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歴史考察#138『再現できない木造のロシアの教会』

こんにちは、véritéです。
昨夜はアメリカから帰国中の素敵な友人と夕食を共にしました。

友人はアクセサリーの手作り作家。
そんな彼女からいただいたチョーカーには、「シュンガイト」という貴重な石がついていました✨

シュンガイトは、地球上で唯一天然フラーレン(C60炭素フラーレン)を含む石で、ネガティブなエネルギーをも飲み込むという、最強のパワーストーンとも称されているのだそう✨

そんなシュンガイトはロシアのカレリア共和国オネガ湖周辺の堆積層でのみ産出するとありました。

そこでオネガ湖を調べてみたところ、思わぬ記事に遭遇しました。それは...

オネガ湖に浮かぶ長さ7km、幅500mほどの小さな島「キジ島」の木造教会です!!

荘厳な雰囲気漂うプレオブラジェンスカヤ教会。
木造加工に巧みなキジ島の職人が建てた高さ約37mの木造教会には釘が1本も使われていないそう!!

そして、数万枚のヤマナラシ(ポプラ)の木片を鋸歯状に組み合わせた、玉葱型の22の丸屋根が見事な造形美を見せています✨

内部はイコン(聖画像)が飾られ厳かな雰囲気ですが、なんと暖房設備がないそうです。

寒いロシアなのに暖房がないとは...

特筆すべきは、「設計図はなく、現代の建築技術をもってしても再現はむずかしい」と言われることです。

つまり、「技術が途切れた」ということですよね?
それは「跡継ぎ」がいなくなった?

はたまた「高度な前文明」が失われてしまったから...?!

ちなみに、地球上で唯一天然フラーレン(C60炭素フラーレン)を含むシュンガイトの原石を見てみると、樹木が「高熱で炭化」したような石にも見えます...

いずれにしましてもこうした貴重な建築物はぜひ次世代へも大切につなげてほしいもの。

そして友人からいただいた心のこもったシュンガイトのチョーカーも次世代へと遺していきたいです✨

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