みんなの不安が怖い

世間はコロナ一色。確かに怖いものではあるけど、そんなに騒ぐなよおと内心思ったりしている。

ここ1年くらい、テレビのない生活をしている。テレビがなかったら本当に情報ってあまり入ってこないし遅れてくるなあと思う。自分が今情報を得ているのは、Twitter・LINEくらい。Yahooなどで検索の際に意図せずに得たりもしていると思う。

たまに友達や家族と話をすると、コロナの話題が出てくることがある。その時思うのは、ハイテンションになっているなということ。不安から来る恐れのハイテンションもあれば、未知なるものに対する好奇心のようなハイテンションもある。そういうのを見ると正直、情報に振り回されてるんちゃう?と言いたくなる。

不確かなことばかりだけど、感染を防ぐために今やるべきことは手洗いうがい。咳やくしゃみがあればマスクをするというような基本的なこと。

ウイルスはもういるんだし、なくすことはできない。テレビなどが騒いで視聴者が不安になってさらに情報をかき集めて鵜呑みにしてまた分からなくて不安になること。その不安のはけ口として、誰かを敵にすること。それは悲しい。

現政権は批判されているけど、人々の不安から来る批判はどこか薄味な気がする。もちろん現政権のこれまでの対応が不十分な点はある、これまでコロナ以外でやってきた数々のことは誠実さのかけらもない最低なことだと私は思う。

だからこそコロナから来る不安のはけ口として現政権をつるし上げるのはどこか違う。これで政権が変わったとしても、国民の政治に対する意識といった核になる部分は変わらない気がする。

不安で特定の国籍の人を、差別したりすることも起こりかねない。今後、国内の居住地でも差別されるようなことになるかもしれない。

感情に突き動かされ「誰誰が悪い」とか考える人より、「自分にどんなことが出来るんだろう」って考える方がかっこいい人。




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