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若者が芸人になりたがるまで(1)

勉強は小3の頃まで問題なく公文にも通っていたので順調に進んでいくと思っていました。たのしいさんすうの図形が現れるまでは...
図形が現れてから途端についていけなくなり「もう勉強向いてねえ」と小学3年の時点で諦めてしまった自分は19歳の進路を決める時に迷う羽目になります。
勉強に対しての努力をした覚えはありません。


スポーツは幼少期から体操教室と水泳を習っており熱心な教育を受けてたのだなと今になって感じています。
その甲斐あって、小2まではリレーの選手にも選ばれたし、健やかなスポーツの日々を送っていたのも一転、水泳を辞めると体重は激増し、当時の写真を見た友達にはカールじいさんに出てくるラッセルかと暗喩されてしまいました。

「もうスポーツ向いてねぇ」また一つ諦めて、得意なことが何もないただの小太り少年になった自分はここから今の自信のない性格を作り始めて行きます。
一応、友達に誘われサッカーを始めたら体重を落とす事には成功しました。上手くはならなかったけど


この調子で高2になると自分は勉強も運動もできない将来やりたいこともない未来に希望が見えないままでした。
自分を変えようと発起して春に入部したハンドボール部も冬を待たずに辞めてしまい、何か自慢できるものが欲しい...そして彼女も欲しい...という嘆きの中で、勇気を出してある大会にエントリーします。これは僕の人生を左右するきっかけの大会の話です。

その大会の名前はハイスクールマンザイ。



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