ウイニングポスト9 2022 系統確立 #トライマイベスト系
トライマイベストについて
父:Northern Dancer
父系:ノーザンダンサー系
1975年生まれで、主な勝ち鞍はデューハーストステークスのGⅠ1勝、ほかにGⅢを2勝など、5戦4勝(ラストランは英2000ギニー最下位)の成績を残しています。全弟には英2000ギニーや愛ダービー勝ちのあるエルグランセニョールがいます。
2代前はニアークティック系×ネイティヴダンサー系×トムフール系×ハイペリオン系となっており、エクリプスやベンドア、セントサイモンあたりで構成された牝馬相手なら血脈活性化8本も狙える範疇でしょう。
種牡馬因子は父系についてはすべて大種牡馬因子で完成している格好ですが、母系については母父のバックパサーが確立可能です。バックパサーはブルードメアサイアーとしての実績がかなり優秀ですので、確立するのも手です。
能力因子はスピード因子が確定。また、父母ともに能力因子を有しており、優秀な血統であることは間違いありません。今回はST系での確立とするため、スタミナ(とGⅠ6勝できるようスピードと能力値全般)をエディットしています。なお、10では現状無系での確立にしかなりません(年度版では再度収録してほしい…)。
同年の生まれで因子1つのシャーリーハイツ(こちらも本馬と同じく3歳引退)、イルドブルボン(こちらは4歳引退なので両立も可能?)を天秤にかけることになります。
引退年について
史実死亡は1993年ですが、基本的に1992年末での引退となります。一応93年も種付けは行っていたようですが、産駒は1頭のみのよう。
チェック用で小頭数のみ現役引退させたケースでは92年末に引退せず、93年末に引退していましたので、種付け料や種牡馬枠の影響もあるようです。
91年末に欧州から日本に輸入されてきますので、その際に購入しておけば2002年末まで延長可能となります。
系統確立について
○確立年
1992年末
かなり手をかけていたこともあり、引退年に間に合う形で確立ができました。
○系統特性
ST系(無系×無系&ST因子起因型)
スタミナ因子を持たせることでST系に変化します。これは全弟のエルグランセニョールも同様。
○支配率
欧州での種牡馬枠がないため、日本で種牡馬入りを目指していた産駒もおり、結果的には世界2.0%での確立であると思われます(欧州5.0%に届いていたのか?)。
本馬は結構な種付け料を持った状態で日本に来ることになっていましたので、欧州の種牡馬数が不足していると日本型での確立になる可能性はあります。
実際のプレイ状況について
種牡馬頭数:頭(史実馬4頭、架空馬5頭) 種付け料:1億700万
○史実馬関係
1991年末に種牡馬入りできる史実産駒はラストタイクーン(今後日本に輸入)、マージュ(父:ラストタイクーン)、ワージブ(こちらも今後日本に輸入)の3頭となっており、不足しています。
2001年末まで広げると、下記のとおり結構な数になるため、1993年生まれのロイヤルアプローズが種牡馬入りする1997年末には確立条件は満たせるかと思います。
○架空馬関係
所有した3頭のうち欧州の2頭は適性下限が1700mでしたがマイル三冠、もう1頭は芝○ダ◎のステイヤーでホープフル、チャンピオンズC、カドラン賞などを勝っています。
2頭のクラブ馬は重賞を2、3個勝っての種牡馬入りです(クラブは冠名を牡馬「ンヲ」、牝馬「ンン」にすることで名前ソートで自動的に史実馬が上に来るようにしています)。
後継について
○父系関係
収録されているラストタイクーン、ワージブともに父系としては成功します。
ラストタイクーンはマージュ→サトノクラウン(→タスティエーラ)と段々とクラシック路線に。
ワージブはロイヤルアプローズ→アクラメーション→ダークエンジェルが早熟短距離血統として勢力を維持しています。日本では直近のスプリンターズS2着のマッドクールが出ています。
両者の系統確立により親系統昇格することも可能ですし、ST系親系統を増やす意味でも親系統昇格して損はないかと思います。
○母系関係
母父としての実績はありませんが、子のラストタイクーンがキングカメハメハの母父となったことで日本競馬とは切り離せない関係に。
ロードカナロアやルーラーシップが種牡馬を継続しているうちは5代血統表に名前が残ることでしょう。