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若いなぁ

サークルの関係で、若い人と遊ばせてもらうことが増えた。
4つくらい下から、10以上も年下の人もいる。
おかげさまで、自分も若くいられているように感じられるから感謝だ。
とはいえ、周りに、青いなぁと感じることもある。

怒涛のように自分の話をする子がいる。
こっちの表情見えてるのかなと思うくらい止まらない。
こんなひどいこと言われたんですよ!
こっちの言いたいこともわかってくれなくて!
自分はこうありたいのに!
周りがのっかってきてくれなくてぇ!
…………疲れるなぁ。
仕事で、お客様の相談を聞いてるみたいだ。
一応、それが誰なのかは明かさずに話す部分が、その人なりの大人対応らしい。

たぶん、昔の私もこうだったんだろうなぁ。
違和感を感じるのは、
自分のこう感じる意見を、話す相手も同じように感じるに違いない、
という気持ちで話しているということなのだ。
ひどいでしょう?わかってくれるでしょう?
と、言わんばかりで、
目の前の人が、全然共感してなかったり、
違う意見を持ってたりすることを想定していない。

私は、玄人なのでわかります。
けど、あなたがそう感じることに、幼さを感じてしまっています。
この人の想いはこうなのになぁ、なんて少し残念に思いながら聞いています。
わかります、あなたがその事実に傷ついて、嫌な思いをして、わかってほしいと思うことも。
ちょっとその作業は、仕事だけでお腹いっぱいなんだよね。

最近、こういう話し方をしなくなった。
こんなことがあって、こう感じたんだーと話す。
そうなんやなー、大変やなー、で満足。
たぶん若い頃は、一緒に怒ってほしかった。
これが、大人になるってことなのだろうかなぁ。
いつまでも子ども心を持ったままでいたかったが、
こういう部分が大人になるのは、
安定するのでメリットかもしれない。

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