サイレントヒル2 リメイク 初見の感想
初めまして。
note初投稿の内容は SILENTHILL2 リメイクの感想です。私はホラーゲームは好きなのですが、実はSILENTHILLシリーズは遊んだことがありませんでした(ホラゲ好きを語るなと言われたら何も言い返せない…)
やったことがない理由としては、ナンバリングタイトルが出ていた頃はまだ産まれていなかったのと、作品を遊ぶ環境が整っていなかったのが原因です。
しかしなんといってもホラーの最高傑作と呼ぶ人もいる作品ですから、いつか遊びたいなぁ…とはずっと思っていた(SIRENシリーズもそう。最近PS5で遊べるようになったから遊んでる)のですが、思ってる間にリメイクが発売された…という訳です。
遊んだ感想としては、もっと早くこの作品を知りたかった!そして発売当時にみんなと一緒に考察したかった!の2点です。
発売当時「どんなゲームでもナンバリングは1から遊んでいきたい!」という厄介な性格のせいで、サイレントヒル2リメイクを遊ぼう!とはならなかったのですが、結果としてこの作品を今遊んで大正解でした。
高評価な理由として、まず一つ目に遊んでいて気分が悪くなりました。
部分部分で見てみるとそこまで強烈ではないのですが、長時間遊び続けていると演出による不快感が段々と蓄積されていき、ドッ!って押し寄せてくる。
例えば、私はバイオハザードシリーズが大好きでほぼ全てのタイトル(ガンサバ、外伝を除く)を遊んだ事があるのですが、バイオでは感じたことがありません(バイオがホラーとして低度とは思わないけど)
その他のホラゲも遊んだことがありますが、ホラゲでそこまで気分が悪くなった事はありませんでした。
ジワジワと怖さと不快感が蓄積されてくる、ジャパニーズホラーを形容したような作品だと思います。
(一見海外のゲームかと思うけど、遊ぶと日本のゲームなんだなぁって改めて感じさせられる!)
ホラーの形の一つに「不浄であり不潔であるもの」という物があり(私はそっちのホラーが好き)
サイレントヒル2はそれを今の技術で視覚、聴覚を通して最大限と表現していると思いました!
そして道中に出てくる雑魚敵達、病院で戦う檻の敵やアンジェラのパパ。彼ら全員どこか性的で(一番ジェイムスの欲求不満を体現しているからだそうですが)しかし直接的でない、という点も良かったです。基本的にホラーのポルノシーンは好きではないのですが、ホラーの「死」とエロの「生」は切り離せないものだよな…とも考えてるため、ホラーとしての不快感も助長している敵のデザインなどはとても好きでした。
全体のストーリーもとても良く、余韻がずーーっと続いて最高でした。小説版を踏まえると、in waterが正史とのことですが、個人的にはstillnessが好きです。画面が暗転した後、in waterと違って扉を開ける音がするから、多分車だけ沈めたって事?
原作やってないからあまり強く言えないけど、原作遊んだ人にとっては嬉しい結末の一つだったのではないかなと。(BISSも良かった。一番幸せそうだけど、どうなんだろう)
全部のエンディング頑張って見たけど、ReBirthだけ何もわからなかった。過去作を知らない弊害が…
今作を遊んだことで、過去作を遊んでみたい欲が沸いてきました。他の作品のリメイク前に一通り遊んじゃいたいです。
素人の感想ですが、読んでいただきありがとうございました。