浦和レッズレディースマッチデーレポート 〜第6節/INAC神戸レオネッサ戦〜

こんにちは、水橋妹紅です。

しばらく精神面の問題と諸事情で更新をお休みしていましたが、ぼちぼち再開していこうと思います!

第6節は、耐えながらワンチャンスをものにして勝利しました!👏
試合の状況が苦しい時は、経験豊富なベテランの力で流れを変えることができるんだなぁと改めて実感させられた第6節を振り返っていきたいと思います。

それではいってみましょう!

〜試合総括〜

ではまず簡単な結果まとめから。

8月23日 なでしこリーグ第6節

会場:ノエビアスタジアム神戸 16:01キックオフ

入場者数:1,103人

INAC神戸レオネッサ 0-1 浦和レッズレディース

得点者:64分 安藤梢(浦和)

田中美南選手や岩渕真奈選手、直前に加入してきた川澄奈穂美選手など強力な選手たちを擁するINAC相手に、見事クリーンシートを達成しました!

昨シーズン、INAC相手のリーグ戦は全敗。リーグ戦だけでみれば最後に勝利したのは2014年のことになるそうです。カップ戦や皇后杯ではその間何度か勝利していますが、リーグ戦で勝利することは今節までありませんでした。

難敵に対しての久しぶりの勝利がクリーンシートとは気持ちいいですね!

〜選手評価〜

なかなか文章化するのは難しいですが今回もやっていきます!

1 GK 池田 咲紀子

ビッグセーブで窮地を救うなど、池田選手に救われたシーンはいくつもありました。ひとつ特徴であるビルドアップへの参加も多く見られましたし、森サッカーにおいてはやはり欠かせない存在になっていると思います。

11 DF 清家 貴子

この試合でもやはり、高い位置をとり隙を見ては前へ飛び出すという清家選手らしいプレーを何度か見ることができました。清家選手というとやはり攻撃面が目立ちがちですが、この試合では守備面での貢献の方が個人的な印象としては残りました。ひとつ良かった点を挙げるなら40分くらいの鮫島彩選手への素早い対応が一番素晴らしかったと思います。

2 DF 長船 加奈

さながらトップチームの槙野選手やデン選手のような南選手との連携はやはり信頼度が高いですね。高さを活かしたセットプレーでの攻撃参加も非常に良かったと思います。ひとつ、52分に岩渕真奈選手のシュートを防いだシーンは素晴らしいの一言に尽きると思います。流石ですね。

3 DF 南 萌華

対人戦の強さはこの試合でも発揮されていましたし、攻撃面でも得意としているであろうサイドチェンジのパスも見せてくれました。26分の清家選手を狙ったロングパスは通りはしませんでしたが、狙いは良かったと思います。
INACTVの解説の方がおっしゃっていましたが、なかなかああいうボールを蹴れる選手は女子だと少ないようなので、ひとつレッズレディースの武器になっていくと思います。

4 DF 佐々木 繭 (ハーフタイムOUT)

ボールを触る時間は少なかったですが、それでもサイドバックとしてのプレーは無難にこなしていました。36分の接触の影響が多少あったかもしれませんが、残念ながらハーフタイムで交代となってしまいました。

6 MF 栗島 朱里

縦横無尽に走り回り、空いているスペース埋めに奔走していました。特に清家選手は高めのポジションをとることが多いため、そこのスペースを埋めているシーンはかなりの回数あったと思います。70分の交代は前半に一度激しい接触があったのが影響しているかもしれません。大きなけがに繋がらないといいんですが....。

18 MF 柴田 華絵

前半の終わりの方はかなりボールに触る回数も多く、それに呼応するかのようにチームとしてのリズムもできていたように感じました。
お互いひとつ飛ばして来ることが多かったので、あまりボールを触る時間は少なかったように見えましたが、持ち前の運動量を活かして中盤で精力的に動き回っていたと思います。

16 MF 水谷 有希

前半は中央に外にと自由自在に動き、献身的なプレーを見せていました。まさに「ポジションはあってないようなもの」ですね。後半は高橋選手が入ってきたこともあってか一列下がってプレーしたかと思えば、70分に栗島選手がベンチに下がってからはボランチとしてプレーしていました。臨機応変にポジションを変えてもしっかりやれることは水谷選手の強みですね。

8 MF 猶本 光 (59分OUT)

第3節のホーム開幕戦以来の出場となりました。ここ2試合の欠場はどうやらコンディション不良だったようで、けがでなくて良かったです。開幕戦で見せていた、強さを活かしてタメを作って味方が上がる時間を作るなど良さも随所に見られました。早い時間での交代とはなりましたが、非常に良いプレーをしていたと思います。

19 MF 塩越 柚歩

41分のワンタッチパスを受けて、ドリブル突破を図ってからのシュートがひとつこの試合での塩越選手のハイライトだと思います。8分にも惜しいシュートがありましたし、好調はキープできていると思います。ですが、まだまだやれるとも思いますね。

9 FW 菅澤 優衣香

この日は残念ながら得点はならず。これで3試合得点がありませんが、それでも強靭なフィジカルを活かしたプレーや相手を背負いながらシュートまで持ち込むなどらしいプレーを随所に見せていて、得点の気配は感じました。エースが再び大爆発する日も近いかもしれません。

7 DF 高橋 はな (ハーフタイムIN)

64分の安藤選手へのアシストがこの試合での高橋選手のハイライトかと思いますが、後半開始早々にスペースを見つけて迷わず打っていったのも良かったと思います。サイドハーフ的に立ち回り、積極的に上がっていく姿勢は良かったと思います。

10 FW 安藤 梢 (59分IN)

この日の決勝ゴールは安藤選手の一撃。あのコースしかない!というところに蹴り込みました。難しいところでも落ち着いて決めることができるのは流石経験豊富な選手といったところでしょうか。技術は錆びつかないというのを見たような気がします。苦しい時に流れを変えられる選手というのはやはり大切ですね。

17 MF 遠藤 優 (70分IN)

栗島選手に代わり出場となりました。76分に惜しいシーンがあったのと、動き出しが良かったと思います。
ただ攻め込まれる時間が長かったので、あまりボールに触る時間もなく終わってしまったかなという気がします。

〜個人的MVP〜

次回からMVP投票は再開の予定です!
今回は個人的MVPのみの発表となります。

ではINAC神戸レオネッサ戦の個人的MVPは.....

池田咲紀子選手です!

安藤選手とすごく迷いましたが、ビッグセーブ連発で何度もピンチを凌ぎ、勝利を手繰り寄せる大きな要因になったと思います。

〜次の試合に向けて〜

次節は、浦和駒場スタジアムで行われるアルビレックス新潟レディース戦です。

セレッソレディース戦の悪い流れを完全に断ち切り連勝してホームに帰って来ることができました。今年のレッズレディースはやはり一味違いますね。

前回対戦では、序盤ふわっと入ってしまい2失点してしまいましたが逆転で勝利を収めることができました。

やはりまだ入りの10分くらいは課題だと思いますので、そこがどのように改善されるかに注目して見てみようと思います。

〜最後に〜

ここまでご覧いただき、ありがとうございました!いかがでしたでしょうか。
もしなにか情報に間違いがありましたら、コメント欄か筆者のTwitterまでお知らせください。修正します。

それではまた次回〜

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