DVDが見れない!PC・レコーダーでDVD再生できない時の対処法
パソコンや家庭用DVDプレーヤーでレンタルDVD再生できない、自作DVDが読み込めないときの原因を一つ一つご紹介してその対処法を解説します。
①:ディスク面に傷や汚れがある
DVDディスクの表面が汚れたり、指紋や傷ついたりしたときは、DVDが読み込めない恐れがあります。
DVDは、0.00074 mm という非常に精密な間隔でデータが記録されています。
ちょっとしたホコリ・指紋・傷・汚れが付くだけでも、場合によってはその部分の再生ができなくなってしまうことがあります。
非常に繊細なメディアであるということにお気を付け下さい。
対処法:
水またはエチルアルコールで湿らせた柔らかい布を使用して、中心の穴側から外側へと、ディスクを軽く拭きとってください。
円周方向に拭くことは絶対ダメです!
②:海外製ディスク
海外で購入したDVDはリージョンコードと「方式」が日本と異なるため、一般的な日本製のDVDプレーヤーで再生できないです。
DVDの映像方式は、地域別で以下のように分かれています。欧州と日本のリージョンコードは同じですが、映像方式が異ります。再生できないので注意しましょう。
NTSC: 日本、アメリカ、カナダ
PAL: 英国、ドイツ、オーストラリア、シンガポール、中国、スペイン、その他
SECAM: フランス、ロシア、東欧諸国、その他
リージョンコード (region codes) は、DVD・Blu-ray Discやゲームソフトなどが販売および利用される地域(リージョン)の情報を記載した情報(コード)である。
DVDプレーヤーにもリージョンコードが付されている。DVDメディアとプレーヤーの両方のコードが一致しない場合に、そのDVDは再生できなくとなる。
1: バミューダ諸島、カナダ、アメリカ合衆国 およびその保護下にある地域
2: 中東諸国、西ヨーロッパ、中央ヨーロッパ、エジプト、フランス保護領、グリーンランド、日本、レソト、南アフリカ および スワジランド
3: 東南アジア、香港、マカオ、韓国 および 台湾
4: 中央アメリカ、カリブ海諸国、メキシコ、オセアニア、南アメリカ
5: アフリカ、旧ソビエト連邦諸国、インド亜大陸、アフガニスタン、モンゴル、北朝鮮
6: 中国本土
7: 予備
8: 航空機および旅客船などの国際領域での利用など
例えば、日本のDVD再生機器はリージョン2なので、韓国のDVD(リージョン3)を再生できません。
③:DVDがファイナライズされない
自作DVDが読み込めない時の原因は多くの場合は、ファイナライズされていないことによるものが多いです。
④:再生機器がCPRMに対応しない
CPRM(Content Protection for Recordable Media)とは、デジタル放送の「1回のみ録画可」である映像をDVDに録画した後に、別の記録メディアにデジタルコピーできなくする著作権保護技術になります。
デジタル放送の「1回のみ録画可」である映像は、CPRMに対応したDVDでないと録画できないようになっています。
CPRM対応のDVDには、映像コンテンツはすべてCPRM採用して暗号化されたから、DVD再生機器がそのCPRMを解除できる暗号鍵を持つ場合に限り、暗号化されたDVDメディアが復号されて再生されるようになります。
つまり、再生機器がCPRMに対応しないと、CPRM対応のDVDが読み込めないです。
そのほかの原因
一方、DVDドライブのドライバーが故障したり、ドライブのレンズの汚れか寿命が来たり、ディスク自体の品質が悪すぎる場合は、DVDが見れないという現象が起こることがあります。
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