母のゆりかご、しかしそれは次第に崩壊していき、無邪気な悪意が顔を覗かせるような、そんな緊迫感が迫ってくるんです。そしてあの場で上から現れた零號神機兵に、母のゆりかごという楽園は一瞬で踏み潰され崩壊するのです。

GEは「モンスターハンター」を皮切りに狩りゲーが流行った時のゲームではありますが、その時はそもそも狩りゲー自体が苦手で触れていませんでした。転機があったのはGE2発売の1年前、「プロジェクトクロスゾーン」というゲームでアリサ・ソーマ・リンドウが出てきて気に入ったから。
ちょうどGE2発売が年内だったということもあって「ゴッドイーターバースト」(1のアペンド版)の廉価版がさらに値下げされて、引継ぎチェッカーとかもダウンロードできるようになって、それがきっかけでハマったんですよね。
狩りゲーがそんなに得意じゃなかった自分でも、ストーリーが見たくて地道に練習したけど、NPCにスキル習得させるのが楽しくてなんやかんや遊び倒してました。

PS4で「ゴッドイーターリザレクション」(GEBのHD版+追加要素あり)があるしGE2RBもPS4で遊べるんで、今から遊ぶのも可能なんですが、GE3がswitchで発売した時に1,2合わせてswitchに移植されてたらもっと遊びやすかったなあと思ったり思わなかったり。
ところでレゾナントオプスのオフライン版とか、ターン性バトルじゃなくて普通に従来の形式でのゲームとか、もう救いはないんですかね……GE20周年とかイベントはあったんだけどなぁ……。

8位

COMBAT4
グランディアエクストリーム

サントラのブックレットには「何故戦うのかという批判と、それでも頑張れ!という応援的気分」と記載があって、ああこの激しい戦闘に何故か覚えた違和感ってこの「何故戦うのかという批判」の部分だったんだなと。
個人的には1:20からのフレーズは拳を握り込み、剣を握りしめ、唇を強く結んで耐え忍ぶような葛藤を感じました。それを振り払っての1:32頃からの、顔を上げて迷いを振り切ったような力。これがゼノス・リー含む中盤以降のボス戦の曲なのがまたいいんですよ。

序盤は無理やり連れてこられて、嫌々ながら指示に従っていたエヴァンが、「このままじゃ済ませねえぞ」と自らの意思で戦場に戻って、そうして地導師としてもリーダーとしても先頭に立ち始めた時だと思うんです。
 その最初の相手が毒遺跡のヴォルトビーストで、わりと初見だと苦戦するのがまたね!いいんですよね!!!!

じっくり隅々まで見ると確かにツメが甘いよな、というようなシナリオではあるのですが、当時は気にならないくらい夢中になってやったのを覚えています。ルティナが仲間になってからが一番楽しかったなー。幻武昇竜剣の時のセリフが2パターンくらいあって、どっちも好き。

凄まじいヒット数の記録動画はぜひそちらを検索してじっくり見ていただきたいのですが、それだけのやり込みをやりたくなるくらいに戦闘システムはかなり奥が深く、その頃は「ファイナルファンタジー」とか「クロノトリガー」とか「チョコボの不思議なダンジョン」系のATBに慣れていた自分にとってはなかなか新鮮でした。
コマンド入力から攻撃待機時間や移動時間があって、そしてまたコマンド入力までの待機時間があるとか、移動した結果によっては攻撃が回避できるとか、子どもの頃はあまりわからなかったなぁ。
そういうのを改めて履修するのにも大人になってからやるのも絶対楽しいと思うんですよね、ハードという一番の問題さえなければ……。
ゲームアーカイブスにあるとはいえ、結局はPS3をどこかで確保しないとだし……。

7位

決意の烽火 
Margikarman / Margikarman ItoA

少しずつ近づいてくる音、少しずつ増えていく音。1:24頃から明るく前を向き始めてからの、1:54以降の覚悟と決意がみなぎるような熱さ。音ってこんなカッコいいんだ、気持ちを動かされるってこんなワクワクするものなんだと思いました。

仲間や女死神との出会い、現世を脅かす越境の四者達との対峙を経て、一つの結末に一歩ずつ進んでいく。季節は巡り、季節外れの蝉が鳴き、そうして「幸丞自身の死の真相」に手を届かせるんだ、とプレイした当時に寝る間も惜しんで突き進んだのが遠い昔のようで。

2:35頃の低音ターンとかすごく好きですね。なんだろ、音が揺れ動いているような感じがするというか……掻き乱されるような感覚があります。これわりとほんとに右と左のイヤホンを行き来したりしてないの?違うかな……気のせいかな。

ちなみに「決意の烽火・弐双」の方はベースは似ているんですがどこかずれていて、不思議な感じがします。こっちよりも音は軽く感じるんですけど、力強さよりも悲哀や切なさ、届きそうで届かない、でもそこにある何かがある感じ。もっと切羽詰まっているような悲しさとか。
うーん……難しいですね、感想言うの下手なんで頭に思い浮かんだ言葉を並べてみてはいるんですが、セルフアレンジだからというのもあるかもですけど、「似ているが違う」んですよ。同じような曲なのに真逆の感情が出てくるのが面白いくらいに。
なんでフリーゲームなんだ……って思うくらいの神ゲーでした。フリーゲームでどばどば泣いたのはこれぐらいですよ。

小説版も良かったなぁ。でもできればゲームの方で境界人達の魂の行く末を見届けてほしいなあというのもあります。
というか主題歌付きのRPGツクール製のゲームはこれと「女神の涙TRUE」というゲームのふたつしか自分はやったことないですね。どちらも主題歌があるのも納得するようなクオリティのゲームでした。正直機会があったら女神の涙の方も紹介したいです……。
ゲーム音楽縛りじゃなくて好きなゲームについて語り合う放送やりてぇ~~~~w

6位

OVER THE TOP
Champion Jockey : Gallop Racer & G1 Jockey / Champion Jockey Special

放送中は「でた」とか「馬」とか言われましたがそうです馬です。
レース中の曲、30曲以上あるからめちゃめちゃ大変だったんですが画像にもある通り、この曲がG1の緊迫感に合うなあと思って選出しました。逆に言えば、障害レースに合う曲もあればメイクデビューに合う曲もあるなあと思っています。
おそらく自分にとってはこの曲のリズムがすごくちょうどいいんですよね。

ちょっと早いリズムだけど重賞にいいなって思ったのはG1ジョッキー4出典の「Hot blooded」だったし、でもシンプルに大きなレースでの戦いとなるとギャロップレーサー6出典の「The grorious road」もアリだなと。ギャロップレーサー7出典の「LISTEN TO THE MUSIC」とかもお洒落なバーかよ!!って思うくらいカッコいいんですけど!

いやホントキリがないな、ギャロップレーサーとG1ジョッキーの名曲で遊べるだけじゃなくてチャンピオンジョッキー自体の曲もめちゃめちゃ良いから作業用BGMにしたくなるくらい。
本当に甲乙つけづらいくらいに全部いいんですよこのゲーム。まぁ人気薄勝たせるのは結構苦労したりするけど……。

それでもその何十曲もあるお洒落な曲の中で、この曲がやっぱりいいなあって思ったのは、勿論前半から落ち着いて刻んでくるリズムもそうなんですが、1:30あたりからそれまであったパーカッションがなくなるところなんですよね。なんだこれ、ここまで器用な力強さを見せてきておきながら、なんだこの繊細さ!って感じでした。
Specialに収録されているのは2017年の5月までのデータなんで、レイデオロのダービーまでなんですよね。もう5年近く経ってしまったので、それならいっそウイポ10に合わせて新作とかこう……ね!w

5位

秘境遺跡
チョコボスタリオン

天空神殿とかはTHE・王道だと思うんですよ。でもチョコボスタリオン自体の絵柄の雰囲気とかも考えると、これが一番合うんじゃないかなって思ったんです。放送の為に10曲を選出するにあたって、チョコボ系から出したいなって思った時に真っ先に思い浮かんだのは無論チョコボスタリオンでした。でも、そのチョコボスタリオンの中で秘境遺跡をピックアップした時に、頭にフッと浮かんだのが「チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮」だったんですよね。あの作品の「ノスタルジア」って曲もめちゃめちゃ好きで、第二回があるなら選出候補に挙がってくるレベルです。だからか画像内のコメントに思いっきりノスタルジアって書いちゃってるし……w

レース曲ではあるんですが、遠い異国の地で風を読みながら故郷に想い馳せるような優しい雰囲気が秘境遺跡にはあると思います。ハーモニカかな?この音が入ったあたりがやっぱり盛り上がりの一番のポイントなんじゃないかなって思ったりはしました。

このゲーム本当奥が深すぎて初めての人に説明するのはめんどくさいんですよ、めんどくさいっていうか、むずい!
解析まで使って能力をチェックしろとまではいかないけど、スワップカップリングとかクロスとかインブリードとか、「ダービースタリオン」がベースなだけあって本格的だし。
ウマ娘も好きだし、周りに話が通じるようになってからますますレースの話で盛り上がれて楽しいんですが、自分は下手でも難しくてもこの手のゲームの方が好きなんだなあと実感します。
配合考えて、自家生産で血統表埋めたチョコボがG1勝った時の感動はやばい。
いつか仲間4人でブリーダーズカップできたらいいのにな……。

4位

EXEC_PAJA/.#Orica extracting
アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女

このゲームは雑誌で紹介されてて、その時にサブキャラとして載ってた「ガルツベルン・ルク・ラルド」という竜人が超絶カッコよくて一目惚れしたんで、他のことあんまりよくわかんなかったんですよね。自分はまだ今ほどインターネットを使ってなかった頃だったし。
実際プレイしてみたら、なんだこのBGM!?というか。2になったらラスボスの曲すら潰す勢いで流れだすレプレキアとかもあるけど、この時はヒュムノスっていう曲自体が本当に不思議で、こんなゲームがあったんだ!って感動しました。

一番好きなのは「心の奥深く かすかに確かに」のあたりの歌詞というか、読み方ですね。すごくリズミカルで、歌、いや詩が奏でられていて。
メインの歌詞、メインの旋律の裏で「心の奥深く」「声が聴こえる」と歌があるんですよ。
多重録音というジャンルがあること、重なる声の奥、声がコーラスとして詩を彩る要素なんだなあ、面白いなあって思ったんですよね。
イントロからすぐに流れるヒュムノス語もまたちゃんと意味があって、攻略本や設定資料集で言葉の意味が記されていたのを思い出します。なんかあれ古文書解いてるような気分でしたね。さすがに今全然意味わかんないけど。
でもあれで手紙書いて暗号として誰かとやり取りとかしてみたかったなあとかちょっと思ったりもしました!!!

約15年前、このゲームで霜月はるかさんの曲を知って聞いて、そして今年、せっかくだからと好奇心で参加して、霜月はるかさんの曲を歌う合唱団で歌って。さすがにこの曲じゃないけど、でもこのゲーム触らなかったら多分興味をもつきっかけはなかったんじゃないかって考えたら、人生を変えたゲームではあったんだなって思いました。

……問題があるとすれば、3のソフトはあるのにPS3がないから結局できてないことですね……。
1のパーティメンバーだったクルシェとジャックが出てくるっていうからやりたいんだけどね!!!
ちなみに画像最後のフォントで書かれた文字は
「Was yea ra chs hymmnos mea.」(私は謳になる)でした。

3位

Dream Weaver
アナザーエデン 時空を超える猫

実はまだサービス開始初期にやろうとして、何故か音が出なくて止めたんですよね。まあ音が出なかったのはiPadの設定が悪かっただけでした。THE・自分のせい。
クロノ・クロスコラボがきっかけで参入し、そして今のんびりとログインしたりしなかったりしているんですが。

この古代ボス戦闘曲、イントロからもうめちゃめちゃカッコいいのに0:21からのリズム変わって0:25で一旦音を落としてからの弦楽器……?パートへの切り替わりがすごい好きなんですよ。弦楽器なのかはわからないけど。
中盤の抑揚を挟んでからの、後半に畳みかける勢いのある疾走感は必殺技を叩き込んでいるような迫力。それに加えて要所要所でアクセル踏みたくなる感じありませんか?というかドラムがめっちゃカッコいいですよね。ギター……?のギュイィィィンってやつもいいですよね。言っちゃえばもうシンプルかつスタイリッシュですよ!!
1:40あたりからの戦いから離れ、手が届かないような遠くの何かを夢視るようなターン、ここもなんかいいですよね。

正直グランディアエクストリームのCOMBAT4に通じるものがあると思いませんか?
もしかしたら自分が好きな戦闘曲って、カッコよさ、力強さ、勢いを前面に押し出した動のパートだけじゃなくて、悩み葛藤し、剣を落としてもまた拾い上げたんだ、というような静のパートがある曲なのかもしれない。

挫折する瞬間って文字通り挫けて折れた時だろうから、自分を見つめ直さないといけないタイミングなんだと思います。そしてそれを為すことができるのはきっと、挫折した瞬間を知っている自分自身なんじゃないかなって。静のパートには抱えた負を捨てるんじゃなく、それも自分だと受け入れて強くなって、そしてまた動のパートにバトンタッチする役割があるのかもなって思いました。

せっかくなのでキャラの話をすると、カエルのサイラスはね、いいですよね……。
夢見で出たキャラの中からだったら自分はメリッサとミストレアとメリナが好きです。引いたらたまたま出たのがすごく強くてびっくりしました。
第二部ちゃんと進めないとなー……グラスタとか色々増えたら頭がパンクしました……w

2位

エルクのテーマ
Arc The Lad Ⅱ

これやったの小学生の時だったし、精霊の黄昏とかジェネレーションとかになると高校~大学生ぐらいだったとは思うんですが、やっぱアークザラッドは面白いですよね!!!
エルクのテーマ、後半の鐘?のパートがめっっっっっちゃ好きです。出だしからアクセル全開打楽器全開なのも、初回のアルフレッド戦の時のガラス割って堂々と飛び込んでくるくらいの勢いの良さを感じます。

白い家のこととかでエルク自身かなり悲惨な境遇ではあるんですが、リーザと出会って、そしてアーク達と出会って、優秀なハンターとして成長していったんだろうなって思います。炎の勇者はお前だぜエルク……。
でもなんでたった二回だけなんでしょうね。飛行船から飛び降りるシーンは序盤の名シーンだし、列車砲で弾真っ二つも確かに名シーンなんですけど……ってこの曲かかるところどっちもある意味「飛行船」から「降りる」時なのか……。もしかしてエルク、飛び降りるの好きだったりする?

この曲ともう一つ、アークザラッドの曲として挙げるなら悩んだ曲があって、それが「戦闘6」でした。
Ⅰでも使われていた曲ですけど、戦闘BGMの中ではこれが一番好きだったっていうのもあります。シミュレーションRPGとしては一番合ってる戦闘曲じゃないかなって思ったんですよね。敵味方(のターン)が(素早さの関係で)入り乱れる戦いにおいて、ほどよい緊張感と少しの変化をもった曲なんじゃないかなって思いました。勢いではさすがにエルクのテーマがずば抜けてますけど。

あぁそう、画像内にもありますが、アークⅢにもエルクのテーマはあるんですよね。でもⅡの時ほどの猪突猛進っぷりは鳴りを潜めて、こいつは確かにレジェンドハンターだな、って感じの落ち着いた感じが出ていると思います。Ⅱのに慣れてると物足りなさがあるかもしれないけど、こっちはⅡの大災害を経たエルクですし、これくらいがちょうどいいんじゃないかなって、自分が大人になった今は思うようになったのかもしれない。
例の鐘?のパートはアレンジによって、さらに豪華に。でも鐘?の音だけじゃなくて、すごくリズミカルな行進みたいな小太鼓?の音が癖になる感じ。
……いまいち自信がないから楽器に対して?がついちゃうの、勘弁して……w

このゲームのやり込み動画、というかいろんな縛りプレイすごく面白いので是非検索してみてください。このゲームのシミュレーションRPGとしての奥深さは、大人になって改めて実感しました。

1位

決死の戦い
大貝獣物語

最後の最後でスーパーファミコンなあたり、自分も結構ゲームとともに育ってきたなあと思います。ファミリーコンピュータもやったことあるんですけど、印象に残ってるのは竹やりふざけんなの「いっき」だしなあ……。

中ボスのカイル戦はまぁなんとかなるんですけど、ドグラ―は砦までたどり着くのが大変でめちゃめちゃ苦労した記憶もあります。親衛隊が強いんですよね。ようやっと着いた砦の頂上で、ブロクト連発されダブルブーメランされて壊滅したあの幼き頃は、確かメンバーがガロウ・バード・バブでした。そら脳筋メンバーですわ……。
回復魔法は素早さに関係なく最初に発動するっていうの知ってからは安定しましたね。

この曲、SFCっていうのもあって1ループはそう長くはありません。それでもじっくり聞いてるともしかしたらと思ったことはあって。
中ボス戦の曲はこっちに比べたらもっとテンポが速くて、ある意味余裕がない感じの焦燥感なんですよね。
でもこっちってやっぱり大ボスなだけあって、どっしり構えているというか、あぁ小手先の生半可な攻撃では中ボスと違って通用しないんだなって、強敵なんだなって、BGMのそういった違いで感じられるんじゃないかと思いました。

今のゲームだと使える音源も多いし長くもできるし、例えば「ポケットモンスター金銀」とかはリメイクの際にフレーズ増えてたりしてなかったかなって。
それはそれでかっこいいし、リメイク版のブラッシュアップ感もいいんだけど、レトロゲーの音源ならではの限られた範囲で作り出された知恵って、色褪せない良さがあるよねっていう。

それはそれとして、大貝獣物語はⅡと一緒にswitchにきてくれないですかねぇ……折角プレバンでMOZはカードが復刻するっていうのに……w
何よりⅡはSFCだけど時計機能が入ってるんですよ。ソフトあるけど実は未プレイなので、やっぱり今度大貝二作をぶっ通しでやるしか……貝獣物語はナムコアーカイブスで買ってるけどそれもやるってなるとさすがにヤバそう。攻略記事片手でもいいなら検討するくらい……。

まとめ

1枚にまとめるとこんな感じになりました。
やっぱり1曲1分じゃあ想い出は語り尽くせませんわよ。
子どもの頃は今と違って積みゲーなんて全然してなくて、なんなら新しいゲームが買えるまではひとつのゲームを延々とプレイしたり、中古屋のワゴンを覗いて1000円以下で買ったゲームを延々とプレイしたり、そういう感じだったと思います。
だからなのか、結構濃い想い出とセットな気がします。
月のお小遣いとかはなかったので、高校時代は昼飯代にもらった500円を切り詰めて160円の素うどんで済ませて、貯めたお金でゲーム買ったりもしましたねw
あれ多分親にはバレてただろうなぁ……。
そういうのも込みだからこそ、色褪せない記憶なのかもしれない。

選出するにあたって部屋を漁ってソフトやハードを引っ張り出してちょっと遊んだりもしました。「懐かしい」って感情は、思ったより自分のエネルギーになりました。
スーパーファミコン、未だに現役で動くのもすごい。元は兄の物で、自分はそれをもらってからたまに掃除したりしつつ管理していますが、PS2がわりとすぐ壊れて3台くらい経たのを考えると本当に頑丈ですね。いやまぁPS2は一番酷使した気もするけど……。
PSも未だに現役です。こっちは父が単身赴任中に買ったらしくて、PS版ダービースタリオンと一緒に持って帰ってきてから、いろんなゲームやったなぁ。
……ええい、ゲーム音楽縛りじゃなくて、「好きなゲームぷれぜん」もやろうよ!!!!想い出の奔流で死ぬ!!w

実は他に最後まで争った曲

「I」 ~ 為 (ファイアーエムブレム覚醒)
Battle to pay the debt-B- (エンドオブエタニティ)
I'm Space Woman (スーパーロボット大戦64)
我ニ敵ナシ (スーパーロボット大戦α)
OVERDOSE (BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣)
メイン・テーマ(ワルキューレの冒険)
MEGALOMANIA (ライブ・ア・ライブ)
地平を喰らう蛇 (ブレイブリーデフォルト)
……などなど、多分あげだすとキリがないくらいあります……w
1曲に決められなさ過ぎるので、やっぱりゲーム自体を紹介したい作品とかもありますね。ソラトロボとかヨッシーアイランドとかクロノトリガーとか。ってかスパロボはどっちかというとゲーム全体の方が感想が膨らむ気がする。

今回の放送で話すにあたり、ドラゴンクエスト、ファイナルファンタジー、ウマ娘は個人的に除外しました。
除外というか発走前から殿堂入りみたいなもんです。だってわりとみんな知ってるじゃん。
一部最近のゲームもありますが「今の自分が形成されるにあたって刺さったゲーム」を優先して選出したかったというのもあります。
放送中はちょいちょい出てくるジェネレーションギャップを感じたり、インターネット老人会が始まったりもしましたが、やっぱりこういう「好きを語る場」を作ってわーわー騒ぐのは楽しいです。
人間だもの、ぶっちゃけ聞くに徹するより喋りたいじゃないですか。
でも喋るからには聞くターンも必要で、そのふたつを繰り返すからこそコミュニケーションができるんですよね。
「それ知ってる!」「まじで!?最高だよね!?」「ぐうわかる」みたいなのって、聞くと喋るの積み重ねだと思うし。
ウマ娘に感謝してるのはこの辺ですね。周りに競馬の話通じなかったしなんかギャンブルやってるヤバいやつみたいに思われてたけど、敷居が下がったりUMAJOも浸透したりして話も通じやすくなったし。まぁそれは今回とは別の話ということで。

視聴者からはフォームに投稿してもらう形で「好きなゲーム音楽」を語っていただきました。知らないゲームはもちろん、知っているゲームもあって「それか~~~!」って言いながらワイワイ楽しめたんじゃないかと思います。
あとは視聴者からの「この人これ好きそうだから紹介したい!やってほしい!!」って言われるのも面白い。多分それ発狂した瞬間を見たいっていう下心もありそうだけどw
でもありがたいことだよね、「好きそう」って思われるの。「どんなリアクションするんだろうな~」って思って薦めてくれるわけで、それで自分と関わってくれた周りの人が笑顔になってくれるなら嬉しいことだと思うの。

昔ハマってたことっていうのは大抵、新しく出会ったいくつもの「好き」が重なって見えなくなってるだけで、「嫌い」になったわけでもないんだったら、たまには記憶の奥底の思い出を掘り返して懐かしさに浸ったって良いと思うんですよね。
今のモノと比べて「昔は良かった」なんて後ろ向きな理由で言うわけじゃなく「昔良かった」ってだけで、そして「あの時楽しかった記憶」に会いにいくだけなんだから

今回のようなゲーム音楽編もまたやりたいですけど、「好きな○○ぷれぜん」って感じで色々やりたいですね!
放送中もぽろっと言ったんですが、当時周りに同じ話題で話せる相手がいなかったってのもあるので、やっぱり「ねぇこれ知ってる!?」「知ってる!!見たことある!!」って伝わる瞬間がほしいんですよぉぉぉ!!!(本音)

他の3人のnote

各メンバーもそれぞれ今回の放送で紹介した画像とかと合わせて感想書くって言ってたので、投稿されたらここにリンク貼ろうと思います。

ミスリルスターさん

ヨンクタスさん


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