歴史考察 #71 昭和のTVには巨人がいた?!
大分の珠町(くすまち)には『伐株山(きりかぶさん、きりかぶやま)』という山があります。
それはそれはみごとな『巨大な切り株』の形をしています☆彡
『豊後国風土記』によりますと、この『玖珠(くす)』という地名は、かつてこの地に存在した大きな『クスノキ』にちなんでつけられたのだそうです。
しかしこの大きな『クスノキ』があることで、この町には日が当たらず、住民が困っていたところ、『巨人が伐採してくれた』という伝説があるそうです。
そもそも日本には『だいだらぼっち』という巨人の神話もたくさんありますよね。
また巨人の話といえば「ガリバー旅行記」もありますよね。
そして昭和のTV番組にもたくさんの巨人が出ていました。
真っ先に思い出されるのは、正義の味方ウルトラマンです。
しかし、なぜ大きなヒーローだったのか?なぜあのデザインだったのか?とても不思議です。
次に思い出されるのは、ジャンボマックス(300cm)です。
調べてみますと、『8時だョ!全員集合』に出演したのが始まりのようですね。
それから、「ハイリハイリフレハイリホ~ 」のメロディーが忘れられないハンバーグのCMです。
こちらには巨人のみならず、巨木や柱状節理、煉瓦の家も出てきます。
そして、実在した巨人といえば、プロレスラーのジャイアント馬場さん(208 cm)
アンドレ・ザ・ジャイアントさん(224 cm)
それから、「怪物くん」のフランケンシュタイン役が好評だったチェ・ホンマンさん(218 cm)
そして相撲界では、出羽ヶ嶽文治郎さん(205 cm)
ちなみに記録に残る日本人の最高身長者は、富山県の阿曽三右衛門さん(あそさんえもん、1611年(慶長16年) - 1687年(貞享4年))で、なんと293.4cm!!
(江戸時代には2~3メートルの大きい人もたくさんいたのかも⁈)
...ということで、昭和のTVに登場した『作られた巨人たち』は、『伝説にされてしまった巨人たち』の『におわせ』ではなかったのか?
...そんなことを感じた神無月です☆彡
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