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【※逆裁1~6のネタバレあり】逆転裁判6 感想書きなぐり

 先月くらいから久々にやりたくなって、データの途中だった3DS版6の3話からちまちまやり始めてようやくクリアしました。6-5は19時くらいからやってて終わったの翌朝6時とかだった。
 とりあえず王泥喜法介大丈夫じゃないが??!?!ってなりました。
 逆裁1〜6のネタバレあり。特に456。ただの書きなぐり兼自分の備忘録です。感情のアウトプットとも言う。

 1(蘇る)~3はDS実機でやってて、4~6は2022年のカプコン3DSゲーム500円ワンコインセールの時にまとめて買っていました。
 なんか6だけ途中でサボってたんで記憶は所々曖昧だけど、なんというか456は「受け継がれる意思」って感じだったなぁ。
 4の時点で逆転を継ぐ者とかタイトルあったし、成歩堂編のキャラが成長して出てくるのも「成長と継承」って感じでいいなあと思った。実際、6の公式ガイドブックには「継承」がテーマって書いてたしほんとにその通りだったと思う。
 「龍は屈せず」の精神はドゥルクからシンプルに息子達であるナユタ、王泥喜に受け継がれ(もちろん革命派の面々にも)、「ピンチの時ほどふてぶてしく笑うもの」はゴドーから始まって千尋に繋がり、成歩堂に渡って、王泥喜と心音にもちゃんと受け継がれていったんだよな。
 そういう意味では或真敷のどんな時も笑顔でいなければならない、も成歩堂のに近いのかもなぁ。

123でやりきったはずの霊媒が6になってパワーアップしてるし、霊媒と同じようで違う御魂の託宣が新システム!って感じで歯ごたえがあった。
みぬく、はまあ4の時にいいのかこれ……あとやりすぎだろそれは!(主に汚いハミちゃんが)ってなってたから5で探偵専用になったのは納得したけど、6の後半に法廷パートで使わせてくれるんだ……!って感動した。
 霊媒は、そういえば男を霊媒したところってゲーム中出てこなかったよなあ……からの「おあーーーーー!!」でさすがに笑ってしまった。
 笑ってしまうんだけど唯一のクッションというか、6-3は地獄の釜もいいところなので見慣れてくるとだんだん違和感なくなるんだよな……。
 とにかくサイコ・ロック、みぬく、ココロスコープ、御魂の託宣、霊媒とこれだけこれまでのシリーズでぶっ飛んでる要素がここぞとばかりに詰め込まれても全部それぞれの良さがあるのいいよね。

 でもやっぱみぬくで一番好きなのは6-2かな……同じ能力を持ってるんだし、なんなら腕輪でタイミングすらもわかる王泥喜を前にして「大丈夫」って嘘をつくみぬきの心情、計り知れないでしょ。
4で父親のことを知っても王泥喜の前では泣かなかった子が、みぬかれて不安を吐き出して、王泥喜の言葉でボロボロ泣いちゃうのしんどい。
逆裁の10代キャラ、大抵大人以上に精神的大人というか、不安を強がりで必死に消そうとしてること多くないですか??

 6のラストはだいたいそうだろうなあって予測はできてたけど、それよりもドゥルクのことに気づいた時「うわっっっっ!!」って頭抱えた。
 血しぶきとか刺された位置とか考えたら絶対棺が怪しいだろってなるけど、最初からそうだったってのが王泥喜のセリフを読みながらだんだんプレイヤーが気づくんですよね、王泥喜より先に。
 いや、まさか、嘘だろ、じゃああの倉院の里での民事裁判のくだりとか全部わかってて本当に会いに来ただけなんだ……って。
 多分それは自分が撃たれて死にかけていること、真宵にそれを頼んだことで「既に死んでいる自分」を知ってるからなんですよね。
 自分が生ける死者だとわかってて、さらに利用されていることもわかってそれでも裏切れないって信じ続けるの、強者じゃん……。

 123でわかってはいたことだけど、姿が変わってしまう霊媒というオカルトが自然にトリックに組み込まれていくのもすごいし、ほんと詰まって詰まって考えて突破できた時がだよなぁぁぁぁ〜!!って納得するのが楽しい
 しかしまぁ真宵はすぐ容疑者になるし誘拐されるし長時間霊媒するし、もしかして6-5は3-5のセルフオマージュでもあったのかな。
 灯籠の雪かきとかもそうだけど、博士の家の黄金像とかツボとかカレーの掛軸とか、調べながら「うぇぇ!!?」ってなった。
 黄金像は3-3の高菱屋地下のやつだったかなぁとか思い出してると、過去作やっててよかった〜ってなる。
 掛軸調べた時に「華麗に〜」って言うところ良かったし、ペンキのついたツボで成歩堂がコメントするの良かった。
 民事裁判回で師弟対決になるのは熱かったですね。みぬきが成歩堂の横に立つかなって一瞬思ったけど、あの感じだと事務所の面々の対決になったらどっちにもつかないだろうな。
 やけに成歩堂がゴネてくるからもしかしてまた真宵誘拐されてる?おらんし、ってなってたらほんとにそうでしたね。2-4を彷彿とさせるなぁ。
 あの時の御剣から見た成歩堂ってあんな感じだったんじゃ……。

 インガはなんでお前の大切な人がどうのこうの言ってたんだろう。死体を片付けたんなら霊媒されてるかもみたいなのもわかるってこと?
 インガって実の子どもじゃなくてもレイファを愛してたっぽいんですよね。だから悪趣味な金庫に手紙も残してたのかな。
 だってインガとガランは子どもがおらん夫婦やったってことでしょ。レイファを人質にしてたのも自分の娘ってことにしとけばいいやってことか?
 気になってるのは、クーデター自体は間違いなく計画されていたと思うけど、霊力って男にも宿るのかな(秘宝が本当にそんな効果をもっていたと仮定して)。
 ガランもインガもそれぞれの思惑で秘宝を欲しがってたんじゃないかな、と思うんだけど……ドゥルクがどうやって日本に来たかもよくわからんし。あれは飛行機乗る時だけ真宵に戻ったりとかしたのかな。
 あぁでもレイファのことを溺愛していたのならインガ側にはレイファっていう切り札ができるのか。
 清木とインガの繋がりもよくわからん。倉院に関係してる一族だからクラインとも裏で繋がりがあったってことかな?
 んー、一周じゃ気づかなかったり忘れてたりすること多そう。見落としも多そうなのでまぁそれはセレクションで再プレイする時にでも読み直します。

 あとなんだ、このゲーム兄弟姉妹が出るとロクなことにならないですね????
 綾里も姉妹で霊力あるなしで大変なことになったけど、結局クラインでもそうなったっていうか、だろうな、ってところだった。
 まあこれは6-5の前半に宝玉で霊力がどうのって話だったら十中八九そうなるよねってのと、女王の代替わりとかやっぱ怪しいよね……。
 6のラストって奏介の写真とか王泥喜の様子を聞いてたしラミロアさんっぽいからマジではやく血の繋がった妹がいること教えてやってほしい。
 顔も知らなかったとか今更言われてもとか思ってただろうけど、育ての父の死の真相を暴いて、その上本当の父親の死の直前も見る羽目になった王泥喜をほっとかないであげて……クラインに残っちゃったけど歌いに行ってくれ……。
 っていうか、父親死んで母親生きてる兄妹って意味では王泥喜とナユタは対になってるんだなぁ。片方異父兄妹だけど。
みぬきとレイファはいい感じに肩肘張らずに仲良くなれそうだからわちゃわちゃして兄貴たちの癒しになってくれ……。

 個人的には茜ちゃんがお気に入りで、4で成長して出てきた時はなんかガッツポーズした。蘇るの時からの推しです。
 かりんとうさくさくかわいいね……大人の現実を味わってちょっと挫折してるあたりが良いし、6で科学捜査官になってるのもいい。なってもストレスマネジメントが結局かりんとうなの好き。
 4の公式ガイドブックにラフ絵とかあったけど髪の毛そうなってるのかって驚いてる。あのちょんまげみたいなのってポニーテールになるのか……。
 あと、6-5で棺の確認した茜の心境がちょっとだけ気になる。だって日本でドゥルクと話してるわけだし。そして王泥喜の「オレの間違いですよね?」を一蹴するところ。あの写真を持って法廷に来るのしんどくない???
 それはそれとして、隠し撮りの写真をさくっと見やすくしてくれるのも茜ならやってくれる!って成歩堂達からの信頼あるの好き。君が積み上げてきたものは間違いなく力になってるよ茜ちゃん。正直6で新規刑事がでなくて安心してる自分がいる。
 1の純粋な頃の茜もいいんだけど、真宵との対比ってことを考えるとちゃんと分岐してる気がしていいなあって。
 真宵やハミちゃんもだけど、見た目とかであの子だ!ってもちろんわかるけど間違いなく時を経て成長してる感があるのがいいんですよ。
 茜は立ち絵によっては巴さんの面影があるのが良い。真宵もレイファに諭す時なんかああ、千尋みたいなドンとした落ち着き増えたんだなぁ(ただし何割か)みたいな安心感もある。
 いやーーーーーでも茜、全部終わったらちゃんとクラインから帰ってきてくれ〜〜!!終わらなくても定期的に帰ってきてくれ~~~!!
 響也とトムジェリみたいな掛け合いしてくれ〜〜!!
 そもそも茜と響也は姉兄に、何も知らないまま守られていた/利用されていたとか、ねつ造に関わっていたという共通点があるし。
 あとこいつら名前とは別にジャラサクとかいうCP名あるっぽくてめちゃ笑った。なんだ?ナユタだったらふわさくなんだろうか……。こっちはこっちでわりと容赦なく数珠で締め上げられてそうで好き。科学捜査官としての腕も期待されてていいね……。御剣の期待にも応えてくれ。

 それにしても響也、歴代検事の中で比較的まともな方なのになんかすげえ運のない人って感じだったなぁ。
 夕神はあんなに美味しい出番があったのに、王泥喜の最初のライバル検事のはずの響也は回想で一瞬だった気がする。
 正直6は傍聴人がウザすぎてメンタルにくるんですよ。それに比べたら3、4、5ってそこまで検事てめえこのやろうみたいな印象にならなかったというか……。1-3でとりあえず異議を申し立てるみっちゃんが懐かしいね。

 或真敷はちょっと色々やらかしてる感がすごいけど、あれは天斎がいらんことするから……。天才というか天災でしょあれはもう。
 2代目メンヨーは本当に可哀想だった。ただ被告人を陥れるためだけ、利用するためだけに殺されたのって作品の中では結構レアじゃない?
 結構好みのビジュアルだったのになぁ。衣装、半分は緑だし。
 或真敷に勝ったとかにあの人言ってたけど、王泥喜にも或真敷の血は流れてるんだよねぇ。それを知らないままなんだろうなぁ。かわいそうに(笑)
 この際タチミサーカスともなかよく戦ってほしいのでみぬきちゃんがんばってほしい。
 いつか優美さん、王泥喜、みぬきで舞台に立ってほしい。なんとなく。

 あと5はユガココに落ちました。5も大概やばかったけど確実に6-4で追撃されました。
 夕神、ほんとに心音のこと心配なんだろうなってか、手刀で数珠を落とすな。ダイレクトアタックで対決すな!
 ギンはかわいいね……おつかいもいけるんだね……。
 急に心音視点になって、夕神が動いて胸ぐら掴んできて叱咤激励するところ最高でしょ。ユガココの聖地じゃん。
 王泥喜にとって成歩堂とドゥルク(と一応霧人……)が師匠なら、心音にとっては成歩堂と夕神と希月ママが師匠なんだろうなぁって感じ。
 まぁ夕神は師匠というより希月ママのことを考えると兄弟子の方がいいのか。
 ココロスコープの時のBGMめちゃめちゃ好き。暴走時の焦燥感も好き。もしかしたら逆裁の審理中に流れるBGMの中で一番好きかもしれん。
 6-5がマジのカウンセリングになってたのは驚きました。
 心音ちゃん、弁護士の仕事ない時はカウンセラーやったら生活費の足しになると思うよ……!

 検事に茜ちゃん出るっていうからやらなきゃ……なんだけど実は検事だけじゃなくて大逆転もやってない。そのうちやるけどこのゲームまじでカロリー高いからしばらく休憩して設定資料集読みます。
 というか、6のDLCは買い損ねてて特別編が出来てない。王泥喜セレクションには入ってるっぽいので買わなきゃ……(知らん人出てきたから読んでた公式ガイドブックをそっ閉じした)。
 いやーー限定版のグッズ、知ってたら買ってたのになぁーーーーあとからハマるとだいたいこうなる。つら。しゃーないけど。
 王泥喜の手紙、読みたかったな……。

 あとまじで今更気づいたんですが、6の奉納舞、なんか好きな感じのこう、民族系だなぁとか、むしろどっかで聴いたことある歌い方だなぁって思ってて、ハッとなって調べたら霜月はるか氏でしたね……曲を全て知ってるわけじゃなかったんで本当に知らなかったんですが、巡り巡ってなんやかんや結局そこに繋がるのか……となりました……ね……。個人的な話なので蛇足だけど今の自分の趣味的に衝撃だったので……。

 はーーーでも本当に楽しかった!
 6-5は多分10時間くらいかかってしまったけど、自力で頑張って解いた時の満足感はやっぱいいですね。
 時間がかかったのはおそらく御魂の託宣に苦戦したからかな……。

 ここまでのただの書きなぐりというか、発散にお付き合いいただきありがとうございました!

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