もいもい先輩のイメソン「PARADISO」について
もい!
久しぶりにイメソンを作ったので、また気まぐれにnoteを書きます。
夢女子
今回の曲は「夢女子」がテーマなんですが、自分は夢女子ってどんなものか全く知らず、BGクラブの配信でその定義みたいなものに初めて触れました。
もいもい先輩「夢女子とは、二次元のキャラクターに対して本気で恋をしてしまい、本気で彼氏だと思ってしまい、そう、想像して、ここにイマジネーション彼氏が居るっていう状況で生きている者の事を指します」
樋口楓「ええ~、そんな人いる?」
もいもい先輩「ここにいまぁす♡」
上記の「ここにいまぁす♡」が可愛すぎたので曲を作ろうと考えました。対象が3次元でも2次元でも、恋する乙女は可愛いものですよね。
自分は過去にモイラ様のイメージソングを作っているんですが、モイラ様についての歌詞はそこで書いてしまっているので(実は未制作のフル尺の歌詞もほとんどできている)、同じような曲を作っても意味がないと思い「夢女子としてのもいもい先輩」という切り口で作詞作曲をしました。自分の作風ともマッチすると思ったので。
楽曲について
「PARADISO」で音楽的に狙った方向性は、ご多分に漏れず80年代のアイドルソングなんですが、中でも中山美穂の「派手!!!」とか浅香唯の「C-Girl」みたいな比較的ロックなアレンジです。
なのですが、パートの編成なんかを似たような感じにしても思ったより寄せられなかったですね……。原因はミックスとか音色の問題だと思います。しかしあまりこだわりだすといつまでも完成しないし寄せすぎるとマジで音がペラくなってしまうので割と成り行きに任せてやっていきました。
今回一番気に入っているのはキックの音色です。ペタっとしてモチっとしたああいうキックが自分は大好きなので、やっとこの音が出せたなあと喜んでいます。スネアもまあまあ。ちょっとドラムが浮いていて煩いですが、これは宗教上の理由で仕方ないのです。ドラムがバチっと聴こえるのが好きなんですよね。ドラムがガンッってこない曲はオカマだと思っているので。ベースやギターは正直あまり追い込めませんでした。ギターのことはわからないので。シンセもそれなりで。ホーンセクションは今まではいい加減にやってましたが、一応定番の編成を調べて無難なアレンジをしてみました。音質的にはまだちょっとわからんという感じです。まともな音源もないし……。
ただ前回発表した曲よりは全体的なミックスは良くなったかな~と思っています。各パートの定位とか奥行きとかを考えるようになってきました。出したい場所は出して、その分ひっこめる部分はひっこめるのが大事かもしれんと気づき始めましたね。それが正解かは知りませんが! 少しずつコンプなんかの使い方もマシになってきた気がしています。ボーカルも結構頑張りました。結果がどうかはわかりません!
アレンジ面でも想定してた仕上がりとは大分違ってしまった感があるんですが、これはこれで面白かったです。
まずAメロは歌メロとの相乗効果で古めのシティポップ的なニュアンスが出ることを想像していたんですが、なんか初期のBUCK-TICKみたいな感じになってしまったのが今回一番面白かったんですよね。一人で笑ってました。
自分だけそう感じてるのかもしれませんが、タイトな8ビートでスネアがパァン!つってるドラムとルート弾きのベースと微妙な明るさがBUCK-TICKっぽさを醸し出してしまっているような……。昔のBUCK-TICK好きなんですよね。暗いんだか明るいんだかわからない感じが。あの時代のロックバンドだとダントツで好きです。あとAメロ全体で鳴っているシンセプラックの音が芋臭くて気に入っています。
Bメロはなんか安直なメロコア(スカコア)っぽくなってしまってこれも意外だったんですが、盛り上がるからまあいいか、って感じでそのままやりました。なんとなく可愛いし。コード進行がシンプルすぎて高校生かよと笑ってしまいますが凝り過ぎても失敗しそうなのでストレートにいきました。
サビも中山美穂というよりはちょい前のアニソン感がめっちゃ出てしまって、これも悩みましたが盛り上がるからまあいいか、となってそのままいきました。こう書くとテキトーにやっている様ですが、割とテキトーです。むしろ、ちょっとした違いでこんなにも変わって聴こえるんだなという発見があって良かったなと思っています。あと過去曲と歌メロがどっかぶりしてしまいましたが自分の曲なんで許されても良いと思います。いいんです。
結果的に80s感がめっちゃ薄れたなあという自己評価ですが、それは自分が麻痺しすぎてわからなくなっただけで、もしかしたら他人が聴いたらめちゃくちゃ古臭いと思われているかも知れない。それならそれで良いんですが……。
ともかく聴いてくださった方と女神様には感謝です! 女神の夢女子VideoBoiより。
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