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青学駅伝を推していこう!!箱根駅伝の青学を楽しむためのnote

皆さんこんにちは、水橋妹紅です。

今回は予告通りの青学回になります。
タイトルがどストレートですがお許しを。
箱根駅伝は皆さん見られると思いますのでがっつり書いていこうかなと思います。

青学はそんな知らないけど駅伝では青学応援してるよーという方にも箱根駅伝関連回は読んで欲しいなぁ....という感じなので今回はなるべくわかりやすくここまでの青学を振り返って、区間配置予想をしたいと思います。

お察しの通りですが長くなるのでゆっくり落ち着いて読まれることをおすすめします。

ここでは出雲駅伝を出雲、全日本大学駅伝を全日本と略させていただきます。ご了承ください。

~今季の青学のここまで~

3月に最強世代と言っても過言ではない森田歩希さん(現GMOアスリーツ)や小野田勇次さん(現トヨタ紡織)らの代が卒業して、大幅に戦力がダウンしたというのは紛れもない事実です。実際トラックシーズンは計算できる選手が少なく、かなり苦戦を強いられました。

もうひとつ、エース格の吉田圭太選手と出雲駅伝で区間新記録を出した神林勇太選手(いずれも3年)の2人が学部のプログラムで2月から半年弱留学に行っていたというのもトラックシーズンの不調に影響していたかもしれません。一時的とはいえ好タイムが狙える選手が2人も抜けてしまうのは痛手でした。

そんな訳で夏までは今年大丈夫か??と思うような状況が続きましたが駅伝シーズンになると見違えるのはさすが青学です。出雲こそ5位でしたが全日本では最終区間で失速しつつも2位と、春先の不調が嘘のように良い結果を残しました。

ただ昨年度は箱根は2位でも出雲、全日本ともに優勝していますので物足りない感じがあるのも事実ではあります。

~青学はやっぱり強かった~

そして面白くなってきたのが全日本が終わった直後からです。
直後の世田谷ハーフマラソンでは飯田貴之選手(2年)の優勝、その2週間後の学連10000m記録競技会では青学勢の上位ラッシュに28分台連発、別な記録会ではエントリー外の1年生選手の自己ベスト更新連発と結果が出てきました。

と、なんだかんだありましたが今年も優勝候補の一角にいると言えるのではないでしょうか。

~箱根駅伝での課題~

学連競技会10000mで28分台の選手が多く出たのは収穫で、平地区間はほぼ困らなくなったどころか嬉しい悲鳴が聞こえてくるレベルにここに来てなりました。
では課題は何かというと、5区と6区。いわゆる山上りと山下りの区間です。


5区は前回竹石尚人選手(当時3年)が務めましたが、結果として6位までチームの順位を下げてしまうということになりました。
竹石選手は今回左足を痛めてしまい、箱根はエントリーメンバー外ということになりました。ですので代役を用意しなければなりません。

6区は小野田さんが4年連続で務めていました。しかも最後の出場となった前回は6区の区間新記録となる57分57秒を記録。この穴を埋めるのは難しいので、来年以降も課題として残るかもしれません。彼のようなランナーはこの先しばらく出てこないと思いますし、この記録を超えるのはカーボンシューズ全盛期の今でも難しいと思います。

~どんな区間配置になるのか~

これまでの原監督の区間配置を思い返すと、往路と復路にバランスよくゲームチェンジャーを配置してどこからでも流れを変えられる配置をしています。

例えば前回なら、往路には森田さん(3区)、復路には小野田さん(6区)、林奎介さん(7区)とバランスよくゲームチェンジャーを配置しています。

~箱根駅伝エントリーメンバー~

区間配置予想をする前に今回のエントリーメンバーを書いておきます。出身高校も書いておきましたので参考までに。

以下敬称略

4年生
鈴木塁人(すずき たかと,流経大柏高,主将)
中村友哉(なかむら ともや,大阪桐蔭高)
谷野航平(やの こうへい,日野台高)
吉田祐也(よしだ ゆうや,東農大三高)

3年生
市川唯人(いちかわ ゆいと,伊賀白鳳高)
岩見秀哉(いわみ しゅうや,須磨学園高)
神林勇太(かんばやし ゆうた,九州学院高)
新号健志(しんごう たけし,秋田中央高)
吉田圭太(よしだ けいた,世羅高)

2年生
飯田貴之(いいだ たかゆき,八千代松陰高)
早田祥也(はやだ しょうや,埼玉栄高)
湯原慶吾(ゆはら けいご,水戸工業高)

1年生
岸本大紀(きしもと ひろのり,三条高)
近藤幸太郎(こんどう こうたろう,豊川工業高)
中倉啓敦(なかくら ひろのぶ,愛知高)
宮坂大器(みやさか たいき,埼玉栄高)

~区間配置予想~

では予想オーダーを。

往路

1区 湯原慶吾
2区 岸本大紀
3区 吉田圭太
4区 吉田祐也
5区 飯田貴之

復路

6区 谷野航平
7区 中村友哉
8区 神林勇太
9区 岩見秀哉
10区 鈴木塁人

こんなオーダーにしてみました。
次で選出意図を説明します。流石にすべて当たる気はしていませんので、参考程度にしておいていただければ。

~選出意図・往路編~

ではどうしてこういったオーダーにしたか説明をば。長くなりますので往路復路で分けさせていただきます。

まず1区は出雲、全日本双方でスターターを務めた湯原選手。このことからそれ以外の起用は考えにくいですし、あまり他の区間で走るイメージも湧かないというのもあります。
一部ではハイペースなレース展開になった時の対応を疑問視する声もありますが、大外ししている訳では無い(どちらも区間7位だがそこまで先頭との差はない)のでスターターを任せてよいと思います。

2区は出雲、全日本共に好走した岸本選手です。彼は1年生ですが、それを感じさせないくらいの安定感があるように思います。映像を見ていただければきっとわかると思います
2区はいわゆるエース区間ですが、原監督の配置傾向として自分の走りを安定してやれる選手を置いていますので、吉田圭太選手でもよいと思いますが1年生ながら安定している岸本選手になると思います。もちろん、吉田圭太選手でも問題ないとは思います。

3区は吉田圭太選手。現状のエースを3区に置くのは少しもったいないような気もしますが、もし1,2区で出遅れてもある程度ここでリカバリーできるだろうと思いますし、森田さんの前例もありますのでこのような予想になりました。
先程述べたとおり岸本選手がこの区間を走り、吉田圭太選手を2区に回すということも十分ありえますので分からないというのが正直なところです。

4区には吉田祐也選手。安定感もあって外さない、信頼のおける選手です。前回は岩見秀哉選手でしたが失速の一因になってしまいましたので、安定感を求めて彼にしました。宣言通り岩見選手にすることも考えられますが、配置ミスを監督も認めていますので岩見選手が走るというのは今回は考えにくいのではないかと思います。ですが吉田祐也選手は5区候補でもありますので5区を走ることがあるなら飯田選手や岩見選手もありだと思います。

5区は飯田貴之選手にしました。飯田選手は上りでもしっかり動ける選手なので、様々な憶測がありますが飯田選手にしました。この区間希望もあるようですし、原監督もアップダウンの強さを認めていますし、経験を積ませたいということも考えて彼を5区と予想させていただきます。全日本でアンカーを務めた1週間後に世田谷ハーフを全力疾走して優勝したスタミナ面、身体の強さも評価に値すると思います。山の神になるのは厳しいと思いますがそこまではいかずともしっかりまとめてくれることでしょう。

~選出意図・復路編~

続いて復路です。

6区は4年生の谷野航平選手。下りに強い選手ですし、小野田さんのようにスピードもあるのでいい感じに下ってくれるのではないかと思います。ただこの区間には実力者の今西駿介選手(東洋大)も走ると思いますので、区間賞は難しいと思いますがぜひ谷野選手には狙って欲しいと思っています。1500mのタイムだけでいえば東海のキャプテン、館澤選手と比べても遜色ないですし、いい感じになるような気がしています。

7区は中村友哉選手です。今季1番成長したのは彼といっても過言ではないと思います。先に余談ですが彼のお兄さんは青学OBの中村祐紀さん(現住友電工)です。覚えておいて損はないかもしれません(笑)
では話を本題に戻しまして、中村友哉選手は出雲では不調に終わってしまいましたが全日本では流れを変える良い走りをしました。7区での逆転のひとつの要因になったと思います。6区で多少ミスがあったとしても中村友哉選手なら林さんのようなレースをしてくれると思います。

8区は神林勇太選手です。彼は1年次に出雲に出走していることからわかるように期待されていたランナーでしたが2年次はエントリーに入っても走ることはなく、雌伏の時を過ごしてきました。そんな彼ですが、出雲では区間新記録を記録。夏の怪我の影響か全日本では低調でしたが、練習を積み重ねてしっかり調整してくれると信じここは8区を任せてみたいと思います。もちろん彼は本調子なら往路を任せてもいいくらいの選手ですので、調子が合えば往路での起用、または7区での起用も考えられるでしょう。

9区は岩見秀哉選手です。前回は4区で東洋大の相澤晃選手に抜かれ更には低体温症になるなどアクシデントで順位を下げてしまいましたが、本来なら彼も往路を任せられると思います。裏エース区間とも呼ばれる9区で、どれだけの走りを見せてくれるか期待です。不安要素があるなら今季の場数の少なさくらいでしょうか。不安視されているメンタル面の心配はそこまでしなくてもいいかもしれません。

10区はキャプテン、鈴木塁人選手です。エース級の選手ですし彼が好調なら1区や2区を任せるべきだと思いますが今季の走りを見ていると主要区間を任せるには不安があります。ということで、9区までに良い流れを作り最後はキャプテンに任せて笑顔で締めようと考えました。今年はキャプテンとしてもチームとしても苦しみましたし、ぜひ笑顔で終わって欲しいなと思います。

~最後に~

いかがでしたでしょうか。区間予想がだいぶ長文になってしまいましたが参考程度に読んでいただけたら幸いです。

この記事が面白ければいいね等していただけたらありがたいです。次回が少し早くなるかもしれません。

それではまた次のnoteでお会いしましょう!

See you next time!

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