なぜ?どうして?調べない考えない疑問を持たない
30代に10年ほどドイツで暮らしていました。もう30年も前のことです。
今現在はどうなっているかわかりませんが、
ドイツはどこでも
街がありながらも森がありと
自然の中に気軽に行ける環境が好きでした。
暮らしの中で一番私を困らせてくれたのが、
何かを言うたびに " なんで? "
" どうしてそう思うの?" の嵐。
" なんでって...."
" どうしてそう思うかって..."
そうだから。そう思うから。
それしかなかった私(〃ω〃)
これらの ” なんで? ” には
へとへとに疲弊させられました。
これこそが日本人なんですね。教育の違いでしょう。
現在の教育はわからないのですが、若い人たちを見ていると
やはり変わってはないのかなぁと感じます。
学校の先生や親に
” ~をしてください ” " ~をしましょう ”
と言われたら、それを言われた通りに黙ってやる。
ここなんですね。そこに、” なぜ?” がない。
いえ、子どもの頃は、” ねえねえ、ママ、
なんで?どうして?”
という疑問はあったはず。
先生や親がみんながみんなそうだとは思いませんが、
子どもの疑問や質問に、しっかり向き合って応えているでしょうか。
” なんでもいいからやるのよ ”
” 言われた通りにやればいいんだよ ”
大人が応えないから、やがて子どもは、疑問を持つことがなくなっていくのではないかなぁ。(少なくとも私の子ども時代はそうでした)
ドイツでは子どもが疑問を持ったら
親はまず子どもを図書館に行かせます。
自分で調べさせるのです。
そこから更に子どもの疑問について、
親が一緒に、” あ~だこ~だ ” と
議論を展開します。
その光景は大人であった私でも
タジタジでした。
そこに巻き込まれて、” あなたはどう思う? ” なんて振られた日には大変。
いえ、必ず振られます(°_°)
そのたびに、” あ~、う~…” と頭を抱えたものでした。
心の中のつぶやき…
” あ~、疲れるわ~…” ” 日本が楽だわ~ ” と。
疑問を持つ ⇒ 調べる ⇒ 考える
これが身につくのです。
社会や政治のことだって黙っていません。自分なりの考えを持っています。
ドイツでは未婚のまま、子どもを持って
家庭生活を送るのは一般的です。
日本と違って離婚が大変なんです。そのため、やすやすと籍を入れるなんていうことはしません。
ある時、未婚の親の7歳の子どもに
父親と母親のどちらの姓を持ちたいかを聞いて、決めさせた話を聞きました。
7歳の子どもにどちらの姓をとるかを決めさせるなんてと驚いたのを今でも覚えています。
でも、そうやって疑問を持つことも考えることも調べることも、そして選択も、個人に与える。
そのような生活は私にとって、大変な苦労がありました。
でも、日本で改めて生活をしてみると、なんと人任せの人が多いこと。
” 今や日本は問題が山積みだ ” と言ったのは、他でもない現総理大臣。
オイオイ! それらの問題を作っているのは、他の誰でもないオマエさんだよ!
(私の心の声)( ̄^ ̄)
給料が変わらないのに、保険料やら年金やら税金やらとがどんどん高くなり、
悲鳴を上げる人が続出。
悲鳴を上げているだけでは何も変わらないのだけど、悲鳴を上げるだけましかなと。
悲鳴すら上げず、じ~っと耐えて黙って払い続ける人がほとんどでしょう。
これなんですね。先生や親の言うこと然りで、お上の言うことにも黙って従う。
この中に、どれだけの人が ” 問題 ” の事実を知っているか。
なぜこんなに税金が、保険料が高くなるのか。
なぜ?なぜこんなに高い税金を払わなければならないのか。
この、” なぜ ” に、どれだけの人が疑問を持っているでしょうか。
海外に無駄なお金をばら撒き、お金を外国人へ注ぎ込んでいる。それは私たちがせっせと働いて収めた税金です。
このような山積みの問題を作ったのは
現総理。
けれど同時にこうさせたのも日本人国民です。
日本人は何も言わない、考えない。
疑問を持たない。仕方ないと、ただジッと耐えるだけ。
都合がいいんです。
自分の都合のいいように日本を、世界を動かしたい人たちにとって、決められたことにただ黙って従う日本と日本人は好都合なんです。
今の問題を隣人に話をしたという人が言っていました。
隣人から返ってきた言葉は、” そうなのね。でも私には何もできないから…” だったそうです。とてもがっかりしたと。
一人が何もできない。でもそれをみんながそう思っていたら、それこそ何も変わらないですよ。
声を上げても変わらないことは多い。たしかにそうです。
でもね、声を上げる人がいて、今までは黙っていた人たちも、そこに集まってくる。
そうしたら、一人の力じゃなくなります。
そうやって、変えようとすることが大切なんじゃないかなぁ。
そのためには、まず一人一人が、なぜ? どうして?の疑問を持つ。
調べる。考える。これからますます必要な力です。
ただこの先は、言論の自由も統制されます。世界や国を都合よく動かしたい人にとって、
都合の悪い情報は消されます。
そうなるといくら調べても、本当の情報は入ってきません。
ここから大切なのは、人との繋がりです。
なぜ?どうして?の疑問を持って、調べる、他者の言葉に耳を傾けるという見聞の広さを身に着けたいものです。
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