ウイニングポスト10 2024系統確立#ラウンドテーブル系
いつの間にか引退前に確立できるようになっていました。
9 2022の同馬の記事は↓に。
Round Tableについて
父:Princequillo
父系:プリンスキロ系
血統構成はプリンスローズ系の親系統化、プリンスキロ系の確立によって種牡馬因子金銀が増えています。
2代前はプリンスローズ系×エクリプス系×ザボス系(親ベンドア系)×ベンドア系と、セントサイモン系からプリンスローズ系に変更されており、配合の自由度は増すことになりましたが、ベンドア系被りが解消されたわけではないため、血脈活性化は7本が限界であることには変わりがありません。
芝質はプリンスキロ系が米国型になっている影響からかなり軽めになっていることもあり、以前同様の感覚で欧州短距離路線で産駒を活躍させるのはやや厳しい面も見られます。
引退年について
引退は1976年。この点は以前と変わりません。
privateの保護可能期間は28歳である1983年まで伸びています。
系統確立について
確立年
今回は1975年に確立でした。
SP種牡馬(Upper Case)を導入した場合には74年に確立できたのですが、導入なしの現行データでは0.1%の不足が解消できず、75年にずれ込むことになりました。74,75年に確立渋滞が起きているわけではないのであまり影響はありません。
また、前回のタンティエーム系確立でSP種牡馬から外すことにしたBretonを導入していたデータではUpper Caseなしでの確立ができていたことから、余剰分としてSP種牡馬で導入したIntentionallyの増加分をカバーしきれなかったと推測するところです。74年に確立したいのであれば、米国繋養のSP種牡馬導入はMy Babuのみにとどめておいた方がよいかもしれません。
系統特性
プリンスキロ系がST系ならST/SPのどちらかにはなっていたのですが、以前同様の状況ですので、やはり無系です。
支配率
世界2.0%(米国型)の確立です。
序盤(引退前)は本馬自身が繋養されている米国の比重が高いため、米国型になります。
privateに囲うようになってくると段々日本の割合が増えてくるため、日本型になる可能性が高くなります。
実際のプレイ状況について
自己所有で確立に間に合う馬はいません。
所有できないながら、King's BishopとTargowice(のちに日本輸入)が73年末に種牡馬入りします。Round Table、ボールドリック、デュール、Poker、Advovaterは産駒が走っていますので、それなりのサイアー順位を獲得してもらい、種付け料の向上を図りたいところです(史実馬が走るRound TableとPokerが上げやすい)。
また、74年末にApalacheeが種牡馬入りするため、多少種付け料を稼いでもらえれば、75年に十分確立できます。AgitateとCelliniは種牡馬入りするにしても74年末ではないので、強化の必要はないです。
後継について
種牡馬の父として
2022時における評価と同様に、父系としては打ち止めと言ってよさそうですが、3年スタートが早められた分評価を改めても良いのはボールドリックでしょうか。84年末引退とそれなりの期間自家生産が可能ということで、史実牡馬の少なさを十分に補えます。確立でST系にもなります。
今作では収録されていませんが、Without Fearがオーストラリアで成功を収めていたため、豪州の状況が変わる(馬産地として別地域扱い)などすれば登場の余地があるかもしれません(General Nediym(父Nediym)の母父として名前はありました)。
母父として
母父として輩出したのはCaerleonやSir Tristramといった大種牡馬、ほかにゴールデンフェザントなど。母父父としてはSeattle Slewやシルバーチャーム(どちらも父Poker)を輩出。Seattle Slewが種牡馬としても成功したことで、後世まで血が残り続けることでしょう。
そのPokerについては10から種牡馬として登場しているため、系統確立可能になりました(自家生産頼りにはなりますが)。
登場牡馬産駒
終わりに
かなり自然確立に近い立ち位置となりましたが、若干の不安定さがあります。
系統特性は相変わらずですが、やはり父母ともに因子持ちで、さらに父も系統確立済みとなり、(+プリンスローズ系がセントサイモン系から分離したことも相まって)かなり使い勝手のよい血統になったと言えるでしょう。
73年スタートとなり3年間は種付け可能ということで、基幹繁殖牝馬作りにも活かせそうです。