涙を流す日

みんなはどのくらいの頻度で涙を流すのだろう

わたしはなぜだろういつだろうか、ほぼ毎日涙を流している。もうそろそろ涙が枯れてしまうのではないかと心配になるくらいに、

その中には美しいものを見た時の感動で流す涙もある。でもそれよりもはるかに多くわたしは、マイナスな事で涙を流す。

わたしはわたしが嫌で、好きになれないから。理想ばっかりが集まって行動に移せない自分が嫌。やる事をこなせない自分が嫌。素直になれない自分が嫌。周りを気にしすぎてしまうのが嫌。嫌な事ばかりが出てきてしょうがない。

この気持ちを受け止めてくれる人もいない。わたしには一番という存在がいない。周りに友達がいないわけではない。でも、一番ではない。きっと私は二番以降の存在であって、一番ではない。こんなに弱ってしまって、本当にごめんなさい。とばかり思う。

というようにこんな事を毎日夜考えて、枕を濡らしている。声を殺して誰にも聞こえないように一人で泣いている。時には通学時の電車、バスの中。帰宅途中の自転車でも、泣いている。

本当は誰かに聞いてほしい。苦しくてたまらない。でも、伝えたら、嫌われてしまうのかもという考えがよぎって中々うまくはいかない。一度母と地元の友達に伝えた事がある。軽くね、軽く。自分はもしかしたら、hspなどという類いなのかもしれないと言った。母は言った。｢それはもっと大変な人のことでしょ｣と。友達は｢違うよ！絶対違う！｣と。言わなければよかった。やっぱり心の中に留めておくべきであった。

それからわたしは一人で抱えこんだまま、涙を流している。