インタークーラー容量アップの挑戦: VABで学ぶ技術の粋
4月21日(日)ツインリンクもてぎ、シビックオーナーズミーティングで会いましょう。
今日の作業は、VABのインタークーラー交換に挑んだ一日だった。以前、キャタライザーを交換した同じ車両の今回の作業は、インタークーラーの容量をアップグレードすることにあった。この作業に臨むにあたって、先日のブログ記事でも触れたが、EJ20エンジンを搭載する車のインタークーラーの取り外しと取り付けは、特に技術的な困難が伴う。EJ20専門のショップであれば、彼らはこの作業におけるコツを把握しており、作業スピードも格段に速いことだろう。しかし、近年はインタークーラーの交換を行うユーザーが少なくなっている中で、私自身もこの上置きインタークーラーの容量アップに関する作業は初めての経験だった。結果として、予定していた工数の約3時間に対して、実際には6時間もの時間を要してしまった。この事実は、私にとって大きな悔しさとともに、現在の自分の技術レベルを如実に示すものだった。
一方で、ヤリスのキャタライザー交換作業は、通常6時間近くを要するものを、約1.5時間で完了することができる。この経験から、作業の量をこなすことがいかに重要であるかを痛感している。今回のインタークーラー交換作業で新たに学んだことは、力ずくで部品を取り付けようとしても、すべてのサクションホースを適切に配置することは不可能であるということだ。角度や取り付ける順番など、細かな配慮が非常に重要である。これらは基本中の基本かもしれないが、改めて初心に立ち返る貴重な機会となった。
2倍の時間を費やしてしまったがために、今後の他の作業では通常よりも速く進める必要がある。しかし、速さを追求するあまり、品質を落とすわけにはいかない。だからこそ、効率よく、かつ確実に作業を進めることの重要性を、この経験は改めて教えてくれる。今日の挑戦は、私にとって多くの学びがある一日であった。今後もこのような経験を積み重ね、スキルと知識をさらに深めていくことが、私の目標である。