全部やめてみたらいい。体に従うということ
よく見聞きする、"自然治癒力"。
良かれと思って、これを失くす行為をしてしまう。
熱が出た→解熱剤を飲む
寝込んで食欲がない→食べないと体力がなくなるからと無理に食べる
最近疲れやすい→体力つけなきゃと筋トレする
他にもいろいろありますが、これらは全部
自然治癒力を邪魔する行為。
確かに高熱が出たら、びっくりするし、
辛いですものね。
けれど、熱が出るというのは、体が中で戦っているということ。
薬を飲んで熱を下げてしまうのは、せっかく体が戦って良くなろうとしてるのを邪魔すること。
熱が出るのは、デトックス。解毒。
言葉で言うほど、きれいごとなんかじゃない。
その苦しさ、辛さは私も知っています。
でも、熱が出るのが自然治癒力。
体がなんだか調子悪い。元気もないし、食欲もない。
いや〜、でも食べないと、体力がなくなる。
何か、何か食べないと。
こんな時は、体の状態に従って食べないのが
一番。
食べるという行為は、体が消化をするのにエネルギーが必要になるのね。
体が弱っているのに、消化でエネルギーを使ったら、良くなることに使えるエネルギーが、
なくなっちゃう。
これも自然治癒力の邪魔をしていること。
食べなければ、体は軽〜くなっていく。
食べ過ぎは、病気を作るもと。
筋トレは、いかにも素晴らしい行為であるかのように言われる。
確かに筋肉は大事。筋肉があると疲れにくくはなるのね。
でもね、誰もかれもが筋トレをしていいってことではないの。
筋トレをしていい体と、してはいけない体がある。
筋トレをしてはいけない体というのは、筋トレ以前に、休息が必要だっていうこと。
これが、なかなか理解できないところ。
疲れている体に筋トレなんて、体にムチを打つのと同じ。
「 これでもかぁーっ!」ってね。
筋肉びっくりして、どんどん硬くなっていっちゃう。
「 もう、勘弁してよ〜 」 ってね。
体って、体の持ち主が、傍若無尽に振る舞っているのを、受け止めながら頑張ってくれている。
ここが誤解しやすいところ。
頑張っているのは、自分だと思っている。
いえ、頑張ってくれているのは、体なんです。
アイスクリームやお菓子を好きな時に好きなだけ食べて、冷たーいコーラをガブガブ飲んで...
夜中まで、YouTube見まくって。
そんな体にとって乱暴なことをしていても、
体は調整しようと頑張ってくれている。
で、体は、頑張って頑張ってきたけど、
もうこれ以上は無理だ、となった時、
病気と名のつくものがやってくる。
熱が出たら、いっぱい汗をかいて、着替えてよく寝る。食べるのを控えてみると、体の軽さがわかってくる。とことん休息すると、筋トレもできるようになってくる。
自分の体を労われるのは、自分だけ。
何か不快な状態が出たら、それは体が良くなろうと頑張ってくれてること。
体に優しくなってね。
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