ウイニングポスト10 2024系統確立#レイズアネイティヴ系
Raise a Nativeについて
父:Native Dancer
父系:ネイティヴダンサー系
1961年生まれで、2歳時に4戦4勝でアメリカ最優秀2歳牡馬に選ばれました。調教中の故障により2歳半ばで引退しましたが、種牡馬入りすると多数のステークスウイナーを輩出。
特にMr.Prospectorが世界的に成功したことで、本馬の血も後世まで残り続けることとなるでしょう。
2代前はファラリス系×マッチェム系×テディ系×マンノウォー系(親マッチェム系)ということでマッチェム系被りがあります。
また、種牡馬因子もネイティヴダンサー、テディの金因子のみということで、後世への影響力を考えると見栄えの良い血統表ではない印象です。
能力因子はスピードとパワーということで確立すれば母父◎になります。
世界的に大流行することが見えているMr.Prospectorの父ということでインブリードの可能性が常につきまといがちではある一方、本馬の系統そのものは零細化しやすいメリットもあるか、といったところでしょうか。
引退年について
史実死亡年は1988年ですが、ウイポ上では1986年に引退。その頃には産駒のMr.Prospectorが確立を伺う時期であり、その他の産駒も種牡馬として成功したこともあり、かなりの労力を割いてロストし続けるでもしなければすでに確立済みとなっているはずです。
系統確立について
確立年
1976年の確立です。
Affirmed、Alydarが種牡馬入りする80年には遅くとも確立することでしょう。
系統特性
他スタート年同様SP系になります。本来は無系のようですが。
支配率
米5.0%。日本にも輸入されてくる種牡馬等がいる関係から若干の支配率を有していますが、世界2.0%には届きません。
実際のプレイ状況について
海外牧場、海外名馬、73年スタート用DLC導入環境です。
74年末種牡馬入りしたMr.Prospector、75年末に輸入されてくるレイズアボーイの米輸送を行っているほか、所有したHaloは日本繋養のまま(欧州に輸出のイベントが発生したので拒否)、Robertoは種牡馬購入イベントで欧州に輸出といった形の介入をしています。
実質的には種牡馬8頭8,100万での確立ですので、Our Nativeとレイズアボーイの種付け料をいかに稼ぐかがポイントになります。
70年生まれのOur Nativeについては4歳時まで走るため、対抗相手の動向次第では満額種牡馬入りも可能なのですが、距離分けのために1200~1800mまでにしていたのがローテ的にも裏目に出て、800万での種牡馬入りでした。Secretariatと露骨に競合することになるので避けたい気持ちがあるのですが、クラシックを走れるようにした方が4歳の勝ち鞍は積めるかもしれないです(CPUローテが2000mに頻繁に連れ出すせいで……)。
72年生まれのレイズアボーイは欧州で現役を送るため、マイル路線を観戦援護しつつ見守り、1,100万での種牡馬入り。引退後即日本に輸入されてくるため、購入→米輸送をしています。
74年末に種牡馬として登場するRaise a Cupは84年初期種牡馬リストにいます(86年Agnes Lily生産のため)のでエディットで強化することで1,000万での種牡馬入りとなります。
73年の海外セールでRaise a Native産駒の牡馬が購入可能ですので、自発的に介入が可能です。どうにも不足する場合には0.1~0.2%の向上に役立ちます。今回所有はしていましたが、結果的には不要だったことがわかったため、手動種牡馬入りは見送りました。
後継について
種牡馬の父として
将来的な世界系統昇格を狙いたいほど繁栄を見せるMr.Prospectorはともかく、Exclusive Native、Majestic Prince、Alydarについても十分に確立可能な部類であり、レイズアネイティヴ系の親系統昇格も簡単です。
上記の3系統とも現代まで父系は存続しているようですが、ウイポ的に残っているのはMajestic Princeの系統で、Majestic Light→Wavering Monarch→Maria's Mon→Super Saver→Runhappyと繋がっています。
Runhappy産駒が2021年生まれまで収録されているので最低限そこまで滅亡しないことから、系統保護をする場合でもしばらく放置で問題なしとなっています。
能力因子視点では、スピード・瞬発のExclusive Native、スピード・パワーのAlydarに分がありますが、両者とも母父の確立はできないので決定的というほどでもないです(孫世代まで考慮するとなおさら)。
母父として
種牡馬としての実績に比べると案外ですが、Formidableなどを輩出。ボワルセル系最後の収録牡馬マキバスナイパーの母父にも。
登場牡馬産駒
1976年確立時点で種牡馬入りしている馬は太字に。76年以降の産駒は未記載です。
終わりに
自動確立する系統ではありますが、79年あたりからは確立の幅が広がるため、前倒しで確立できる系統は確立しておいた方が渋滞の緩和になります。
自家生産するにしても、Mr.Prospectorの父として当分の間血統表に乗り続けることから、直仔の生産よりは孫世代で生産をした方が効率的かなという認識です。