【S3v3nt33n Sid3: AI】

注意:本記事は AIノベリスト(https://ai-novel.com/novel.php)で作成された文章を適当に私が味付けした無味無臭の嘘小説です。不快に感じるような表現が無いとも限らないのでお体に合わないようでしたら大変申し訳ございません。途中で唐突に♡の入った文章が入りそうになったのも、放送が危ういシーンが入ったのも全部AIのせいです。全部消したので安心してお読みください。責任を負いかねますので悪しからず、何卒宜しくお願いいたします。作成期間は半日です。


全国で人気沸騰中のKーPOPアイドルグループセブンティーンの一員であるスングァンは少し困った状況に置かれていた。「こんなはずではなかったんだけどな……」
「ヒョンのせいじゃないよ」ディノは震える声で精一杯の虚勢を張るがこの状況に置かれている現状を直視する他ない。
チーム一の長身ミンギュは黙ってスングァンの肩にそっと手を置く。
「とりあえず、この状況をなんとかしないとね」とチームの統括リーダーでもあるエスクプスが口を開いた。
「でも、どうするんですか?期限まであと2時間もないんですよ?」
ジョシュアの言葉にエスクプスは頭を悩ませる。
「とにかく、今僕達ができることは一つだけだと思うんだよね。」ウジが冷静に状況を分析する。
「そうだね……。とりあえず見つけ出して、話をつけるしかなさそうだね」そう言ってエスクプスが指さした先には一枚の手紙があった。
手紙の中にはメンバーが頭を捻らせる一枚の写真と添えられた短い一文。
「『この写真の人物を見つけて下さい』……でも一体何で?」とミョンホ。
「わからないけど、俺たちでやれることをやってみよう……」
こうして、メンバー”11人”による"ジュン探し"の最後の2時間が始まったのだった。

遡ること数日。
その日は撮影の仕事があり、いつものようにスングァンがアイスコーヒーを片手に楽屋に入っていくとそこにはメンバーの姿はなく、代わりに見慣れた字で書かれたメッセージが置かれていた。
【ヒョンへ 今日は先にスタジオに行ってます。本当は一緒に行きたいけど、ジュンヒョンがなかなか終わらないので先に様子を見にいきます】
「あいつ、また置いてきやがって!」思わず声に出してしまう。普段ならプリプリ怒るところだったが、許してやることにする。なぜなら、こんなメッセージを書くのはチームのマンネであるディノぐらいだからだ。
スングァンは足早にスタジオへ向かった。
廊下を走るなというスタッフからの優しいからかいを愛想良く受け流しながらも勢いよくスタジオへ入る。すると、そこには目を疑うような光景が広がっていた。
「ふぅ……やっと終わったみたいですね」と棒立ちのディノ張本人である。
「いや~、相変わらずジュンくんのメイク時間は長いね~」とホシ。
「まぁ、それだけ俺達のことを考えてくれてるってことだよな」と何も考えていない発言をするミョンホ。
「確かにそうなんだけど、もうちょっと手際が良くなって欲しいよ」と呆れ顔のエスクプス。セブンティーンは作詞作曲や振り付けは確かに自分達でやっているが、メイクまでセルフでやっていた覚えは全くない。
しかし、その隣にいつもいるはずの"彼"がいない。
「おい、ディノ!お前の隣にいたボノニはどこ行ったんだよ!?」
「えっ?ヒョンは何を言ってるの?……おかしいなぁ」と慌てふためくディノ。
「ねぇ、なんか変じゃない?いつもなら、その辺で寝てたり、台本読んでたりするはずなのに」とスングァン。
他のメンバーも違和感を感じているようで困惑している様子だった。
その時、タイミングを見計らったかのように扉が開いた。
そこに現れたのは紛れもない、バーノンであった。
一瞬の出来事だった。
気付いた時には、よく見知った顔が目の前に立っていた。バーノンはこちらを一通り見渡した後、まるで当然であるかのような顔をしてこう言った。
「こんにちは。お久しぶりです。まさかこんな形で会えるなんて思ってなかったけど。」
何を言っているのか全く理解できなかった。ここは俺達が普段使っているスタジオだぞ。それとも、こいつは幻覚でも見ているんだろうか。
「なぁ、ここって、セブチのスタジオじゃねえか?」スングァンは訝しむ。
「え?」メンバーが異口同音に返答する。
「だから、俺たちいつものスタジオにいるんじゃないの?」脂汗まで出てきた。
「本当にそんなところが気にかかるんですか?」と突然現れたバーノンに問われる。
「えっと、はい、思います……」自信なさげに答える他ない。
「そうですか」とあっさり切り捨てられる。
「あの、それでなんであなたはここにいるのでしょうか?」と新人マネージャーが口を開く
訳のわからない質問をするんじゃないと口を開きかけたその途端
「ああ、そういえばまだいってませんでしたね。すみません。僕の名前はバーノンです。一応セブンティーンのメンバーでした。今は脱退していますけど。」
「何を言っているんだこいつは?」訳がわからなくなったスングァンは思わず脳内の声が漏れてしまう。バーノンはそんな様子などお構いなしに話し続ける。
「実は僕、この手紙の差出人を探しているんですよ」
「一体どういうつもりなんですか?」とジョシュア。バーノンが元メンバーだったと言ったことに関しては全く驚きを示していない。
「そのままの意味ですよ。"この写真の人物を見つけて下さい"って書いてあったでしょう。でも、僕には心当たりがないから困ってるんです。そこであなた方に協力してもらいたいと思って会いに来たんですが……」写真の人物は紛れもないジュン当人だ。
先ほどまで大人しく猫のようにメイクをされていたがこれまた猫のように姿を消してしまった。
「協力して欲しいと言われても……そもそも、どうやって探せばいいんですか?」とディノ。
「うーん……。とりあえず、今すぐは無理ですね。でも、時間が経つにつれて記憶が薄れていくと思うので、それまで待っていてください」と根拠の無い説明を言い出す。
「そんな曖昧な説明で納得できるわけないだろ!」スングァンが吠えた。
「そうだよ」同調する統括リーダー。「でも、他にどうすればいいのか分からないしなぁ」と冷静なホシ。
「ジュンヒョンが戻ってくるまでは何もできないね」ミョンホの一言で鏡の前で大人しく座っていたジュンがいつの間にかいなくなっていることに気づく。「おい、ディノ!ジュンがいねえんだけど、どこ行った!?」焦燥を隠しきれない様子で問いかけるも、返事は返ってこずただ沈黙が続くだけだった。

何も頭に入らないまま撮影を終えた。
今日一日でジュンが唐突にいなくなった上に、バーノンとは名ばかりの男が現れた。しかも”元”メンバーだという。一体何の冗談だろう。
俺は何かのドッキリでも体験しているのだろうか。
【ボノニへ 今日はふざけたことを言っていたけど、俺は気にしてないです。それに、ちゃんとご飯食べたから安心して。これからは、もう1人分食べておくことにします。だから、もしよかったら俺の分の料理も持ってきてよ笑 あと最近寒くなってきたけど大丈夫?風邪引かないようにして下さい。それじゃまた明日】混乱した気持ちを整理するために手紙に書き記す。心なしか字がいつもより汚い。
『ごめん。』心の中でバーノンに謝りながら、いつものスキンケアの日課をこなしていた。そして、いつも通りに自分の部屋に戻ると睡魔が襲いかかって来て布団に潜り込んだ。

そして眠りに落ちようとしていた。すると、部屋のどこかから声が響いた。やっぱりドッキリか?隠しカメラでも仕込まれているのではと脳が回転をはじめ、バラエティのリアクションの準備をする。

「…グァン…!聞こえていますか?……ああ、やっぱり寝てますよね?」そう言って、俺の目を覆うように置かれた手を払い除けるとそこにはいつものようにバーノンの姿があった。

何度見たって信じられない光景だった。いつもボソボソ喋るか、もしくは全く無言なのに。
「あのさ、ちょっと聞きたいことがあるんだけど」そう言いながらベッドの上に乗り上げて座り込んでしまうバーノンを見つめて呆然としてしまう。
「えっ?」と声が出たのとほぼ同時にバーノンの腕の中に引き寄せられる。そのまま耳元で囁かれ、「な、何してんだよ!放せって!」抵抗しながら叫ぶ。

その言葉とは裏腹に何故か体が動いてくれない上になにを言われたのかも良く聞こえかった。徐々に身体中の自由がきかなくなってゆく。
バーノンはそんな様子に気付いていないのかそのまま話し続ける。
「ねぇ君、本当に分かってないの?」とスングァンの声が少し怒りを孕んだ声色に変わる。
そう言われてからやっと、自分が何かまずい状況に陥っていることに気付いた。
「えっ?え?」
突然、バーノンの手が伸びてきた。反射的に目を閉じる。すると頭の上の方でガシャッという金属音のような音が鳴った。その音の後に冷たい感触がする。
「これなんだと思う?」
そう言うとバーノンが、カチャカチャと音を立てて見せびらかすように鎖のついた手錠を取り出して見せた。

訳がわからず戸惑っている間に、今度は頭上ではなく両手に手錠がかけられてしまった。あまりにも見事な手捌きだったので、頭がついていかずに「えっ?」と言うだけで全く動けないでいると
「なんで僕がこんなことをするのか分からないって顔してるね」バーノンの顔つきが変わった。

その変化に身震いしたスングァンは恐る恐る問いかける「君は……本当のバーノンなの?」バーノンは無邪気に笑ってみせた。それは今まで何度も見てきたバーノンのものとは違う笑顔だったが確かに目の前の男から感じる違和感はバーノン以外に考えられなかった。でも、その表情の裏にある得体の知れない恐怖を感じてしまい、それ以上の質問ができなかった。
「ねえ、今更僕たちから離れていこうとしてるんでしょ?バラエティの世界はそんなに面白い?許さないよ?」と言う言葉を最後にそこで意識が途切れてしまった。朝起きても手首に違和感を感じただけで、そこに手錠などもちろんついていなかった。

2日目 ジュンが戻って来ない。今日一日ずっと探しているものの手がかりすら見つからなかった。
不安ばかりが押し寄せて来るせいなのか、仕事中も全く手がつかなかった。このままじゃいけないと思って無理やり仕事を終わらせた。今は家に帰る途中だ。ふと昨日のことを思い出す。まさかあいつ、ほんとうに……。悪い予感だけが頭を駆け巡る。
しかし、ここで足を止めているわけにはいかない。嫌な考えを振り払うように足を早めた。
家に着くなりすぐに鍵を開ける。
玄関に入ってすぐ、異変に気付いた。寮のドアチェーンが外されているのだ。しかも、鍵まで開いている。不用心にも程がある、ホシのやつか?などと思いながらも靴を脱いでリビングへ向かう。扉を開くとやはり誰もいなかった。
どこに行ったんだろうと考え込んでいると、電話がかかってきた。
相手を確認すると、【ジョンハン】と表示されている。
一瞬迷ったものの応答ボタンをおすことにした。
『もしもし』
『おい、ジュンの居場所が……わかったぞ』
あまりの声色の真剣さに息が止まりそうになるのをどうにか抑え込むことに成功した。一体どうなっているのか理解ができないままに必死で問いかけようとするもうまく口に出せなかった。
『実は……メンバーがいなくなったってプレディス全体で大騒ぎになってな?俺らはもちろん、スタッフにまで心配されて警察呼ばれたらしいぜ』語尾に多少の上擦りを感じた。
俺は思わず顔をしかめてしまうほど動揺していた。それでも何とか冷静さを保ち続けるために深呼吸をした。そしてなんとか平静を取り戻しながら返事をする
『そう……か、俺もなんか力になれることはない?』
すると突然ジョンハンの声が低くなるのが分かった。
何かを決意したような強い意志を感じさせる口調だった。そのことに驚いている間もなく ジョンハン『バーノンのことも………お前がやったんだろ?俺は知ってるから』
何を言っているのか全然分からなかった。
どうしてそういう結論に至ったのだろうかと疑問符だらけのまま固まってしまっていた俺に畳みかけるようにして、ジョンハンは言葉を続ける。
その勢いの強さに圧倒されつつ耳を傾けると、ジョンハンは、スングァンが犯人であることを知っていたこと、そしてそれをメンバーの誰にも言わないことと引き換えに、ジュンの居場所を教えてくれると一方的に話し続けた。
あまりにも唐突すぎて呆然としたまま聞いていることしかできないうちにバーノンが2年前にスングァン自身によって脱退させられていたこと。元セブンティーンとして今はタレント活動をしている情報を全て聞かされた。
全く身に覚えがない話だ。
『ちょっと、なんで……』言いかけたところで言葉を飲み込んでしまった。
こんなことはおかしいと分かっているが今はとりあえずジョンハンの言う通りにしなければと思うしかなかった。

2日間に及ぶ捜査をしても、結局手がかり一つつかめないままだったはずのジュンが、急に見つかった。そんなジョンハンの話を飲むほかないと考えたからだ。まずはジュンを見つけてから、他の話はそれからだ。身に覚えのない罪悪感に苛まれながら冤罪だとどうメンバーに説明しようかスングァンは頭を悩ませていた。

3日目(最終日)
日もまだのぼりきらない早朝からバーノンとジュンを除くメンバー全員が揃ってミーティングを行った。今までのことを思い返せば信じ難い状況ではあったが、この状況に困惑している様子のメンバーたちを見て、これが現実であることを思い知らされるようであった。みんな、どこか落ち着かない雰囲気ではある。
しかし、そんな中一人だけ、落ち着いて状況を把握しようとしているメンバーがいた。スングァンだ。
(ジュンの居場所はもうわかっているようだし、あとはジョンハンを説得するだけだ。)
その瞬間ドアが開いたその先にはジュンが立っていた。
その姿を見ると安堵した。
この場にいた誰もが同じ感情を持ったはずだ。
ただ一人ジョンハンを除いて。ジュンの居場所を取引の材料に、スングァンにバーノンの一件を洗いざらい白状してもらう予定だったからだ。
予想より少々早い登場に喜ぶメンバーを傍目に計画を練り直す。

スングァンなら簡単に騙されて口を割ってくれるだろうと思っていたジョンハンだったが想像以上にスングァンの演技力は凄まじかった。
いや、「素」なのかもしれないが、ジョンハンにとってはそう見えても仕方がなかった。まるで何も知らないかのような態度を見せるスングァン。
「あぁ、やっと見つけた!どこに行ってたんだよ!」と言いつつ近づいてくるメンバーを傍目にジュンは一点スングァンを見つめる。
「ボノニのことだけど、こんな回りくどい方法を取らなくてもいいじゃないか。僕たちの仲だろう。」
そう口籠ると、一気に空気が変わった気がした。笑顔を見せていたメンバーは途端に表情を変えていった。不安げに見回すメンバーたちをよそに、スングァンはさらに演技を続けた
『ボノニのことなんて何も知らない。俺じゃない』
その一言だけでジョンハンは全てを悟った。やはりあの時気付くべきだったのだ。いくらなんでもあんな演技力で騙せるはずはないのだ、 きっと何かを企んでいるに違いない
今にも泣き出しそうな顔を浮かべているものの口だけは止まらないようで、必死に弁解の言葉を発し続けるスングァンはジョンハンに何か訴えかけようと試みるもの、もはやそれは空しく部屋に響いただけだった。
その日の夜。ミーティングを終えた後解散となった後各々宿舎に帰るなりしてそれぞれの時間を過ごしていた。ジョンハンも同じようにシャワーを浴びると部屋に戻りベッドの上で寛いでいた。隣ではジョンハンのスマホが震え続けていたため電話を取ることにした。すると聞こえてきた声はスングァンの声だった。
『こんばんはヒョン』
『スングァン、お疲れ様……』
挨拶をしたその声はどことなく力がなかった。
それもそうだ、ジュンと協力して企てた計画がばれてしまったのだから。しかも、ジョンハンにとって唯一の救いとも言えたはずのスングァンの白状を作ろうと言う状況すら覆され、ジュンの信用まで失ってしまった状態だ。
一体これからどうすれば……とジョンハンは頭を抱えた。
(このままでは俺は一生罪悪感と共に生きていくことになる……なんとかしなければ。)
スングァンは『ヒョンはどうしてあんな嘘をついたの……』と問いかける。
『ごめんね、本当に申し訳ないと思ってます』
これは本心だ。
『そんなに謝ることじゃないけどやっぱり説明はしてほしい』
『ううん。やっぱりどうしてもこうしないとダメだと思ったんだ。』
『だったら本当になんでそうしたか説明してほしい。このままじゃダメだよ。』
スングァンは真剣な口調で話し続ける。会って話そう。
二人はいつもの練習室で会う約束をした。

「来てくれてありがとう」
「まずだけど。どうしてバーノンがジュンを探すように写真を持ってきたか説明してほしいかな。」スングァンは落ち着いて事態を整理しようとする。
「ジュンの件だけど、あれは完全に協力してもらったんだ。」
君が2年前のバーノンの事故をずっと忘れられないから。そしていつか元の13人に戻りたいと強く願っていたからだと穏やかに説明されるスングァン。
今回騙したことは許して欲しいと思うけれど、君には刺激が強すぎたんだ。
それ以来君は自分の中で元セブンティーンのバーノンを創り出した。
今回の一件は医師の勧めで急なショックを与えればもしかしたら。
でも僕はやりたくなかった。今のままでも、それでスングァンが救われるならって。
そう思った。
「それにもうすぐ、真実に気づき初めてしまう頃だったと思う。最近いろんなおかしな夢を見ているんじゃないか?」優しくジョンハンは聞く。
「それじゃああの日俺が見たバーノンも?」
「そうだよ。みんな君の想像の中だけの話さ。」
「俺たちはただ、どうして君が今もバーノンを視え続けているのか心配で。」
このままこの話を聞かなかったことにすることも出来る。これまでの二年間でも何度かこう言う話を君にして来たからね。
どちらを選んでもいいよ、君の好きにして。」ジョンハンの話を聞いて少し考えるスンクァンだったがやがて決心したような表情を見せ、静かに口を開いた

『………………わかった話す あの日のこともボノニのことも 全部』スングァンが覚悟を決めた様子を見て安心するように、微笑みながらゆっくりと言葉を続けるジョンハン。
『ありがとうスングァナ』
それから二人の間ではスングァンの記憶を消さないことが決まった。記憶を失くしてしまった時のスングァンは自分が誰かわからなかったようだし、ジュンやボノニ、スンチョルのことを綺麗に忘れてしまっていたからだ。スングァンの傷跡が完全に消え去ることはないとしてもこれ以上、辛い思いはさせたくない。ジョンハンはこの一か月間、スングァンに何も悟らせないように気を付けていたのだ。
あの夜の出来事についてはメンバーにジョンハンから語られ、その日以来スングァンは少しづつ療養に通うことになった。
翌日からも今までと同じように12人は一緒に過ごしていた。ジョンハンが提案した計画について知るものはほんの一握りで他のメンバーたちは知らないままだった。そんな中唯一知っているであろう、ジュンですら何も言わず普段通りスングァンに接するように振る舞った。その姿を見て他のメンバー達は何も気付かない様子だった。
手紙を書く習慣だけは保ちつつ少しづつ記憶を整理したスングァン。
少しずつ、少しずつ過去の自分に戻ろうとしているみたいだった。
そして時は流れ再び5月26日に差し掛かっている。この日はセブンティーン結成記念日でもありスングァンにとっては大事な一日になる。
そしてその記念のVLIVEでスングァンは大変な発表をすることになる。
(大丈夫だ、きっと)
(うん。だいぶいい具合になったなぁ~、あとちょっと頑張れ!スングァン!!)そう思って見守り続けるジョンハン。
(ん?あ、そうだ今日だったっけ、セブチの結成記念……ま、いっか、後でも。なんか疲れた、とりあえず寝よう…………おやすみ)
おわり

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