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半減期でビットコインの価格が上がる理由を、アイスクリームで例えてわかりやすく説明

「来年は半減期だからビットコインの価格が上がる」

何年も前からビットコインを所有している人たちは、過去の経験からそのように予想しています。一方で、ビットコインについてよくわからない初心者からすると「半減」という言葉のイメージと価格の上昇がいまいち結びつきません。

そこで本記事では、株式会社VERSAROC がビットコインの半減期をアイスクリームに例えて、小学生でもわかるように価格上昇の仕組みを解説しました。

投資に絶対はないため、必ず説明通りになるわけではありませんが、多くの人が「半減期にビットコインの価格が上がる」と予想している理由は理解できるはずです。

難しいことは抜きにして、サクッと概要だけ知りたい方向けの内容となっております。

もしもビットコインがアイスクリーム工場だったら、半減期はこうなる

ビットコインにはコンセンサスアルゴリズムという、ビットコインを発行する際のルールがあります。コンセンサスアルゴリズムは人の操作を必要としないため、たとえるなら無人のアイスクリーム工場のようなものです。

ビットコインではコンセンサスアルゴリズムによって、マイナーに支払われる報酬が決まっています。アイスクリームで例えると、工場のお手伝いをした人がもらえるアイスクリームの数が決まっているようなものと考えて良いでしょう。

コンセンサスアルゴリズムの半減期の仕組みによって、マイナーが受け取る報酬はおよそ4年に一度半分に減ることがわかっています。アイスクリームで例えると、工場を手伝ったら最初は100個アイスクリームをもらえていたのが、50個、25個と4年に一度減っていくのです。

この、半減期の仕組みによってビットコインの価値は大きく上がるケースが多いです。

供給量と価格の関係について、引き続きアイスクリームの例で見ていきましょう。

半減期の仕組みによってビットコインの供給量が半分になる一方、ビットコインを欲しいと思う人は増え続けています。アイスクリームでたとえると、100個、50個、25個ともらえるアイスクリームは減っていくのに、アイスクリームが欲しい人は100人、200人、300人と増えていくような状況です。

コンセンサスアルゴリズムの影響で新しいビットコインの供給は減っていますから、これからビットコインを買いたい(買い増したい)人は、すでにビットコインを持っている人から購入することになります。アイスクリームで例えると、これまで工場をたくさん手伝ったり、これまでのアイスをずっと貯めて持っていた人は、新しく「アイスが欲しい」とやってくる人にアイスを売れるようになりました。

需要と供給のバランスで需要が大きくなっていれば、ビットコインの価値は高騰します。アイスクリームで言えば、アイスが全部で100個しかないのにアイスを食べたい人が300人いたら、より高い金額を払ってくれる人からアイスを買えるため、アイスの価格が上がっていくのです。

こうして、半減期によって供給量が減るのと、ビットコインの普及によって需要が増えるのとが関係し、半減期の後にビットコインの価値が大きく上がることとなります。

まとめ:半減期でビットコインの供給が減るため、価値が高まる可能性が高い

要約すると、ビットコインが半減期を迎えると、ビットコインの生産速度が下がります。生産が遅いのにビットコインが欲しい人が増え続けている状況ならば、需要と供給の関係で価格が上がるのです。

そうした状況から、ビットコインは半減期に価格が上がると予想する人が多くいます。もちろん状況によってそうならない場合もありますから、値動きの予測は誰にも保証できません。

次のビットコインの半減期は来年2024年の4月ごろとの予想があるため、ご興味のある方はリサーチしてみてはいかがでしょうか。

弊社では、UXデザインを中心に幅広い業務を受け付けております。下記メールアドレスまでお気軽にご相談ください。

株式会社VERSAROC
ライター/プロンプトエンジニア
小橋川 遥(コバシガワ ハルカ)
haruka_kobashigawa@versaroc.co.jp

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