大金を注ぎ込む覚悟か手放す決意か:名車の未来を左右する選択
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今日は定休日明けで、朝から作業が立て込んでいた。まず取り掛かったのは、異音修理のためのGRヤリスのサスペンション周りの作業だ。この車はノーマルやノーマル+αの状態ではなく、車高調が付いている。さらに、車高調自体も吊るしの状態ではなく、手を加えて使用するための注意点を学ぶことができた。こうした作業は毎回新しい発見があり、非常に勉強になる。
続いて、CT9Aの車検対応マフラーへの交換作業に取り掛かった。しかし、お客様が持ち込んだマフラーはハウジングが歪んでおり、排気漏れを起こしていることが判明した。こういったトラブルがあるため、基本的に持ち込み部品での作業は避けたいと感じる。このため、持ち込み部品の作業工賃は1.5倍に設定されている。さらに今回のようなケースでは、その場しのぎの対策ではなく、きちんと不具合箇所を直したいという思いが強くなる。だが、予算の問題もあり、お客様との相談が必要だ。
最近の作業を通じて感じるのは、ランサーやスープラ、スカイラインやシルビア、インプレッサといったチューニング全盛期に製造された車両が20〜30年経過してきており、これからは安く乗るのが難しくなってきているということだ。これらの車両を長く乗り続けたいのであれば、ケチらずに大幅なリフレッシュ&アップデートを覚悟して行うことが重要だ。それが難しいようなら、動くうちに売却するのが賢明だろう。
今日の作業を通じて、再び自分の技術と知識の向上を感じたが、持ち込み部品のトラブルはやはり頭を悩ませる問題だ。お客様の満足と車両の性能を両立させるために、今後も細心の注意を払いながら作業を進めていきたい。今日の経験を生かして、さらに高い技術力を持ったメカニックになれるよう努力を続ける。