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私は、私のままでいくことにした


今日、最後の仕事の日です。


私は、この1ヶ月間、働けない夫の代わりとして病院で栄養士として働きました。


お金のためではなく夫のビザのために働きました。ビザの性質上、夫婦の両方が失業している状態で、ドイツ人の夫が日本に滞在はできないです(色々な種類のビザがありますので、心配しすぎないように)。それで、働きに出ました。


仕事自体は、まあ、普通にできるかもと思っていましたが、気づいたらものすごく薬が増えていてびっくりしました。私は2017年から双極性障害のため服用をしていますが、こんなにいっぱい飲んだことない!っていう量を今は飲んでいて、薬入れが常にパンパンです。


とにかく、とんでもなく眠くなります。ぼーっとして、ほとんど判断ができなくて、目の前に寿司と焼肉があっても、お腹が減っているのにどっちが食べたいかわからないです。


道にカマキリがいても、避けたほうがいいのか、踏んでそのまま歩いていいのかわからないです。


でも、働けてよかった。そして辞められて良かったです。夫が働けるようになって、いい仕事が見つかって、今回は本当にホワイトな会社で何もかもきちんとしているので嬉しいです。本人も、気持ちよく働けている様子です。


私は、男の方が強い、リードしてくれる関係が好きだと思っていました。頼りになる夫、なんでも乗り越えられ、勝手に進められる夫。でも、今回少し考え変わりました。夫も私も強かったり弱かったり、その場その場で変わって、強い方が弱い方を守る、という図がいちばんいいと思いました。そうやってこれからやっていこう、と決めました。


みなさんには、夫とのことでたくさん心配をかけてしまって、醜い記事を読ませてしまったなと思っています。悪い気持ちにさせてしまったなら、ごめんなさい。きちんと誤っていなかったので、ここで謝ります。


そして、今回、気づけてすごく嬉しかったことがあります。


私は、この1ヶ月仕事をして、noteとは違うコミュニティの中にいました。そこで、どれだけnoteが心地よくて自分にとって大切な場所なのか、ということを再確認しました。いや、今まできちんと確認できてなかったかもしれないです。当たり前と思っていたこともあると思います。


どうしてこれだけの人が、私のnoteにきてくれる人のか、声をかけて行ってくれるのか、きちんと考えたこともありませんでした。「たまたまだよ」ともいえるし「わたしのnoteがすごいからじゃないの」ということもできます。でも、私はどちらでもないと思って、本当に


奇跡、っていうことをすごく実感しています。


はっきりわかったことは
私が欲しいのは、上司とか同僚とか、たまに会っていろいろ近況を聞いてきたり(キャッチアップっていうそうです)勝手に羨んだり説教してくるような過去の同級生じゃなくて、みんなみたいな、いつもそばにいてくれて、それで自分たちのペースで私の前を通ったり止まったりしてくれて、聞いたり聞かなかったり、でもやっぱりそばにいてくれるみたいな存在がすごく大事なんだと実感しました。


私はみんなに謝らなきゃいけないことがあって、noteを始めてから今までに2回「やめたい」とか「やめたいと思っていた」ということを言ったことがあります。


やめることは自由だし、やめていく人のことをどうこうは言わない。でも、私が、これだけお世話になっていて、日々の心の支えになってくれているのに、その人たちに対して、この場所に対して「やめたい」っていうのは、本当に無責任でデリカシーのないたわ言だったな、って思います。いまになって、それに気づきました。


きちんと謝ります。嫌な気持ちにしていたら、本当にすみませんでした。


私は、この場所を大切にしたいと改めて思えて、そのために少しずつ(私の性能上、すこしずつしかできない)努力したいと思います。それは、私は、私のままでいるという努力です。それを続けていくことで、みんなともっと近づけて楽しめたらいいと思っています。


私は、私のままで行くことに決めました。できることから順番に、やっていこうと思います。これからも、改めてよろしくお願いいたします。

それじゃあ、行ってきます。

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