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ウイニングポスト9 2022 系統確立 #メジロアサマ系


メジロアサマについて

父:パーソロン
父系:パーソロン系
 1966年生まれで、G1級の勝ち鞍は安田記念、天皇賞(秋)(当時は3200m)。ほかに重賞級では函館記念、アルゼンチンジョッキークラブカップ(現:アルゼンチン共和国杯)、ハリウッドターフクラブ賞(現:京都大賞典)、AJCC(当時は2400m)に勝っています。番組的な影響がありますが、勝った距離だけなら1000~3200m。G1級でも1600と3200で勝ち星を上げていますので、能力因子の柔軟性も納得できるものです。
 競走馬時代の抗生物質の影響もあり、種牡馬入り後の受胎率が著しく低く、全産駒で19頭。この中から収録産駒はメジロティターン(1978)とメジロカーラ(1979)の2頭のみ。2/19で重賞級、うち1頭はG1級を出せるポテンシャルがあったことを思うと、受胎率が平均値ほどもあれば……。と思ってしまうところはあります。
 2代前はトウルビヨン系×ベンドア系×ザテトラーク系×マンノウォー系ということで、親系統は4つに分かれています。ベンドア系以外は異系も異系ということで、配合相手には困りません。
 種牡馬因子はパーソロンの1つのみ。
 能力因子も本馬は柔軟性1つ。10ではスタミナ因子が追加されました。
 史実馬のみでの確立には到底足りないため自家生産を活用せざるを得ませんが、爆発力に欠ける印象は否めません。しかし、本馬は安田記念を勝っていますので、安田千六の絆コマンドが使用可能。

引退年について

 史実では1986年死亡ですが、83年頃には引退のようです。
 76年スタートでは種牡馬譲渡イベントがあるため、確立を計画するなら所有するのが前提になるでしょう。引退を引き延ばす意味でも確立を目論むなら所有しておくのがベターではないでしょうか。

系統確立について

○確立年
 1991年
 史実産駒ではメジロティターン産駒のメジロマーシャスとメジロマックイーンが一応間に合います。マックイーンは入厩時期も遅くあまり種付け料も稼げないですが、初期から因子はスタミナ・柔軟性で確定しているのでG1を無理に取らせる必要もないのかなと思います(確定で種牡馬入りする方のメリットを取っています)。

○系統特性
 無系(SP系父継承型)
 10では、ST系優先とSTorSP×無系&スタミナ因子影響によるST系となりましたので、確立=ST系として計上できることに。ティターンからST昇華配合2の対象になるため使い勝手はよくなります。

実際のプレイ状況について

1991年末の種牡馬状況
1991年末の支配率状況。パーソロン系ではほかにシンボリルドルフなど。
アサマ、シャムエクセレント(架空馬)、ジョーンインゴット(架空馬)が引退したあとの1992年1月1週状況。

 計12頭、種付け料総計約1億での確立です。ほとんどが自家生産馬ということで、特段説明の余地がありません。アサマの種付け料向上のために序盤からある程度手をかけて走らせています。ティターンが現役のころにはリーディングを獲得しており、1500万ほどまで種付け料も向上し、牧場の予算も潤沢に。

 種牡馬は引退のみで増加していないため、ざっくりですが、5.4%ほどの支配率と想定。種牡馬1頭は減っていても問題なかったかと思われます。

後継について

○父系関係
 ティターン→マックイーンとつないでいくのが史実的にも既定路線。将来的なステマ配合によるオルフェーヴル、ゴールドシップのST系獲得のためにも、ティターンまたはマックイーンの確立が必要です。
 パーソロン→アサマ→ティターン→マックイーンと継続して確立していくことで、パーソロン系が親系統昇格しトウルビヨン系から独立します。バイアリーターク系繁栄プレイをするなら親系統分離による恩恵もあるかと思います。

○母系関係
 母父や母母父としての実績はありません(条件戦の勝利ぐらい)。上記のステマ配合に伴い、オルフェーヴルやゴールドシップの母父父父になっていますので、その直仔の5代血統表の一番奥に見ることができます。