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社外マフラーの現状: 認証の壁と性能の限界

昨日のマフラーの話の続き
近年、騒音規制の厳格化により、マフラーの認証取得には多くの時間と労力が必要となっています。この認証プロセスは、マフラーの性能向上そのものよりも、規制基準を満たすことに焦点を当てています。そのため、メーカーは性能を最大限に高めるのではなく、規制基準内で安全なマージンを持たせることを優先させています。

このアプローチの結果、市場に出ている多くの社外マフラーは、ノーマルマフラーよりも性能が劣ることがあります。これは、認証プロセスをスムーズに進め、極力コストをかけないための戦略です。

一方、HKSやフジツボのように自社で試験設備を持つメーカーは、規制基準のギリギリまで性能を押し上げることができます。これにより、性能と規制遵守のバランスを取りながら、より高性能なマフラーを提供することが可能となっています。

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