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サッカースクールで行うべき感染症対策



新型コロナウィルスはインフルエンザと同等の5型になって、WHOも緊急事態宣言の終了を宣言しましたね。2.3年前の状態に比べると比較的安心して生活を送れる状況が戻ってきた感じがします。(とはいえ油断は禁物ですが・・)僕も人と会って話をする時やたくさんの人が室内に集まる機会を除いてマスクを外した生活をしています。昨年度までは指導するスタッフはマスクをつけて指導していましたが、4月以降は外すようにしています。子ども達からはコーチいつもと何か違う・・と言われますが。笑

既に時効かもしれませんが、、今回の記事ではコロナ禍での感染防止対策について紹介したいと思います。サッカーだけでなく他の習い事にも応用が利くものになるので参考にしてもらえるとありがたいです。

 

1 感染防止対策の考え方

01 サッカーは屋外での活動だという事

02 突き詰めればきりがない


2 実際に行った対策

01 アルコール消毒

02 スタッフのマスク

03 罹患したスクール生の対応

04 スクール生のマスクはどうしたか


3 コロナ過でのスクール活動

01 実際の所感

02 緊急事態宣言とまん延防止措置

03 振り返ってみて


4 まとめ

 

1 感染防止対策の考え方

最初に日本でコロナウィルスのニュースが大きく取り上げられたのは2020年1月のダイヤモンド・プリンセス号の乗船者から感染者が、、というところでしたね。当初はどんなウィルスかも分からず、かといって何か対策ができる訳ではなく、、でも自分事としては全く考えていなかったことは記憶にあります。あれからもう3年が経ったんですね。ですが、次第に有効な感染対策方法もニュースで流れ始め僕たちも巷で行われている一般的な感染対策を行ってきました。予防は大切ですが、いかに必要な対策を講じて大きく効果を得られるかを考えていました。(後述しますが突き詰めすぎてもなってしまうときにはなってしまうので。。)


1-01 サッカーは屋外での活動だという事

まずどんな対策を行うかにあたって考えるべきことはサッカースクールは基本的に屋外で活動するものであるということです。どんな時にマスク等の対策を行うべきか、といった指針も出ていたのでそれを参考に考えました。(感染拡大初期は屋外のランニングでも感染する、といった情報もありましたね。)

いわゆる三密になりがちな飲食のシチュエーションとは異なることを前提に必要な対策を考えていました。


1-02 突き詰めればきりがない

コロナが日本でまん延し始めてからニュースを見ていると、、、

  • 使用するたびにボールにアルコール消毒のスプレーを吹きかけてタオルで拭く

  • 消毒マットを出入り口に置く

  • 過去の検温の記録を書き参加するイベント主催者の提出する

等の対策を行っている団体もあったので、一度は検討をしましたが管理や保管の手間、工数がとてもかかるので簡単にできる対策とどめるようにしました。


2 実際に行った対策


2-01 アルコール消毒

これが最も基本的な対策で、4月以降も続けているものになります。子ども達が水筒を置いている横に消毒用のアルコールスプレーを置いておき、子ども達に消毒を促します。

  • 練習が始まる前

  • お茶休憩の後

等に消毒(シュッシュ)しようね、と呼びかけ続け、今では子ども達同士で消毒した?と呼びかけ合う姿が見られるようになりました。習慣ってすごい・・


2-02 スタッフのマスク

スクールでの練習中はもちろんですが、校門前のチラシ配り、ポスティング等クラブとしての活動時はいつでもマスクをするようにしていました。これが真夏は地獄なんですよね・・雨の時はくっついて苦しいし・・・これが今年の夏から無しになっただけでもめちゃくちゃ嬉しいです!普通の白い不織布のマスクでは苦しいのと、見た目もあまり良くはないので、僕たちはチームのウェアと同じブランドの洗って繰り返し使えるマスクを使っていました。


2-03 罹患したスクール生の対応

学校で罹った子がいるので、濃厚接触者になってしまったので、家族が罹ったので、熱があるので念のため・・・基本的には練習前に保護者の方から連絡を頂きます。保護者の方が今日はお休みしますと言えば無理に練習に参加してもらうようにはしません。本人が元気そうで体調にも問題が無ければ参加してもらうようにしていました。また、コロナ関連でお休みの場合には月謝の返金対応も行うようにしていました。


2-04 スクール生のマスクはどうしたか

強制にはしませんでしたが、「マスク外してもいいからね」とは伝えるようにしていました。特に小さな子どもは運動時にマスクをしていると熱中症のリスクが高まります。マスクをしたままサッカーをする生徒に関しては様子や顔色に変化はないか細めに見るようにしていました。今でもマスクをしたまま練習しているスクール生はいます。


3 コロナ過でのスクール活動


3-01 実際の所感

丸々2年間、コロナ禍の中で活動することになりました。振り返ってみると制限がとても多かったように感じます。

  • グラウンドの予約ができない

  • 施設の使用が時短によって制限される

  • 施設の利用ごとに利用申請書に人数や連絡先を記入

  • 募集活動の制限

もう二度とコロナは来てほしくないです!!様々なことが制限される中でも子ども達は楽しそうにボールを蹴っていました。これまでできなかったことがある分思いっきりサッカーを楽しんでほしいですね。


3-02 緊急事態宣言とまん延防止措置

緊急事態宣言でスクール活動も募集活動も完全にストップした時期がありました。これはしんどかった・・精神的にもそうですし、収入的にもつらかったですね。また、緊急事態宣言と新規会場立ち上げの時期がかぶった時期もあったのでそれまでに体験会への申し込みを頂いていた方たちに連絡することもありました。こんなことはもう二度とないとは思いますが・・・・


3-03 振り返ってみて

コロナ禍の中でスクールを立ち上げてここまで運営してきましたが、よくがむしゃらにやったなと思います。集まってくれた子ども達のおかげもあって今ではメンバーも100人を超える大所帯になりました。でも今になって思うのは、同じやり方でもコロナでなければもっと様々なことがスムーズに上手くいっていたのではないか、ということです。コロナが収まった今、正しいやり方で立ち上げを行えば100人を超えるスクールなんてすぐにできると思っています。


4 まとめ

今回はスクールで行う感染対策について紹介していきました。

最初は試行錯誤でしたが、大きな問題もなく無事にコロナ禍の中スクールを運営することができました。

もし、またゼロからスクールをスタートするとして、同じ時期にコロナが発生したら、、きっと同じ方法でスクールを運営、拡大していくと思います。(来ないに越したことはありませんが。。。)

対策をしてもそこがメインになってしまって本来のスクール運営が立ち行かなくなってしまっては本末転倒だと思います。必要な対策をちゃんと見極めて状況を見ながら運営していくことが大切ですね。




全ての生徒と指導者に充実した人生を。

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