noita

操作性:8点
仕組み:10点
世界観:2点
絵作り:8点

ドット単位で物理シミュレーションをしてくれるゲーム

 2Dドットのゲームでドット単位に物理シミュレーションをしてくれる。例えば木のドット絵があったとしてそこに火をつけるとドット単位でじわじわ燃えてくれる。これだけ聞くと地味に思えるがそのほかにもオイルに炎や可燃性のガスに爆発物、氷にひびが入ったりマグマに水をかけて岩にしたりといろいろなことができる。
 マップがランダム生成なので入るたびにいろいろな対応を求められて楽しいし様々な属性の杖が落ちていて炎を放ったり電気を放ったり酸で地面を溶かしたりもできるようになる。
 マグマに落っこちたりランダムで出現する敵に殴られてHPが0になったらゲームオーバー。クリアみたいな概念はおそらくないと思う。

アーリーアクセスなのでバランスには注意

 2019 11月現在もアーリーアクセス状態になっている。そのためマップのランダム要素の偏りが激しく1階層潜っても1本も杖が落ちていないこともあれば入った瞬間に3本くらい落ちているときもあるので理不尽さに耐えられる心は必要かもしれない。
 ただこのゲームのポリシーなのか俺が確認できなかっただけか知らないがSteamのアップデートではなくアプリ内部のサイレントアップデートでゲームに更新をかけているようでたまにプレイすると全然知らない敵やアイテムが出てくるのでそこも楽しい。

カテゴリー評価

操作性:
 まぁこんなもんじゃなかろうか。WASDに対してキックがFでちょっと押しにくいかな感はある。
仕組み:
 ドット絵で物理シミュレーションをするという発想のコアからその周りのギミックをうまく派生されている。要素が多くなりすぎるわけでもなく割と綺麗にまとまっているのが好き。
世界観:
 特にこれといった話はない。出されたランダムマップを淡々とやる感じ。ただなんか設定とかはありそう。
絵作り:
 俺はドット絵が好き。

総評

尖ってて好き。
Steamだと1800円くらいするのでそれが高いと思うかどうかは人によると思うが、アーリーアクセスなことを加味しても個人的には買いだと思う。爆発的に面白くはないけど地味に毎日1回やるみたいなゲーム。