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魂のかけら


40歳になりました。
そして今年、大きな決断をしました。
9年近く勤めた会社を退職しました。
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わたしは今まで、
目に見えるものばかり、
あるいは
目に見えないものばかりに
注視してきました。
けれど最近は目に見えるものの中に、目に見えないものが含まれていることに気づき始めました。
それをわたしは、今まで生きてきた人たちの
"魂のかけら"と呼ぶことにしました。


現在の世界は、過去に生きた膨大な人生の積み重ねによって創り上げられています。その膨大な人生達は、多くの仕事をこの世界に遺して、逝っています。(例えば、文学、音楽、美術、思想、建築、生活様式、日用品にいたるまで)私はその仕事達と接する時、文章の一文に、音の調和に、筆跡に、思想本の言葉の対比に、設計図に、掃除の仕方に、調度品の細工に、過去に生きた人達の魂の美しい部分が、それぞれの内に含まれていることに気が付きます。

私はそれらの仕事に含まれる"魂のかけら"を通して、決して今は対面できることのない過去の人達に、幾度となく出会うことが出来ます。


40歳からの残りの人生を、そんな"かけら"を見つける人生を送りたい、と望みました。
世界中に散りばめられた、".魂のかけら"を拾い集めるように生きてみたい。それはまるで、純真無垢な子供が、海岸の綺麗な貝殻を探して見つけ拾い集める作業に似ています。(どうして子供たちは、経験が乏しいにも関わらず、美しさに気づくのだろうか?)

その時間を過ごす為には、多くの知識を学び蓄積させることから始めなければなりません。

コツコツ丁寧に拾い集められるよう、皆様あたたかくお見守りください。

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2024年7月からは京都に居を移し、勉学に励みます

お読みいただき、ありがとうございました。
Thank you so much for reading.

by vernas_flone

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