思うさんについて思うこと

私には、思うさんという友だちがいる。思うさんに、ラジオでコラボをしようと誘われたのは今月。これが2回目だった。前回もとても楽しかったし、友達の誘いだったら、とすぐにOKした。


二人でひっそりお話しています。こちらのページから聞けますので、ぜひどうぞ↓



思うさんと話すのはいつもとても楽しい。思うさんは、私の話をとても良く聞いてくれる。思うさんと話していると、いつも話しすぎる。でも、「あれ、私の話つまらないかな?」とか思ったりしない。思うさんはそんなことを思わせたりしない。とても楽しく、気楽に話せる。聞くのがとても上手なのだと思う。


その上手さに甘えて、やっぱり今回も自分のことを話しすぎてしまった。私は、自分のことを話しすぎるのに慣れていないと思う。友達と会って話すとき、聞く側にいることが多いからだ。相手がどんどん喋るのを、うまく止められなくて、時間が経つ。最後に相手に「ごめん、微熱の話、全然聞けなかったね!次回ね!」と言われて終わる。


ところで私が会うnoterさんは、みんな、聞くのがとても上手だから、私もよく話す機会をもらえて、自分ってこんなにおしゃべりだったんだなあ、なんて思ったりする。それだけ、時間やチャンスを与えられていて、とても嬉しく思う。


思うさんとのコラボ、前回はとてもきらきらしたもので、グイグイ競うように話した。でも今回は、ゆっくりと流れる波みたいで、いい意味で何も考えず、狙わず、自分なりに話した。それだからか、いつもは話さないような、自分の心の奥を晒すような内容になったと思う。特に、制作に関して。


思うさんだって、本当はもっと、フォロワーが増えるような面白い内容(これなんだろう?)を狙えたかもしれない。私の制作の話を聞きたい人はごく僅かだから。でも、私が提出した「話したいことリスト」を優先してくれた。なんていうか、利益とかそういうの度外視で、友達のままでやってくれる。


いつもとても好きなのは、まずちょっと話して、収録ボタンを押す、そして収録を終えたらまた少し話してばいばーい、と終わること。収録ボタンを押したら少し人が変わりそうなものだけれど、思うさんは全然変わらない。緊張したり、妙におもしろそうにしたり、そういうのがない。もしもし、からばいばいまで、思うさんのままだ。


今回は、私の絵の話をたくさんさせてもらった。なんだか申し訳ないくらい。最近、絵を描いている以外にあまりやっていないし、それについて話したいことがあったので、思うさんに伝えた。


私が一番好きだった部分は、私が過去に描いた絵を全部捨てたことを話したところ。思うさんは、それを「かっこいい」と言ってくれた。私は、絵を捨てた自分が長い間許せなくて、でも、そうするしかなかった。制作したものは必ずとっておくタイプの思うさんが羨ましかったけれど、思うさんは逆に私を肯定してくれた。


私はあまりしっかりやらないタイプだと思う。他のnoterさんの記事を読んでいても、ラジオのゲストに呼ばれたり、noterさんとあったり、通話したり。そういうときにすごく丁寧に心を込めて準備したり気持ちを整理したりする方がいるのを見て真似したい、けどできない。


今回も、「こんなこと話したいんだけどどーか?」ってかんじで、メールにリスト化して送ってしまった。思うさんはそれを快く受け止めてくれて、そのリストの通りに話してくれたわけだから、なんだかわがままを聞いてもらってばかりだったのだ。でもうまくいったのは、やっぱり相手が思うさんだからなのだと思う。


思うさんとは、共通の友達がいる。彼女がきっかけで思うさんと知り合う事ができた。とても感謝していて、心配もしている。私が心配してもしょうがないと思うんだけれど、それでも心配なのである。私も思うさんも、彼女のことがとても好きなので、なにかできたらなと思う。


いつか3人で美味しいもの食べて、少し歩いて、おしゃれなカフェに入ってきなこラテとか飲みたいと思う。川とか海とかが見える、その流れが見えるところでゆっくりとお話するのがいいだろう。海鮮丼とか食べられたらすごくいいだろう。

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