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FX 出来ること/出来ないこと(お金の話)

こんにちはVictoです。
今まで色々記事を書きましたが、FXをしようと思っている人や副業を考えている人は当然「お金を稼ぐこと」を目標にしているはずです。

こうすれば絶対稼げるという答えがあるわけではありませんが、こうすればFXで稼ぎやすくなることをお伝えできればと思います。

今回からFXでお金を稼ぐということに絞って書いていきます。
少し長くなりますがお付き合いいただけると嬉しいです。

最初に考えるべきこと

皆さんはお金を稼ぐことをどう思いますか?
普通の感覚ならお金はあればあるだけいいと思うし、漠然とお金を稼ぎたいと思う方が多数だと思います。

僕が誰かにFXを勧めたりするとき、絶対に決めていただくことが4項目あります。

・運用資金
・目標金額
・期間
・稼いだお金の使い方


どれくらいの金額何カ月(何年)いくらにして何をするのか
ということです。

例を挙げると
1万円1ヵ月5万にして収入を増やす
10万円半年500万にして車を買う
30万円1年5,000万にして不動産投資で早期リタイアする

こんな感じです。

FXで出来ないこと

FXは絶対的に時間がかかるので、一番大事な部分は期間になり、FXで出来ないこと(難しいこと)は、短期間で100%以上の利益を出すことです。

100万円1週間500万円にする
・・・絶対出来ないわけではありませんが、運用資金を失うリスクがかなり大きくなります。

FXで出来ること

先程挙げた例の場合、期間が1カ月~1年となっているので
そこまでリスクをかけなくても達成することが可能と言えます。

運用資金がいくら必要などは関係なく、期間が長ければ長いほど達成するハードルは下がります。
逆に期間が短いほどハードルが高くなります。

もちろん達成するためには最低限の知識や経験が必要となりますが、取り合えず知っておくべきことを簡単に説明していきます。

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国内と海外のFX登録業者・・・どっちがいいの?

まず、国内と海外のFX業者どちらがいいのかについて説明します。

どちらも一長一短ありますが、レバレッジやFXのシステムの仕組み、稼いだ後の税金など総合して考えると
大きな金額(数千万円~)の運用は国内FX業者
小さな金額(1万円~数千万円)の運用は海外FX業者

これが答えです。

国内の方が安全という方もいらっしゃいますがそれは全く違います。

追証
ここがポイントになるのですが、国内業者と海外業者の大きな違いは国内業者は「追証」という恐ろしいシステムを採用していることです。

海外業者のほとんどは「ゼロカット」というシステムを採用し、口座資金以上の損失が出ることが基本的にありません。
国内業者の場合、急激な価格変動があった時、口座資金以上の損失が発生しマイナス金額を支払わなければならないシステムとなっています。

プラットフォーム
また、取引の方法も国内の多くの業者と海外業者では違います。
取引に使用するのは、国内の多くの業者は会社独自のプラットフォームを使っています。
世界的に使われている、個人でも自由な設定や取引ができるとても優秀なMetaTraderというソフトがあるにも関わらす、それを使用していません。
高額な自社ソフトを開発・運用する理由は何なのでしょうか?どことなくバイナリーオプションを思い出しますね🤐


少し話が横道に逸れそうになりましたが、少額の資金運用の場合、圧倒的に海外のFX業者が良いです。

資金にとても余裕があるなら、国内という安全マージンと税金面の優遇がある国内業者で良いと思いますが、ある程度の取引金額の場合、国内業者も海外業者も大きく変わりません。


税金のお話
・国内FXの場合の税率は利益の20.315%(区分が申告分離課税)
(内訳・・・所得税15.315%、地方税5%)
・海外FXの場合の税率は利益額によって所得税が変動(区分が総合課税)

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利益額が330万円以下なら、国内も海外も税金に差がありません。

金銭トラブル
海外業者では利益額を出金出来ない、などの金銭トラブルは僕の知る限りありません。
出金先を日本の銀行口座に設定するわけですから、もしそのようなトラブルを起こすFX業者があった場合、そもそも日本の銀行が取引をするわけがありません。
日本の銀行は日本人にやさしいなどではなく、銀行にリスクのあることを絶対にしないのですから。

そして、取引をしていく上で海外業者で出来ることが、国内業者ではかなり制限がかかります。

FXの利点

FXには「レバレッジ」というものがあります。
「レバレッジ」とは簡単に言えばテコの原理のことですが
少ない資金でもレバレッジをかけることで安定した取引ができることが、FXのお金に関する一番大きな特徴であり利点だと考えます。

決してリターン額が大きくなることが一番のメリットではないことを覚えておいてください。
リターンが大きい = リスクが高い
いちいち書くまでもないですが、当たり前の話です。

一部の人たちは「海外FX業者はレバレッジがあるから損が大きい」としたり顔で言いますが、勘違いしてほしくないのが「レバレッジ」を使う、使わないは個人の自由ということです。

競馬のAさんの話
競馬に興味があるAさんが競馬場に行きました。財布に5万円入っています。
・・・大きなオッズに全額賭けるのも、手堅いレースに少額賭けるのも、逆に大きなオッズに少額賭けるのも、全てAさん次第ですよね?
もしも大きく負けたとしても、Aさんの財布の中が空になるだけです。

少しニュアンスが違いますが、FXを知っている人からすれば同じ系統の批判だと感じるはずです。

国内と海外のFX登録業者・・・レバレッジ編

国内と海外のFX業者では、レバレッジに大きな差があります。
国内業者は25倍(法人50倍)
海外業者は100~1000倍(業者によって違います)

レバレッジが大きく違うことで、最も大切な2項目が全く違います。
・ポジションを持つことができる数量(Lot)
・ポジションを持った後の許容範囲

とても重要なことなのですが、レバレッジを詳しく説明すると時間がかかるので簡単に説明します。


FXは「外国為替証拠金取引」英語でFOREX(Foreign Exchange)
FXは、FX登録業者に担保としてお金を預けて為替取引を代行してもらう取引方法です。その預けるお金のことを「証拠金」といいます。

言い換えると、証拠金を担保にして数倍の取引の「権利」を持つわけですね。

ここでまた例 (わかりやすい様に $1 = 100円 とします)
10万円が資金
・通常の為替取引・・・旅行などで$1000に両替して全く使わなかった
$1 = 101円になった 両替すると101,000円で1,000円の儲け
FXの場合
・国内業者・・・レバレッジを最大の25倍で取引
$1 = 101円になった 2,500,000円から2,525,000円で25,000円の儲け
・海外業者・・・ここではレバレッジ500倍で取引
$1 = 101円になった 50,000,000円から50,500,000円で500,000円の儲け

すごいですよね?
もちろんレバレッジにはこのような側面もありますが、この例は何のプラスにもならないので覚えなくて良いです。現実的ではありませんので。

では何をもって海外FX業者が良いのかについて説明します。

海外FX業者の最大のメリット

口座資金に対して、思い通りの取引ができること
これが最大のメリットだと考えます。

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思い通りの資金運用と取引ができること

そしてここからが本題で、別の側面(本来の証拠金取引)からこの取引を見た場合

ポジションを持つための証拠金はいくら必要か
国内25倍は 80,000円(残額 20,000円)
 20000(通貨量)x 100(価格)  x 1/25(レバレッジ) = 80,000円
海外500倍は 4,000円(残額 96,000円)
 20000(通貨量)x 100(価格)  x 1/500(レバレッジ) = 4,000円
このようになります。

この取引でドルの価値が下がってしまった場合、どの金額で強制的に切られる(強制ロスカットといいます)のかを書きます。
国内と海外でどれだけ取引に余裕があるかがわかると思います。

国内業者の場合
ポジションの権利のために80,000円を使っているので20,000円でやりくりしないといけなくなっています。

2万通貨の価格変動の場合「0.01円」動くごとに「200円」、利益と損失の金額が変わるので、20,000円で変動についていけるのは「1.00円分」しかないことになります。
(0.01円 = 200円 : 1.00円 = 20,000円 ⇒ 100円 - 1.00円 = 99.00円)
なので、ドルの価値が「99円」になった時点で強制的に切られてしまいます。

海外業者の場合
ポジションは4,000円で持てるので96,000円残っています。
上記と同じように、2万通貨は「0.01円」で「200円」の変動なので
「4.80円分」すなわち「95.2円」まで耐えることができます。
(0.01円 = 200円 : 4.80円 = 96,000円 ⇒ 100円 - 4.80円 = 95.20円)

一度でこのように口座資金を全額使うことはありませんし、そのような取引は間違ってもしてはいけません

しかし、FXで取引を行っているとポジションを複数持つ時があります。
また、毎回思った通りにチャートが動くこともありません。一時的にマイナス方向に動くことなどは日常的に起こることです。

この例はあくまで1ポジションの例ですが、証拠金の仕組みは最も大切な事になりますので覚えておいてください

最後に

最後までお読みいただきありがとうございました。
「こいつは国内業者に恨みがあるのか?」
「海外業者を使わせて何をするつもりだ!」
と思われた方がいるかも知れません😢

国内業者が
・プラットフォームをMT4にしてくれて
・レバレッジを500倍程度まで上げてくれて
・追証を無くしてくれれば
喜んで国内業者を使いますが、あまりにも海外との差が広いのでこのように伝えるしかできないのです。

今回はFXのさわりの部分ですが、これだけ理解していただければ次のステップに進むことができます。他でよくあるFXの用語を理解することは無駄ではありませんが、近道にはなりません。なので、今回はわざとLotやPipsという単位を使いませんでした。
FXを活用して利益を得る方法を知ることが一番の近道です。

一応説明のために、よく使う用語を近日中にまとめて記事にしておきますので、用語がわからなければサラッと見て下さい。

次回は、この記事で最初に書いたFXで出来ることを深堀りして、具体的に何をすれば資産を増やせるのかを書いていこうと思います。
FXは簡単なんだと伝えられることを目指します。

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今後も見ていただいた方の利益に近づけるように記事を書いていきますので、よろしくお願いします!

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