崩された!

ワークライフバランス、という単語を最近よく思い浮かべる。

今年度は、さっさと職場から帰る。
趣味のアカペラはとても充実しており、平日から練習やら会う予定が入っている。
日中のストレスを歌うことで発散し、次の日に挑む。
土日はパートナー探しに時間を裂き、
そちらはとても疲れるが、疲れない人と会えたらと頑張っている。

職場の他の方は遅くまで、休みの日も、仕事をしているのは知っているので、多少申し訳なくはある。
雑談を交わす機会は減り、今年来た方々とはあまり話せない。
でもそれでいい。自分は楽しく生きてるはずだった。

職場の心理師に、文句が増えた、難しい顔していることが増えたと言われる。
そんなことはないよ。だってもうどうでもいいもの。
逃避していますね、あなたの意見を伝えるのに、もう少し柔らかくしたら伝わると思うんですが。
いやだから、伝えても伝わらない人もいるし、もういいよ、仕事にそこまで比重がないんだ。
ってか、なんで何気に痛い所刺しに来てるんだ。

今年度は上が本当に気が合わない。
決めつけているのは私。近づかないのは私。
でもほら、思った通りに、上司は自分を囲う、立場のある人間を囲って、
上司でもないそいつらが偉そうにトップダウンで自分達のやりたいことだけ投げて、
こちらの意見を聞きやしない。
私の働く職種はね、こういう構図になることが多いんだ。
自分が正しいと思ってる人がとても多い。
そうじゃなきゃできない仕事なんだもの。

精一杯なんだ。
1人職で奮闘していて、自分の仕事が何かもわからない所から、
自分の仕事を確立させてきて、頼られるようになり
他とは違う自分の意見がようやく認められて、自信持っていいと思えるようになって、
男社会の中、人と違った自分の目線の意見を言えるようにようやくなって、
話しかけるのが怖いと思う人とも、一定協力関係を持てるようになって。その上に。

すぐ拗ねてしまう自分を抑え、
自分の専門的な知見を相手に伝わるように言葉を砕いて話し、
相手を尊重し、労いながら受け入れてもらえるように声をかけ、
糞みたいにふんぞり返った体制側にすり寄る技量を得る。 
そこまでやるエネルギーは、もう、ない。
少なくとも今年度は。
いや、もう、この職場では。

あなたの言ってることは正解です。
私の態度や、話し方、考え方1つで、もう少しうまくいくようになるでしょう。
でももう、興味がない。ここの体制側の人たちに。

ただ、そんな風に言われると、
職場で干されてるのか、浮いてるのか、という気持ちを抱かさせる。とても嫌な気分だ。
体制側の気持ち悪さにも気づいてしまった。
つい、喧嘩をふっかけたくなる自分も嫌だ。
黙ってられない。父と似ている。

今日はアカペラのライブです。
明日からはきちんと三連休です。
私は、とても健やかに生きています。
それなのに、少し崩されてしまった気がします。

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