新旧交代：マークXに息吹を吹き込むエンジン移植作業

4月21日(日)ツインリンクもてぎ、シビックオーナーズミーティングで会いましょう。

本日も、マークXのエンジン載せ替え作業に没頭した一日であった。引き続き補器類の移植作業であり、現在はその大詰めを迎えている。新しいエンジンには2万キロ前後の走行歴があり、比較的使用感は少ない。当初、ウォーターポンプはそのまま再利用する計画だった。しかしながら、長期的な視点で考えると、将来的に交換が必要になった際に、車載状態での作業は避けたい複雑さがある。このため、エンジンを下ろしているこの機会に、新しいウォーターポンプへの交換を決断した。

また、スーパーチャージャーのサクションパイプに使用されるシリコンホースは、目に見えてオイルによる汚れや亀裂が発生していた。この状態を放置することは、将来的なトラブルの元となるため、新品に交換することにした。作業は、基本的に前のエンジンから部品を移植する形を取っているが、ツメが割れているスロットルのカプラーなど、状態が悪い部品については、新エンジンからの部品を選択して使用している。このようにして、可能な限り良好な状態で車両に搭載できるよう努めている。

その後の作業では、車両をリフトアップして、エンジンを搭載するためのメンバーを下ろした。現在は、エンジンを載せるための準備が整っている。エンジンの搭載自体は明日以降に予定されており、その前には作業ミスや潜在的な不具合がないか、最終的なチェックを行う予定だ。マークXの復活が近づくにつれ、完成への期待感が高まっている。この車両が再び路上を走り始める日を心待ちにしている。