2021.11.16 特定医療(指定難病)費受給者証が届いたよ

やっと。
やっとだ。
3年越しにやっと「特定医療(指定難病)費受給者証」を受け取ることができた。

私が『強直性脊椎炎』と診断されたのは、2018年8月のこと。

その時、痛みはそれなりに激しく、仰向けで体を伸ばして眠れない状態にあった。ちょっと背筋を伸ばしたものならば、たちまち体に激痛が走り、まさにその病名のごとく、体がこわばってしまいう。迂闊に、長時間同じ体勢を取ってしまったときには、体を刺すような痛みが走る。そんな時は、ゆっくりゆっくりと少しずつ体を動かしながら、痛みがやわらぐのを待つしかない。

常に痛むわけではないから、日常生活に大きな支障をきたすわけでもなかった。とはいえども、「仰向けになって体を伸ばしてはいけない!!!」と、自分の体に制限をかけなければならなかったので、地味に精神的にしんどくもあった。

それなのに、市役所にいって必要な書類を揃えて、夫婦の保険証のコピーを取って、いざ保健所に申請に行ったら
「症状が軽いので、申請はできてもおそらくは通りません」
「確実に通るためには、3333点の医療費の領収書が3ヶ月分必要です」
と門前払いの様なものを食らった。

えー、そんなに申請って難しいのか。こんなに痛みがあるの…。

それを担当医師に伝えたところ、医師もそこまでの仕組みは知らなかったようで、結局は
「しばらくは高額医療費を自己負担して、3333点を超える領収書を3ヶ月分つくりましょう」
という話にまとまった。

でも、そうこうしているうちに、以前から飲み続けていた薬がやっとこさ効き始めた。なので、高額な薬を買う必要がなくなり、申請する必要性も無くなった。

そして3年が経ち、再び痛みがやってきた。
しかも、なんだか前よりも痛みがきつい気がしている。というわけで、改めて申請に挑戦してみた。

すると、今回は「えっ!?」と思うほど、あっけなく申請が終わった。保健所では何も言われずに、スムーズに書類の確認作業が終わり、滞在時間15分ほどで受付完了。これには、かなり拍子抜けした。前は30分以上居座って、担当者と「あーでもない、こーでもない」と話を交わしていたのに。

そして、審査に3ヶ月ぐらいかかると言われていた結果も、1ヶ月ほど今回の受給者症が届く結果となった。

3年前のあの気苦労はなんだったんだろう…。
もちろん「審査に通ってよかった〜!」って気持ちはあるけれども、どこかで「じゃあ、あの時に他の方が担当していたならば、もしかしたらスムーズに申請完了していたのかな?」と思わなくもない。

まぁ、とりあえず結果オーライと考えることにする。

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